「講師のお務め」独り打ち上げのナイスな夜! | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^_^)/

 

3/12(土)アタシの講師デビュー戦。

 

新人ガイドさん向けのわずか2時間の講義の講師。されど、そのために6度もカラオケボックスに通い(唄いたい欲求もあったけど)リハーサルを重ねた。

 

受講者の方々にどう伝わったのか?どう受け止めて頂いたのか?知る術はないのですが、あれやこれやと質疑応答もあって、少なくとも2時間という時間をウンザリモードで聴いていたようには感じ無かった。

自分的にも、6回の稽古があったからなんでしょう。自信を持ってやれた気がしたし、アタシの熱い思いを伝え切れたような満足感は胸に残った。

 

あれから、夕方に会の一部のメンバーとちょっとしたプチ打ち上げ的な飲み会があった。

思えば、事前に2回の講義を目の当たりにして、自分なりに良い点と悪い点を分析することが出来たのは、プロ野球の監督に例えるならば「采配がズバリ的中!」といったところだろうか。

 

そのプチ打ち上げも早くに終わり、久々に仙台の一番町で迎えるちょっと早めの夕刻。

 

アタシの頭には、前々から気掛かりになっていることがあった。

 

すこっちのマイフェイバリットBarの2つのうちの一つである、あのお店。

 

仙台市内で時間があれば、間違いなく立ち寄っていたあのお店。日曜日は15時からノーチャージだと聞いて、わざわざ用事を作って行ったこともあった。自分と気心が知れた人だけをお連れするすこっちのVIP御用達のお店として、午前様まで語り明かしたこともあったなぁ。なにより、一人で立ち寄ってもお店の人とイイ感じの雰囲気で会話が出来るのところがイイね!なのである。

 

そんなアタシの定宿だったBarに足を運ばなくなって、早2年。

 

果たしてあのお店は閉めることも無く、営業しているんだろうか?

 

それを確かめるのは、今日このタイミングしか無い!

 

アタシの足はそれから迷うこと無く、そのお店に向かっていた。

 

道路からふとお店のある建物の2階を見ると、なんと灯りが付いているではないですか!

 

おぉ~、やっぱり生き残っていましたか!! カンゲキ!(T-T)うるうるものでした。

 

お店の扉を開けると、カウンタの席ごとにアクリル板の仕切りがあること以外は昔となーんも変わってなかった。そして、本当なのかどうかは分からないが、アタシのことを覚えていてくれたみたいです。

 

感動のすこっちが記念すべき1盃目に注文をしたのは、「ボウモア12年」。

 

この2年の封印を解くには「アイラの女王」しかないでしょう!

 

うーん、美味しい!なんか2年分が凝縮されている感じがしたよ。いいなぁ~Barで飲むボウモアは。

 

ここでしばし、お店のマスターにコロナ禍の間の苦労話をお聞きした。

 

なんでも、現在の従業員は二人だけ。マスターともう一人。以前は確かもっといたはずなんだけど、断腸の思いでお別れをしたんだとか、、、。(>_<)コロナって憎い。

それから、マンボウで夜の7時がラストオーダーって時もあったんだけど、常連さんはさすがだね。ちゃんと足を運んでくれて、7時前に何盃かオーダーして、8時閉店までお店でくつろいだりってこともあったんだって。泣けるねぇ~。

 

現在では営業時間も通常モードにはなったんですが、以前あったテーブルチャージは撤廃!

なんとメニューにあるお飲み物のお代だけという大変ありがたーいシステムになったようです。

 

それから、すこっちが注文をしたのは以下の通り。

 

2杯目 もちろんマイフェイバリットのザ・グレンリベット12年

3杯目 近くに瓶が置いてあったグレーンモーレンジイ

4杯目 正直、飲んだことが無かった3回蒸留オーヘントッシャン

 

ここにナッツのおつまみを加えて、マスターとのウィスキー談義に花が咲きっぱなしでありました。

 

そうそう、こういう時間、こういう一時をアタシは待ってたんだよ。

 

しばらくすると、1次会が終わったと思われるお客さんが増えてきて、忙しそうだったので退散をしましたが、お店のためにはこういう稼ぎ時タイムにはそれなりのにぎわいがないと、困るものね。(^^ゞ

 

でも良かったなぁ~。

 

・お店が存続していること

・お店の雰囲気が昔のまんま

・暖かく迎えて頂いた店長

・あのアイスピックで削った丸氷

・口当たりの良い薄いグラス

・チャージが無い

 

すこっちを名乗っているアタシにとっては、久々の至福の一時。

 

確かに家飲みのワイン研究も悪くないし、カルチャーセンターのウィスキー講座も良いお勉強だ。

 

でも、ウィスキーの何が醍醐味なのかと言えば、それは自分が落ち着ける、心が許せて、開放感に浸ることが出来るマイフェイバリットBarで、芸術作品のように削られた丸氷が徐々に溶けながら、琥珀色のアクア・ビテ(命の水)と奏でるハーモニーを堪能する。

 

これに勝るものはない。(>_<)

 

まだまだコロナ禍は終息にはほど遠い状況なので、足繁く通うとは参りませんが、初の講師のお務めが終わった今宵ぐらいは、「ビッグ・フライ!」の場外ホームランってことでいいんじゃないですかね。!(^^)!

 

4月からまた大学生活が始まる。移動で職場での仕事も力こぶを出していかないといけない。

 

次に訪れるのは、前期の単位認定試験が無事に終わった辺りかな。

 

その時には、またアクア・ビテ(命の水」で喉を潤しに参りまーす。(^_^)