どうも、すこっちです(^o^)
ラジオ好きのアタシ。
好きな番組の一つに東京FM の「土曜日のエウレカ」がある。麒麟の川島明さんがMCを務めておりまして、毎回ゲストをお迎えしてレアな話が聞けるという優れものの番組。
先週12日はビビる大木さんがゲストとして登場しておりまして、大変興味深い話のオンパレードだったので、よかったらみなさんも聴いてみてください。
でね、その番組の中で大木さんが語っていた一言に思わず拍手をしてしまいました。8888
大木さんの中でお笑いの理想像は、「すごい面白かった!けど内容はあまり覚えてないけど」なんだって。「すごい楽しかったよ、話はほとんど忘れちゃったけど。」みたいなね。
これって、ある意味すごい意味深な発言だと思いました。
なぜなら、アタシは仙台城のガイドボランティアを2015年から始めて今年で7年目になるんですが、今までうすらぼんやりと思い描いてた「理想のガイド像」がまさにそれなのではないかと。
それをズバリ、言い当ててくれたような気がしたからなのです。
みなさんもこんな経験ってありませんか?
・誰かの講演会に行ったとき、話の内容はほとんど覚えていないんだけど、なんか楽しかった。
・飲み会で初めて話をしたAさんと話がはずんだ。話がすごい面白かったし、楽しかった。なんの話をしたのかは忘れちゃったけどね。
・10年前に観た○○という映画、すごい面白かったんですよ。あまり内容は覚えてないけど。
これって、「楽しい」、「面白い」という実体験は、自分の中にしっかりと落とし込まれた、メモリー(記憶)された、脳科学的に言うと電気信号がちゃんと脳に伝わったということ。心が感じたもの、魂が揺り動かされた経験というのは、そう簡単には消えない、消せないものだということなんですかね。
話の内容はもちろん重要なんだろうけど、その人の話し方だったり、身振り手振りだったり、伝えようとする情熱だったり、相手を楽しませようという真心が相手に伝わることが一番大事な肝なのではないでしょうか。
だって、人の心は素直で嘘がつけないんだから。
言葉ではうまく説明が出来ないんですが、心が喜ぶ「ワクドキ体験」は永久に不滅!のものだったりして。
ひょっとして目指すはこういうところ?
「伊達政宗の居城の仙台城址に行ってボランティアガイドさんにガイドをしてもらったら、すごいためになったし、めっちゃ面白かった。あれから1年が経って、ガイドさんの名前もどんな話をしてくれたのかも忘れちゃったけど、楽しかったということだけは心に残ってる。」
名も無きガイドさんが、面白い話をしてくれた。楽しい時間を過ごさせてくれた。
たまたまそれがすこっちさんだったという、ただそれだけのこと。
そういうガイドにワタシハナリタイ。