主のいない台座を見て、あなたは何を思う? | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(*^^*)

 

まずは、こちらをご覧頂きたい↓

 

7/6のブログにも書きましたが、政宗様の騎馬像が修理のため、東京出張!

 

結果、今は台座だけとなってこの有様。

 

さて、あなただったらこの光景を見て、何を思いますか? どんなことを想像しますか?

 

う~ん、ここであなたの感性が試されますね。(^o^)

 

まずは、初級編(心配編)

 

「あらまぁ、寂しいこと。これで観光客が来てくれるのかなぁ。」

 

「もともとインスタ映えするのって騎馬像ぐらいだったのに、、、。」

 

「来年の春までどうやって凌いだらいいものか、、、。

 

「コロナ禍で感染者も増えつつあるんで、骨休めモード?」

 

まあ、心配のタネは尽きないわね。果たしてアタシがもし、仙台城を初めて訪れる人だとして、足を運ぶのかと問われると、正直微妙かも。その時間を別なとこに振り分けてるかもしれん。

 

次、中級編(ピンチをチャンスに変える編)

 

「いやね、政宗様の騎馬像が無いからあえてこの話を披露しますけど」と前置きした上で、

 

「向かって左側のレリーフは政宗様11歳(小学5年生)元服の時のお姿なのですよ。」

 

「向かって右側は政宗様60歳で朝廷から従三位権中納言の位を賜った時のお姿ですよ。」

 

 

「正面の伊達政宗卿の文字を書いた人、知ってます?第30代内閣総理大臣だった人だよ。」

 

 

「この台座の前の狛犬ってオスとメスなので、カップルで写真に収まるとラブラブらしいよ。」

 

まあ、いかに台座に施されたレリーフなんかをネタに語れるかということですかね。

 

さて、お待ちかね上級編(イッポングランプリの写真で一言っぽく)

 

※伊達政宗の騎馬像がない!台座だけだ!さて、これを見て、なんて言う?

 

・「ただいま、岩出山からセメントの立像をカムバック移動中です!」

 

・「これだと寂しいよね、世界に名前が知れ渡った支倉常長様の像を持ってくるから」

 

・「分かった、分かった初代騎馬像(上半身だけ)を持ってくるから」キモっ!

 

・「すぐそこにある、土井晩翠先生の銅像なんかどうでしょう?」

 

・「これって超プレミアよ!台座だけの写真を撮って、あとで好きなように台座の上に写真を乗っけたら、自分だけのオリジナル騎馬像風写真の出来上がり!」

 

・「二人で肩車をして、あの三つ引両にタッチしてみるべし!(転倒に注意)」

 

・「入居者募集中」

 

・「ただ今留守にしております。ピーッという発信音の後にお名前とメッセージをお願いします。」

 

・「東風吹かば匂ひおこせよ梅の花あるじなしとて春な忘れそ」

↑これは菅原道真公の有名な和歌なんですが、道真公の場合「春になって東風が吹いたならば、香りだけでも私のもとへ届けておくれ、梅の花よ。主人がいないから(自分が太宰府に左遷されたから)といって、春を忘れてはいけないよ」という意味ですが、

 

今回の騎馬像の場合は、「梅の花が咲く頃(宮城県だと3月中旬~下旬)に主人が戻ってくるので、それまで忘れないで、春が来るのを楽しみにして待っていてね。」といったところかな。