どうも、すこっちです。!(^^)!
今日のアタシはお休みだったのですが、朝から学習センターに行きましてお勉強です。
少し早く着いたので、久々に仙台城に足を運んでみました。
駐車場に車を止め、本丸周辺を散策。師走とはいえ、天気が良いと仙台市内を一望できるこの場所は
格別な居心地です。(^o^)
ただ、う~ん。パッと見渡すと、なんか不自然。なんか違和感。
さて、みなさんアタシの感じた違和感って分かります?
あえて写真に撮ってまで訴えるつもりはないけれど、
ちょうど大広間跡のあちらこちらに仙台城VRゴーをPRするコーンが乱立している。
「仙台城VRゴー ~VR(バーチャルリアリティ)でタイムトリップ~ (honmarukaikan.com)
果たしてこれはいかがなものか、、、。(-_-;)
そしてね、仙台城の説明書きが書かれた大きな看板の隣にはジュースの自動販売機が2台にアイスの自動販売機が1台。(そう言えば、詰門をくぐった階段の途中にも自販機があったっけ)
でね、6年間仙台城でガイドをしてきて、仙台城をこよなく愛するたアタシとしては、この光景がいまいち解せなかった。
だって、明らかに景観が損なわれているんだもん。
そりゃあね、観光地だし、商業主義を全面に押し出して何が悪いのよ?と資本家のみなさんは至極もっともな正論を述べるのかもしれません。
VRを売り込みたいのは分かるよ、存在を知ってもらえなければ、VRを使ってもらえないものね。
だからって、ちょっとコーンを置き過ぎなんじゃあないの?あれじゃあ、純粋に大広間がなんだかよく分かんない感じだよ。
そんなことは、二の次かい?
そして自販機ね。 だいたい仲良く自販機を3台も並べる必要あるか?しかも、1台アイスって意味が分からない。(゚Д゚)
しかも、来る途中にもあるんだよ、自販機が1台。ここは自販機通りか!
そんなにジュースを売りたいんか?アイスを売りたいんか?
自販機メーカも必死なんでしょう、営業成績を上げたいんでしょう。観光地に置いてさえ貰えれば、るーぷる仙台から降りた客、仙台国際センター駅からあの険しい坂を登ってきた客が喉を潤すのに、ポチッと押してくれるだろうと、そう目論んで設置するんでしょう、きっと。
お二方揃って、商魂たくましいですこと。
だけどさあ、そもそもVRゴーのコーンも自販機も勝手に置いたわけじゃあない。
ここに置こうと思い付いた人がいれば、それを許可をした人がいる分けだ。
その関係者の方にアタシは敢えて言いたい。
あのーここって、国の史跡ですよね。伊達政宗が築城した由緒正しきお城の跡ですよね。
太平洋戦争後は荒れ果てて、それほど整備もされていなかったけど、1987年の大河ドラマ独眼竜政宗のブームで注目を浴びて、そこそこ整備されて、その後は政令指定都市仙台の観光の顔として更に整備が進んで、今日に至った分けですよね。
そんな大事な大事な仙台城跡を商業主義の印籠を振りかざして、金儲け色に染めて、堂々と景観を害しといて、良心が痛まないんですか?
大広間跡にコーンをやたらめったら置いた人、自販機を並べて満足してた人、それを許可した人。
そんな人たちはたぶん、あの光景を観ても、何も感じないんでしょうなあ。
VRゴーのコーンも、自販機も置くなとは言わない。
だけど、そんなに必要かい?程度問題でしょ。
たぶん、他の観光地や国の史跡だったら、必ずそういうところにピンときて、「ちょっと待った!」と声を上げる権限者の中の人格者がいるんだと思うんです。
ここは、花より団子なのかい?
風流を好む「鄙(ひな)の華人」と呼ばれた日本一の伊達男の政宗様がこの光景を見たら、
果たしてなんて言うんでしょうかねぇ。(-_-;)
scotch0711のmy Pick