「大人のウィスキー講座」でブラッシュアップ! | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^^ゞ

 

このブログを始めてからハンドルネームとしてスコッチをひらがな表記した「すこっち」を名乗り始めてかれこれ今年で7年目を迎えます。

 

元はと言えば、アタシのウィスキー好きが高じてスコッチ文化研究所のシングルモルト検定を受けてみたり、東京で行われたウィスキーフェスティバルに参加したりという独自の活動を通して、自分がウィスキーと関わることを通して成長してきたという思いから名付けたものでした。

 

ところが、ふと気が付くとあれほど情熱を傾けていたウィスキーとも疎遠となっている。

一番はコロナ禍で外に飲みに行く機会が減ったということもあるのですが、なんて言うんですかねぇ~ウィスキーのことは一通りお勉強はしたしという達成感もありつつ、それをお披露目するような、語るような場も無いのも事実。

 

いくら切れる刀でも、手入れをしなきゃあ錆び付いて切れ味も悪くなる。(-_-;)

 

と思っていましたらあったんですな、こんな記事が。

 

 

なになに「大人のウィスキー講座」とな!今の中途半端な立ち位置のアタシにはピッタリじゃん!

 

と言うわけで早速申し込みまして、本日第1回目の講義に行って参りました。

この講座のですね、何が凄いって各回「試飲」があるんです。

 

ワーイやったぁ~(^o^)(3,000円払うけど)

 

少し早めに教室に入ってみたら、こんな感じなんです。

 

 

うおぇ~、ぬ、ぬうあんとグラスに琥珀色のウィスキーが三種類もシングルサイズぐらいで注がれているではないですか!しかも、香りが抜けないように蓋をしてあるわ、チェイサー用のお水まで用意してあって。しかも、このお水がなんとスコットランド直輸入という文句の付けようがないこだわり。

 

これは、いやが上にも気持ちが高ぶりますなぁ~。!(^^)!

 

そして、この教材↓

左側がホチキスではなくて、Wクリップで止めてある手作り感満載の資料。

 

中身がお見せできないのが残念なのですが、よくまとめられていて充実した内容となっています。

ずいぶん昔にお勉強をして、忘れたアタシの脳にはピッタリでした。

 

ちなみに、表紙の写真は講師の先生がお勤めされているBAR「ナイト」の写真だそうです。ラグジュアリーナ雰囲気ですこと。

 

かくして、前半は座学が淡々と進められ、しばし休憩の後、いよいよ「試飲タイム」と相成りました。

 

テイスティングのポイントは次の通り

 

1.ウィスキーの色を愛でる。他のものと色合いがどう違うとか、こっちの方が落ち着いた色あいだとか

  そういうところを比較して、視覚で味わう。

 

2.香りを嗅ぐ、ただし鼻は遠くから徐々に近づけること。人それぞれ「効き鼻」があるので、右の鼻と左の鼻で嗅いでみる。ちなみに、鼻が馬鹿になったら、自分の匂いを嗅ぐとリセットされるそうな。

 

3.口に含んでみる。ウィスキーという液体で舌を包み込むよう馴染ませて味わう。

 

4.喉ごし。味わった液体をゆっくりと少しずつ喉に流し込む。そして、余韻を味わう。

 

5.加水して味わう。香りや味が変化していることを感じる。

 

まあ、ざっくり言うとこんな感じでした。

 

ただねー、アルコール度数40度のウィスキーですから、3~4のところを注意しないといけない。

アタシもオールドパーを3した後に、自分の意思とは無関係に喉にザザぁーっと流れて行っちゃいまして、ゲホゲホってなった。(>_<)だって、こんな風にじっくりと時間を掛けてウィスキーを飲んだことが無いんだもの。

 

最初のオールドパーからグレンフィデックそして、富士山麓という黄金リレー。

正直、フードもなしでのほぼほぼストレートの三連チャンはかなりキツかった。(-_-;)

 

一応全部は飲み干しましたけど、なんか味わったという感覚が無い。(>_<)

 

アタシの好みはやっぱり、シングルモルトのグレンフィデックだったなぁ。

 

講座を受けられた生徒さんには呑兵衛が多いらしく、質問コーナーでは饒舌になった生徒から次々と先生に質問がぶつけられた。

 

調子に乗ってアタシも質問をした。

 

「先生、メニューが置いていないBARってありますが、今どき時代遅れだし、不親切だと思いませんか?第一、お酒の銘柄に詳しくないビギナーは入りづらいし、何を頼んでいいんだか分からないし戸惑いますよ。」

 

この質問に対して先生から意外な解答が聞けた。

 

「そもそもBARというのは意図的に入りづらいようにしている。元々はギャングの隠れ場所みたいな存在なので、看板も目立たなかったり、階段を昇ったり、降りたりして入っていくような造りになっている。

その代わり、中に入るとプライベートな空間が確保されていて、安心して飲めるような雰囲気になっているんです。メニューが無いお店は、BARテンダーとお客さんがコミュニケーションを取ってから、お客さんのリクエストにあったお酒を提供するという形を取っているからだと思います。」

 

う~ん、分かったような分からないような。(-_-;)

 

BARがあえて入りづらくしているというのはアタシのメモ帳にインプットしておくとして、メニューも無い、値段も分からないようなお店じゃあ、回らない高いお寿司屋と一緒でね、怖くて酔えないよね。

 

ちなみに、BAR「ナイト」ではテーブルチャージもチャーム代も取らないそうですから、仙台にお越しの際は安心してどうぞとのことでした。(^o^)

 

と言うわけで、第1回目の講座は無事終了となりました。

 

ほろ酔い気分で帰ったアタシでしたが、なんか胃の中がグチャグチャで、お腹も減ったような減らないような、、。結局晩飯はファミチキとコーヒーだけで済ませました。

 

ふぅ~、(-_-;)

 

でも、こりゃあ試飲もなかなか大変だわ。

 

次回から心して掛からねば。(^^ゞ