タッキー版「義経」の第35話「決戦・壇ノ浦」を観終わりました。 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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どうも、すこっちです。(^^ゞ

 

この土日に現在鑑賞中のDVD大河ドラマ「義経」のdisk8と9の2枚を怒濤のように観終わった。

 

いやぁ~、観ていてつくづく思うのですが、良く出来たいい作品なんですよ。

 

タッキーこと滝沢秀明さんの義経役がですね、謙虚で控えめで、それでいて情に厚くて、熱い。

そして、そして脇を固める武蔵坊弁慶役の松平健に伊勢三郎役の南原清隆さんがまたイイ味をだしていて、実に良い雰囲気を醸し出している。

 

でね、今日その35話「決戦・壇ノ浦」を観終わったんです。

 

壇ノ浦の合戦と言えば、源平合戦のまさにクライマックス!

 

海の上での合戦とう状況をまあ、どーやって撮影をしたんでしょうか?

 

歴史にお詳しい方ならご存じだとは思うのですが、平家の女性陣オールスターズが源氏軍に追い詰められて、船から次々に海に飛び込むシーンが再現されてるんです。

 

これねー泣けるわぁ~。確かにね、平家オールスターズは一時期悪者だったよ。平氏にあらずんば人にあらず的なマウント発言で、天下を思うがままに動かして天狗になって、結果鞍馬寺出身の義経にやられるっていう展開ね。

 

だけど、入水という人が目の前で船から海に飛び込むシーンって、ドラマとはいえそうそうお目に掛かれるものではない。あんな十二単のような服を着ていたら、おそらく水を吸ってしまって、もがいてももがいても、浮かび上がれなかったことだろうに。

 

今までの栄華からの転落、「盛者必衰の理を表わす」を絵に描いたような浮き沈み。

栄枯盛衰を観続けてきたアタシにとっては、全てが思い出されてウルッと来た。

 

確かに最後はバッドエンドに終わった平家一門だけど、天皇や公家に牛耳られていた政を単なるボディガード役だった武士がGETし、もののふの世へのシフトチェンジを成し遂げられたのは間違いなく平清盛の功績である。

 

全話観るのはさすがに無理という方も、是非ともこの35話だけでも観てみて頂きたい。

 

生きているうちに、壇ノ浦古戦場には絶対に行きたいなぁと思った、今日の日でありました。