恐怖の大王が再び宮城に降臨! | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(>_<)

 

ご存じの方が多いとは思いますが、アタシは宮城県民。

 

ということは、昨日3月16日の午後11時36分の震度6強の地震のどストライク渦中の人である。

 

いやぁ~さすがにあの揺れはヤバいと思ったわ。(-_-;)

 

最初の揺れの時、アタシはお風呂に入り終えて、柔軟体操&スクワット50回(黒柳さんには負けていられないのです)をやり終えて、ベッドでお休みモードに入るとこだった。

 

グラグラッと来て、徐々に揺れが大きくなり、そこそこ長い時間。

 

宮城県在住の方というのは、地震への耐性が付いてしまっているのかして、なんとなく地鳴りみたいなものを感じて地震が来るのが分かるんです。そして、このぐらいだったらちょっとしたら揺れが治まるだろうとか、これは大きくなるんじゃないかとか、感覚的に「地震の目利き」が身に付いている。

 

なので、最初の揺れはまだまだ様子見レベルかなと思っていました。

 

ところが、間髪入れずに来た2発目!

 

アタシは1階に降りて行って、テレビのスイッチを入れて地震情報を見ていたら、そこでグラグラッとやって来ました。これが、宮城の県民アンテナからすると、かなりヤバいなと感じさせる揺れでした。徐々に徐々に揺れが大きくなり、そしてかなり長目。思えば11年前の東日本大震災の時も、揺れが治まるまでひじょうに長く感じた。それと同じような嫌らしい長さを感じた地震でした。

 

アタシもカミさんも冷静に揺れの具合を伺っていました。下手に騒いだり、慌てたりしてもなんにもいいことはない。(>_<)まずは、風に身を任せる柳のように揺れを観察。しかし、一向に揺れは止むこと無く、右肩上がりに揺れは大きくなっていく。そしたら、いつもアタシがブログをアップしているデスクトップパソコンが綺麗にデスクから前のめりにひっくり返った。あちゃあ~、マジですか?いまさらだけど、抑えて置けばよかったかなぁ。まあ、身の心配の方が大事。しばらくして揺れは収まりましたが、テレビではあと30分ほどで仙台港に津波が到達するという注意報が発令!

 

これは、とにかく避難するしか無い!

 

この際、逃げるのは恥じでも何でもない。(>_<)

 

身の回りのものだけバッグに詰めて、車で塩釜のカミさんの実家まで一直線に突っ走る。

 

途中、同じような避難行動をしている車があちらにも、こちらにも。

 

さすがこの周辺のひとたちは、同じ轍を踏みたくはないんでしょうね。逃げるとなったら、行動が素早い。

 

かくして、道はそれほど混んでいるという分けでも無く、無事にカミさんの実家に到着。そのまま一晩お泊まりをさせて頂いて、就寝。(と言っても、避難指示通報がうるさくて寝てられなーい)

 

どんだけ寝たのか分からないまま朝を迎え、自宅に戻る。その足でアタシは職場に出勤っていうね。

 

ア~眠い、とにかく眠いわ。強力なラリホーがまとわりついてくるようだ。(>_<)

 

とは言え、地震で寝不足なので休みますとも言えないので、行きますよ会社にはもちろん。

 

途中、朝食を買いに寄ったセブンイレブンでは、おにぎりとパンの姿が忽然と消えていた。

やはり、手軽に食せるおにぎりやパンはこういうとき、ダントツの売れ筋商品なんでしょな。

 

朝からみんな口をそろえて地震談義にはなるものの、まあ宮城県民にはある程度慣れっこな部分もあり、節度を持った会話で治まり、通常業務へ、、、。

 

帰宅後、気になっていたパソコンのスイッチをオンにしたら、無傷で動いてくれてホッとした。(なので、このブログを書いている次第です)

 

被害状況を紐解いてみれば、新幹線は脱線するし、在来線は運休だし、お亡くなりになった方もいて、思った以上に被害の大きさにため息しか出て来ない。

 

中でもアタシを落胆させてくれたのが、伊達政宗騎馬像と仙台城石垣への大ダメージ。

 

 

 

正直、この5月から2年間のうっぷんを晴らすべく、仙台城ガイドボランティア会が本格的に活動を再開して、巻き返しを図ろうとしていた矢先のクロスカウンターパンチ!

 

さてさて、コロナ禍だけでもたくさんなのに、来るねぇ~ビッグウェーブが、、、。(-_-;)

 

ここは一つ、ピンチをチャンスに変えるのが大得意だった、政宗様に学ぶしかないですな。

 

宮城県民のみなさん 今こそ心を一つにして、立ち上がりましょう!

 

今こそ、北京冬季オリンピックでの羽生結弦選手の熱いチャレンジ精神を思い出して!

 

跳べると思えば、跳べるんです!っていうか、もう跳ぶしかない!明日に向かって。

 

宮城県民の新たな冒険の書は始まったばかり、他の都道府県のみなさんも応援よろしくです! !(^^)!