どうも、すこっちです。(^^)
これを今観ないで、いつ観るのよ。↓
そう、東映創立70周年記念作、「レジェンド&バタフライ」。
木村拓哉さんが信長役を演じて、”キムタク信長”を見たさに46万人が岐阜に集結したというアレですよ。その映画がとうとう封切りになりましたね。
ここで、すこっち映画心の一句
「話題作 そのうち そのうち ジ・エンド」
そうなのです。「例の話題作封切りになったねぇ~、まあ、そのうち観に行くか!」と思っているうちに、どんどん時間帯が限られてきて、「あちゃー、こんな中途半端な時間じゃ観れないよね」なんて言っているうちに、結局見ないまま終わるのが、映画あるある。
そうなる前に、手を打った次第です。
まず、第一感想ですが、いやー良かった。
最近、時代劇ものって少ないんです。大河ドラマやBSでやっているのを除けば、ほぼほぼ絶滅危惧種と言ってもいいかもしんない。
誰もが時代劇に飢えている(アラフィフ男子は)そして、織田信長というまあ歴史におけるカリスマ的な存在をあの木村拓哉さんが演じ、濃姫役を綾瀬はるかさんが演じるというんだから、スベるわけがないと思っていたら、案の定秀逸の作品でした。
良かった点その1「二人の存在感がハンパない」
まあ、題材が信長ヒストリーですから、外さない鉄板モノではあるんですが、その主演がキムタクとアヤハル(こう呼んでるか?)の2トップですから、もうどんどんゴール量産です。
なにより、キムタク信長に全然負けていないアヤハル濃姫。これがたぶん、失礼かもしんないけど、別な女優さんだったら、キムタク信長の個性に寄り切られて、濃姫役が薄まってしまっていたかもしれない。そういう意味では、全然薄まらなかったアヤハル濃姫にはあっぱれ!です。
良かった点その2「歴史を知っているとさらに楽しさ倍増!」
仙台城ガイドを始めて8年が経ちます。なので、歴史好きのレジェンドさんには遠く及びませんが、それ相応の知識は蓄積してきましたので、そのストックがこの映画の面白さを引き立たせてくれていましたね。映画ってどうしても時間が限られているので、歴史的出来事を端折って伝えなければならない。映画の中でも、浅井長政の裏切りがあった「金ケ崎の戦い」とか、延暦寺の焼き討ちとか、どくろに金箔に塗って盃にするシーンとか、知っている人には「あーあれね」と腑に落ちますが、じぇんじぇん歴史積立のないウチのカミさんみたいな人にはちょっと「???」だったかもしれないですね。
良かった点3「コミカルさを散りばめるって三谷イズム?」
まあ、これはアタシの勝手な見立てなんですが、ところどころに「フッ」と笑えるエッセンスが散りばめられているのね。この映画長丁場ですから、観ている方もこういう瞬間があると、少しだけ気が休まるというか、気が紛れるというか、そういうとこって大事だなと感じました。
これって、ひょっとして「三谷イズム」なのかと勝手に解釈しているアタシ。
とまあ、一通り感想を述べてみましたが、まだご覧になっていないという方は是非とも映画館に足を運んで、ご覧になってみてはいかがでしょうか?
ご自分の歴史積立が足りないと思われる方は、こちらの予習動画がオススメですよー。(^_^)