どうも、すこっちです。(^_^)
例えば学生時代、みなさんはこんな経験は無いだろうか?
中間考査、期末考査などでたいていの人は必死に試験勉強をする。
一夜漬けだったり、徹夜に近いことをして1点でも多く点を稼ごうと必死になる。
が、もう一方で、試験勉強をする気にはなるんだけど、いざ机に向かってもじぇんじぇんモチベーションが上がらずに、思うような勉強が出来ないでもがいたまんまのA君がいる。
そうかと思えば、何日も前からスケジュールを立てて、着々と試験勉強を進めているB君がいる。
そうして迎えた試験日当日、果たしてどのような会話が成されているのかと言えば、
「いやー試験勉強、全然出来なかったわ、もう今日の試験ボロボロだわ」
「あー、やっぱり、俺も俺も、眠たくなってさぁ、俺寝ちゃったもん」
とかなんとか言っといて、いざ試験が終わってみると、、、。
あんなにダメだダメだと言っていたのに、B君みたいな人はしっかりいい点数を取っていて、A君みたいな人は、やっぱり点数はボロボロだったりする。
この場合、A君からすれば、「なんだよ!あんだけ勉強してないって言ってたのに、嘘ついてたんだね」とB君の発言に怒りが収まらないかもしれない。
しかし、それはお門(かど)違いである。
B君はA君に対する思いやりから話を合わせてあげたのである。
自分はきちんと試験勉強をしている。このままだったら、たぶん良い点数は取れるだろう。でも、勉強を
していないA君に気を遣い「自分も勉強をしてないよ」と話を合わせることで、彼の気分を害さずに、彼との友好関係を保つために、あえて同病相憐れむという立場を取ったのである。
これが、「ああ、俺は計画的に勉強をしてきたからじぇんじぇん問題ないよ」なんて言ったら、たちまちA君との関係にヒビが入ってしまうだろう。
人間関係とは微妙な天秤のバランスで均衡が保たれている。
そして、多くの場合、お互いがポジティブシンキング同志で釣り合いが取れているというシチュエーションよりも、ネガティブシンキング同志の方がお互いが引き合い、不思議と結びつきが強まる。
お互いがお互いの傷を舐め合うという行為が、実は最も早く仲良くなる特効薬なのである。
そう言えば、飲み会なんてポジティブな話よりもネガティブな愚痴や誰かの悪口の方が盛り上がる。
会社の将来について熱く語っているような姿はそうそう見たことが無い。(>_<)
人間とは弱い生き物である。個を貫き通していくというのは、正直疲れるし、なかなか容易なことではない。
だから、時には嘘でも相手に合わせることも必要なのである。
それが、世の中なのである。
だからといって、それに自己が流されてしまってはいけない。
もっと大事なことは「程度を見極め、それを使い分けること」なのだから。!(^^)!
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