みなさんはどう過ごされましたか?2021年の大晦日! | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^^ゞ

 

あけましておめでとうございます。

 

今年も「謎の覆面ガイドすこっちのブログ」をよろしくお願いします。m(_ _)m

 

さて、突然ですがみなさんは昨日の大晦日はどう過ごされましたか?

 

まあ、定番の過ごし方といえば、予約したお寿司だったり、豪勢な料理に舌鼓を打ちつつ、格闘技特番OR好みのTV番組からの紅白を見つつ、年越しそばを食べてカウントダウンからの新年おめでとうございます、的な流れでしょうか?

 

昨年は大晦日の民放の定番でもあった「ガキの使い 笑ってはいけない」が無くなりまして、SNSとかでもずいぶんとぼやいていた「ガキ使」フリークがいたようですな。

 

アタシも2年連続で「ガキ使」のお世話になりました。優等生的な発言をすれば、確かに小馬鹿にしているような、ひんしゅくを買うようなところのオンパレードで、今の小うるさい時代にあっては、イエローカードやレッドカードを出されてもおかしくない内容ではあったんだろうけど、年の最後に笑いの「質」はともかく、笑って新年を迎えましょう!というコンセプトにはあっぱれをあげたかったね。

 

各家庭に1台しかテレビが無いような時代だったら、こたつを囲んでレコ大からの紅白的な流れも王道だったんでしょうが、今やニーズも多様性の時代。テレビを視聴する手段も複数あるし、地上波を観みなきゃあいけない必然性も無い。さらには、テレビを観なきゃあいけない必然性も無い。Netflixやら動画サイトやら、YouTubeにネットサーフィンにSNSと多種多様。お出かけしたい人はお出かけもするしで、「大晦日ぐらいは一家で○○~」的な予定調和な流れはどんどんフェードアウトしている。

 

そんな中、じゃあ私すこっちはどう過ごしたのかといいますと、

 

そうは言ってもアタシも立派な昭和世代の端くれですから、子供頃から刷り込まれた「定番ルール」をちゃぶ台返しするほど、肝っ玉も備わっていない。なので、夕食は予約していたお持ち帰り寿司を家族で頂いた後は、とりあえず話のネタになった時ようにと「第72回紅白歌合戦」にチャンネルを合わせた。

 

紅組トップバッターは「鬼滅コバンザメ歌手LiSAの明け星でスタート!う~ん、( -_-)正直なんにも響かなかったわ。そろそろ鬼滅から離れて独り立ちする時期なのでは?

 

白組のトップバッターは出ました!文句なしの国民アゲアゲ曲「2億4千万の瞳」の郷ひろみ。

この人本当に65歳なのかい?と思わせるぐらいに盛り上げ方と存在感がハンパない。

やっぱり、トップバッターっていうのはこうでないとさ!幅広い年代層の気分を盛り上げてナンボだからねぇ。

 

そして、なんだかんだで一通り頑張っては観てはいたんですが、山川恵介が「有楽町で会いましょう」を唄ってるところで、さすがに観るのを止めました。これって、フランク永井さんの曲だよね~。頑張っているのは分かりますが、本家の歌声にはどーやったってかないません。NHkもさぁ、いい加減こういう選曲って止めたらいいのにね。

 

ここまでを観てきて、正直ラインナップも選曲も、「どーでもいいかな」感が相当アタシを支配してた。

なんかこれといって、惹きつけられるようなものが一切感じられん。そこに来て、紅白の定番のどーでもいいような司会者と出演者の「三文芝居」とか、中継やVTRでの押しつけがましい環境問題等々のアピールだのプロパガンダ的な優等生授業。こういう番組構成に対して、NHK内では誰も異を唱えるような人はいないのかねぇ~。それとも立場的にこうせざるを得ないのかしら?

 

と言うわけで、なんかいい加減テレビ観るのも諦めて、ブログでも書くかなと思い始めて書き終わってから、ふとネットに目をやると、なんと同じような時間帯にAbemaTVで「桃色歌合戦」なるものをやっているというではないですか?「桃色~」なんじゃそりゃ?好奇心旺盛なすこっちさんですから、早速視聴することにしました。(^o^)

 

そうしたら、クリックした瞬間からMAXの「TRA TRA TRA」をご本人が熱唱しているではないですか?

