無事に終わった新人ガイド講習はアタシ的には合格点かな | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^^ゞ

 

3月5日のブログにも書いた、アタシの講師デビュー戦。

 

結果から言いますと、無事に終了。自分的にはまあまあ合格点はもらえるかなぁという感じ。

 

いやね、新人ガイドの講義って言いますけど、正直アタシはそれなりに重く受け止めていた。

 

だってね、このコロナ禍でですよ、まともに活動が出来るかどうかも分からない中で、新人ガイドとして手を挙げて頂けるだけでも希少価値なのですから、フツーに考えたらですよ、赤字の会社に就活をしてくるようなもんでしょ。これは、それなりに価値のある講義をしなくちゃならない。

 

でね、正直2年越しの講師役ではあるんですが、アタシの師でもある鴨ちゃん(鴨頭嘉人)の言葉を借りれば、「人前のスピーチが上手に出来ないのは、単純に訓練が足りないからだ」というフレーズがえらく頭にこびり付いていた。

 

なるほど、人前で話をする、講義をすると言うことに対してもっと真摯に受け止めて、本気になってその訓練をしなければ、良いスピーチ、良い講義は出来ないんだなと。

 

なので、恥ずかしい話ではありますが、今回の講義をするに当たり、カラオケボックスに1時間ずつだけど6日通いました。(カラオケを1曲は唄って点数採点で楽しんではいたけどね)

 

「たかが新人ガイドのために、お金と労力をそんなに使って、アホらしい」

 

と思われるかもしれませんが、これがね意外と効果があったんです。

 

実はリハーサルを始めた当初、この講義の内容はもっとボリュームがあった。んでもって、最初の1時間に当てはめた講義内容がどうしても50分では収まらなかった。(休憩10分取るので50分)

 

何回もリハーサルを繰り返して、時間内に収まらないので、あれを削ろう、これを削ろうと校閲を繰り返すうちに、ブラッシュアップされて来て、なんとなーく時間内に収まるように形がまとまってきた。

 

そうかと思うと、不思議なもので、こんなフレーズを付け加えてみては?みたいなアイデアもポッと沸いてきて、それを原稿に付け加えたりもした。

 

かくして、それなりに言いたいことも、キラーフレーズもイイ感じで散りばめつつ進められるような原稿が出来上がった。もちろん、この原稿を見ることが出来るのはアタシだけどね。

 

でね、いざ新人講習が始まるとなった時、少しの緊張はあったんだけど、正直アタシの中には変な自信があった。それは何かというと、「あれだけ練習したんだから、大丈夫だ!」という自信である。

 

よく、「練習は嘘をつかない」、「努力は裏切らない」という言葉を耳にしますが、なるほどこれはもっともなのかもしれないなぁということを実感しました。(^^)

 

他の講師の方がどういう心構えで講義に臨み、どの程度の練習をしたのかは定かでは無い。

 

でも、今日改めて分かったことは、アタシが今まで7年間仙台城ガイドとしてやって来たこと、感じてきたこと、伝えてきたことは、それなりに形になっていたんだなと。そんでもって、その形を新人ガイドとして手を挙げてくれた方々には、如何ばかりかでもお伝えするという役目を全うすることが出来たのかなあと思っております。

 

5月1日から仙台城ガイドボランティア会のガイド活動は始動する予定になっております。

 

アタシがいつ登城できるのかは今のところ定かではありませんが、新人ガイドの方がデビューされるときには、少なくとも介添人としてお役に立てればなと思っております。

 

ガイドとして大切なのは、笑顔と情熱ですからね。ルーキーガイドのみなさん、頑張ってね!(^^)!