新人ガイドさんへの講義ってなかなか大変だわ | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

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どうも、すこっちです。(^^ゞ

 

今日は3月5日。

 

アタシの仙台城ガイドとしての新人ガイドさんに対する講習の講師デビューまであと7日となった。

 

このブログをご覧になっている方はご存じなのですが、このデビューかれこれ2年越しなのです。

 

でも、最近思った。逆に2年越しでよかったんじゃないかと。

 

アタシもね~、それなりにガイドの何たるかを教える立場としたら、それなりのアイデンティティーは持ち合わせているんですよ。でもさぁ、コロナ禍でかれこれ2年以上ガイドらしいガイドもやっていないし、果たして自分の考えがですよ、これからガイドを目指すってうアタシよりも人生の先輩の方の心に届くのかどうなのかっていうのが、正直ストライクなのかボールなのかが分からない。

 

自分なりに試行錯誤はしてるんだけど、さすがのアタシも以前に作った講義用の資料を見返してみて、このタイミングではこういうことを言おうかなとか、念入りに練ってみたんです。

 

そんでもって、アタシの中でやろうかなと思ってはいたんだけど、本日、カラオケボックスで自分なりに作成した原稿を持って行って、実際に講義のリハーサルをしてみたんです。

 

そしたらねー、やってみて分かったわ。

 

あれもこれもと新人さんのためにと思って、アドバイスらしきコメントをどんどん付け加えていくじゃないですか。そうするとね、じぇんじぇん時間が足りなーい。(>_<)

 

そりゃね、カラオケボックスで一応喉ならしのために1曲だけは歌ったよ。(何の歌かは秘密だけど、ちなみに82点ね)その後、マジメにリハーサルをやったんけど、自分の喋りたいと思っていることを相当削らないと、時間内に収まらないことが分かった。これだけでも、収穫である。

 

なるほど、講義というものは情熱だけでは、自分のエゴだけではダメなんだね。

 

限られた時間の中で、自分の思いを伝えると言うことは、そうそうたやすいもんじゃ無いということが、今日分かりました。やっぱ、人生ってなんでも勉強なんだなぁ~。(-_-;)

 

それに気付いたすこっち。自宅に帰るなり、パソコンに向かい、あーでもないこーでもないとコメントを削りに削り、どうにか収まるぐらいの内容に落とし込んだ。

 

なるほど、世の中の講演やら講義をされる方々は、こうした努力を日々実践されているんだね。

 

人に何かを教えるための講義って意外とハンパない。

 

場末の居酒屋で説教オヤジが講釈を垂れるのとは、分けが違う。(まあ、そういうのがツボにハマるときもありますけどね)

 

たぶん、アタシはあと1回か2回ぐらいはリハーサルをやるだろう。(そこで、1~2曲ぐらいはカラオケをやるかもしんない)

 

アタシの崇拝する鴨さんが言っていた。

 

上手く出来ないのは、準備が足りていないだけだって。

 

たかが、ガイドボランティア会の講師。上手くやろうがやるまいが、誰も気には留めない。

 

でも、それを新人ガイドを志す方のために、アタシは今まで培ったノウハウの全勢力を注ぎ込みたい。

 

まあ、受講生の方にその思いが伝わるのかどうかは定かではないのですが、自分としてやれることは、出し惜しみをせずに、全部やりきりたいと思うんです。

 

空振り三振に終わるのか、クリーンヒットを放てるのかは分かりませんが、まずはバッターボックスに立つということ、そして、そこでバットを振るということ。これが大事なんじゃないですかねぇ~。

 

人に思いが伝わるということは、自分の心が伝わるということ。

 

アタシの心に一点の曇りは無い。

 

あとは、アタシの周波数と受講者の周波数のチューニングがマッチするか?ただ、それだけだ。

 

もう、これは神のみぞ知る。3・12のブログに乞うご期待である。