なんでもこれは「寅年」に掛けた曲目の演出らしい。続けて観ていたら、虎武龍の「ロード」もご本人が唄ってるし、懐かしいどころが満載。まさか大晦日に西川貴教の「White Bless」や森口博子の「ホイッスル」や大友康平の「アンビシャス」や松崎しげるの「愛のメモリー」を聴けるとは思いませんでした。

 

一体、なんなんだこのインターネット番組は?

 

と思って調べてみたら、なんと2017年からスタートしてるんですね。

 

そして、始めるに至った経緯がまた面白い。

 

ホスト役を務めるももいろクローバーZは、2012 - 2014年に3年連続で紅白歌合戦出場を経験しているのですが、2015年に紅白出場を逃したことをきっかけに自ら立ち上げたのが『ゆく桃くる桃』というタイトルのカウントダウンライブであり、。ももいろ歌合戦は、この『ゆく桃くる桃』を発展的に解消して開催する大型イベントとしてスタートしたんだそうな。

 

でね、NHK紅白歌合戦と張り合うつもりなのかどうかは分かりませんが、特徴がイイんですよ!

 

NHK紅白歌合戦と比べて「歌の真剣勝負」を全面に打ち出しており、以下の特徴が見受けられる。

全出場者が「生歌」でパフォーマンス音源のみを流し実際には歌わないタイプの演出を、どの歌手に対しても認めておらず、当日その場での歌唱が生放送されるのが基本となっている。


出場者本人が本当に歌いたい曲を、フルサイズで歌唱。選曲に関しては、番組制作側の意向よりも本人の伝えたい思いが尊重される。そのため、さだまさしが交通事故の被害者家族の心境を綴った「償い」を選曲するなど、歌番組としてはレアなケースも生じる。企画コーナーを除いて“ショートバージョン”や“メドレー”は用いられず、すべて原曲のままの長さで歌われる。


性別不問の組分けを採用


紅組・白組ともに男女混合となるため、ひとつの対戦ごとに「ガールズバンド対決」「熱い男対決」といった様々なテーマを設けやすくなっている。他にも、ディズニーソングやガンダムソングを互いに歌い合う対戦や、「しげる対決」として泉谷しげると松崎しげるの対戦などが行われたことがある。
バラエティ企画は紅白歌合戦よりも少なめであったが、第3回から『アイドルメドレー』『アニソンメドレー』をスタートしてから充実するようになった。第4回以降は、『今年の顔』と題した企画コーナーを開始するなど本家と遜色ないものとなっている。

 

やるね、ももクロ。あっぱれをあげたいです。

 

インターネット配信とは言えね、余計な足かせが無いとは言え、視聴者のニーズをちゃんと掴んでる。

そうなんだよ、局側がね昔の曲を勝手に決めて唄わせたり、番組の都合でショートバージョンとかアレンジメドレーとかって、視聴者をコケにするのもいーかげんにしろっていうんだよ!

アタシらはさ、原曲のフルコーラスを聴きたいんだって!そんなことも分からないのかい?

 

そしてね、凄いところがですよ、これから売り出そう頑張っている新進気鋭のアーティストなんかにオファーを出して出演してるんです。なんといっても会場が武道館ですからね、そりゃあ励みになる。

そういうところにもスポットライトを当てるなんて、なんて素晴らしい番組なんでしょ。(「鈴木鈴木」の歌声、良かったよ~。

 

ある意味、これは革命である。

 

予定調和の国民的行事として延々72回も続けてきたお化け番組に対抗して、ネット配信(BS日テレもあるけど)を軸に画期的で視聴者目線の番組とは、2021年の最後の最後にすこっちに良い贈り物をして頂いた、心からありがとう、「感謝・カンゲキ・雨・嵐」である。

 

興味のある方でご覧になっていない方は、こちらで観られるので、どうぞ!↓

第5回ももいろ歌合戦〜届け!希望の彼方へ〜50組超え出場!年越し8時間無料生放送 | 新しい未来のテレビ | ABEMA

 

まだまだ、壊せる「ベルリンの壁」ってあるんだね。(^o^)