誰もいないときほど人間性が試される | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^_^)

 

お正月明け&連休明けの今日この頃、みなさんはどう過ごされましたでしょうか?

 

いい加減、仕事モードには切り替わったんでしょう、たぶん。

 

我が宮城県は相変わらず氷点下の日々。暖房を付けていても、部屋が暖まるまで時間は掛かるし、足下が寒い。今年の東北の冬はなかなか手厳しい。(>_<)

 

さて、アタシの勤める職場は日曜日や祝日に出勤する休日出勤がある。

 

当然他の社員はお休みなので、出勤しているのはだいたい二人ぐらいである。

 

そこにはにらみを利かせる上司もいない。

 

そーなるとどーなるか?人によってまちまちではあるが、大抵の人は少々たがが外れる。

 

昨年だっただろうか、飲食業のアルバイト店員がどっぴょうしも無いことを厨房でやらかして、それをYouTuberにアップして世間を騒がせたことがあったが、あれも同じような心境なんでしょう。

うるさい監視役がいない→何をやってもバレなきゃ分かんない→うっぷんも溜まってるし、やっちゃうか!→ネットから足が付いて大目玉、といった感じかな。

 

自分の学生時代を振り返ってみると、こういうシチュエーションというのはよくあった。

降って沸いたような自習時間。真面目に課題をやっているのは少数派で(アタシは少数派だったよ、ちなみにね)てんで勝手におしゃべりを始めたり、遊びに興じたりするのがほとんどだった。

 

そういやあ、自宅でもそんなシチュエーションがある。

 

親が仕事で遅くなったり、急な用事で出掛けてしまって不在。

まあ、年齢にも寄りますがこういうときは天下だよね。うるさいことをごちゃごちゃ言う人がいない。

テレビは好きな番組を見放題だし、ゲームを延々やっていても何も言われない。

 

親子の関係、先生と生徒の関係、ティーンエイジャーのうちは、それでもいいかもしれない。

 

でもね、ここで問われるのが、

 

例えばあなたが職場に一人っきり、若しくは自分ともう一人だけって時。

 

果たしてあなたは自分をきちんとコントロールして、お仕事をやれていますか?

事務所は禁煙なのに、たばこをプカプカ吸うヤツ。

ネットで動画を堂々と観ているヤツ。

口笛を吹くヤツ。

 

もちろん監視の目が無いのだから、開放感に浸って気持ちは緩む。もう一人が気を遣わない気心の知れたヤツならなおさらだ。

 

でも、仮に相手がゆるゆるで半ば「サボりモード」的な姿勢で業務に当たっていたとしても、せめて自分だけは「自己を律する気持ち」を失ってはならないとアタシは思う。

 

「誰も見ていなくても、自分はちゃんとやっているよ!」と自信を持って言える自分でありたい。

 

だって、神様は見ているもの。そいういうマインドの量の多い少ないが、必ず後で効いてくる。

 

「誰もいないときほど、その人の人間性が試されている」

 

今のその野放しの状況は、「ラッキー、やったー」というプレミアな自由時間なんかでは無くって、あなたがこのシチュエーションでどういう行動を取るかということを神様に試されているのである。

 

もちろん、あんましかたくなに仕事ばかりやってたら、「なんだコイツ、付き合いづらいな」と思われて、その後の職場でのコミュニケーションに支障を来してしまう可能性もあるから、ある程度合わせることは大事だよ。そこは、程度問題。

 

ただね、誰も何も言わないから、何をしても許される。こっちは休日返上で仕事をしているんだから、このぐらいはいいだろう。そういうひねくれた考え方は、しないに越したことは無い。

 

とかく人の世は生きづらい。合わせるところは合わせておかないと、後々厄介だ。

だけど、「明鏡止水」、「虚心坦懐」の精神だけは心の灯火として持ち合わせていたいものです。

 

つまらないヤツだと思われてもイイんです。

 

つまるときに、きちんとしたことが出来ることが大事なんですから。!(^^)!