どうも、すこっちです。(^o^)
さてさて、1月に引き続いて、アタシの「ウィスキー講座」2回目の出陣である。
いつものように最初の1時間は座学でお勉強。
10分の休憩を挟んだ後に、カッコよく言えば「テイスティング」、俗っぽく言えば、「飲み比べタイム」。
受講生の皆さんも後に「飲み比べタイム」が控えていると言うこともあってか、座学の時は静かにお行儀良く、先生の講義を聴いている感じなのであります。
なるほど、まるでお預けを食らっているワンコのようですこと。
かくして、今日もお待ちかねの「テイスティング タイム」と相成りました。
今日のテイスティングのラインナップがこちら↓
カナディアンクラブ&伊達&メーカーズマーク
色合いを見て頂くと、カナクラが一番濃い色をしてますな。でも、飲んでみると多少オイリーではあるけれど、カナクラが一番クセが無いようには感じました。
続いて我らが「伊達」ちゃん。先生のお話では、ニッカ宮城峡蒸留所で作られているウィスキーで、「宮城峡」というウィスキーは全国どこでも買えるのですが、この「伊達」だけはネット通販を除けば宮城県でしか買えないという代物なんだそうです。よーく見ると、「ワールドブレンデッド」と書かれているのにお気付きでしょうか?最初は純粋なジャパニーズウィスキーを名乗っていたんですけど、よくよく調べたら、スコットランドのグレーンウィスキーをちょっくらブレンドしていることが判明したんで、「ワールドブレンデッド」に変更したんだとか。でもね、「ワールド」でイイんです!
だって、「伊達」も「伊達政宗」も世界に通用するワールドワイドってことですから。
最後にメーカーズマークさん。これは、バーボンウィスキーだわね。
飲んだ瞬間からコーンの甘さがフワッと口の中に溢れる。アタシはほぼ原液と若干の水割りしか飲めませんでしたけど、うーんハイボールにしたら美味しいかもしれませんね。
3種類飲んでみてのアタシの感想は、やっぱりスコッチに一番近い「伊達」が本日のラインナップでは一番好みに合っていたかな。なかなか自分で買って飲むってとこには辿り着かないんですけど、思い切って買ってみようかしらね。
テイスティングタイムが一通り終わると、ほろ酔い気分ののんべえ達が、勢いに任せてしらふの先生にいろいろと質問を投げかける。アタシも気になっていたことを一つだけ質問をした。
「カナディアンクラブと言いますと、世界の5大ウィスキーの中でも、影が薄い印象がありますが、先生のBARでの注文頻度はどんなもんなんでしょうか?」
この質問に対し、先生の回答は、
「いい質問ですね。今日の3種類の中でも、カナクラは一番オーダーが少ないです。全体で見ても、カナディアンウィスキーの出番は一番少ないですね。」
おぉ~アタシの読み通りだったか。予想はしていたが、実際のBARテンダーの口からそれを聞くことが出来たのは、大きな収穫である。
毎度の事ながら、このウィスキー講座。大変貴重な時間ではあるのですが、つまみもなく、ただただ濃いぃ~原液のウィスキーを短時間のうちに流し込むという荒行。そこには料理とのコラボレーションも、楽しい会話も存在しない。帰り道はただただ、流し込んだウィスキーで胃が妙ちくりんな状態になったまま帰路に着くというね。
まあそうは言っても、ウィスキーの場合、そうそう飲み比べなんて出来るものでもないし、良しとしますかね。3月がラストテイスティング。どーんなアクアビテ、ウスケボーにお目に掛かれるのかな。(^o^)