すこっち過去の映画名作劇場「逃げるは恥だが役に立つ」を鑑賞 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^o^)

 

今日のタイトルを見て、笑わないでくださーい。(>_<)

 

だって、本当に観たことがなかったんだもの、しょうがないでしょう!

 

海野つなみさんの漫画「逃げるは恥だが役に立つ」が原作のこのドラマ。

 

2016年ですから、リアルタイムだと今から5年も前になるんですね。

 

確かにあの頃、巷ではひっきりなしに星野源の「恋」が掛かっていたし、YouTuberを中心にあっちでもこっちでもエンディングで披露される「恋ダンス」に夢中になっていた。

 

アタシもね、楽曲とダンスは知ってましたよ、さすがに。

 

でも、リアルタイムでドラマを見続けるっていうのは、会社勤めの身には正直ハードルが高い。

んでもって、何話か見逃したりすると、そこでテンションが下がってしまって、観る気も萎える。

 

じゃあ、DVDか動画サイトかということになるのだが、熱が醒めてフェードアウトしてしまった頃には、もう興味はどこへやら、、、。というパターンにハマっているという現実。

 

だから、意外と多いんじゃない?「逃げ恥」を最初っから最後まで観たことがないっていう人って。

 

アタシはさ、すこっち過去の映画名作劇場というテーマを自分に科したから観たけどね。

 

さて、この「逃げるは~」。大事なことはそう、津崎平匡役の星野源とみくり役のガッキーこと新垣結衣さんが現実の世界でもめでたく結婚されたってことなんですわな。

 

すこっちはお二人の現実婚のあとに、バーチャル物語を見ているっていうね、なんとも摩訶不思議。

 

5年の間にバーチャルをリアルに昇華させるなんて、凄いですよね~。三浦友和と山口百恵以来なんじゃあ、ないの?(時代が古くてスミマセン)

 

それでは、いつものように「逃げるは恥だが役に立つ」の魅力をすこっち流に斬っていくとしますかね。

 

その1「ガッキー人気は天下無敵!確かに可愛いし、魅力的なの分かるわ~」

 

このドラマが終わった事による「逃げ恥ロス」っつーものがあったそうな、そして星野&新垣の結婚が発表されるや、巷では「ガッキーロス」なる言葉がもぉー世界中を駆け巡ってた。このドラマを観ていないアタシにしてみれば、「何をそんなに、、、。」と冷めた目で見ておりましたが、いやーごめんなさい。

m(_ _)m当時の「ガッキーロス」に陥ったみなさんのおっしゃることに、何の異論もございません。

 

確かに役どころの「みくり」は可愛い!イコール新垣結衣さんということになるだが、これだけコミカルとシリアスを起用に使い分けて演じる器用さは、ガッキーの右に出る者はいないかもなぁ~。「リーガルハイ」も面白くってみていたけど、ハチャメチャな小御門健介(堺雅人)によくもまああれだけ付いていくもんだとガッキーのキャラクターにはアタシも一目置いていたけど、もうそういう振り幅の広い役というポジション的には、不動の地位をGETしたと言ってもいいかもしれません。

 

その2「星野源の役者としての演技もこれまたお見事!」

 

ガッキーのかわいさに目が行きがちですが、実は恋愛ドラマ初主演の星野源の演技もまた秀逸。

いわゆる仕事はきっちりやるビジネスマンだけど、私生活では「彼女いない歴35年」という勲章をひっさげて、「プロの独身」を自称する津崎平匡。漫画を読んだことのあるうちのカミさん曰く、原作の津崎さんはもっとシュッとしてカッコイイらしいです。それが正しいとするなら、ドラマの津崎さんは恐らくプロデューサーの思い入れが働いたモテない男のイメージのデフォルメなんでしょう、きっと。

 

でもね、アタシは星野源の性格も私生活もなにも分からんけど、恐らく現在でもこんだけマルチなタレントとして頑張っていらっしゃるってことは、ドラマの津崎のようなあーゆー人ではないんだと思う。

ちゃんとした自分を持っていて、女性にもちゃんとモテて、一通りのことはしている、みたいなね。

だけど、そういうところは微塵も出さずに、役に徹しきれるっていうのは、ある意味凄いよな~。

カッコイイ俳優がカッコイイ役をするのは、当たり前と言えば当たり前。

でも、本当は内なる実力のある自分を押し留めて、そういう人だと思わせた演技はたいしたものです。

 

ま、そういう人だからガッキーを射止めたって事になるのかな?

 

その3「助演女優賞は文句なし、石田ゆり子だね」

 

このドラマの展開で、津崎とみくりの恋の進展以上にある意味目が離せなかったのが「百合ちゃん」こと石田ゆり子さんが演じる土屋百合の存在感&恋の行方である。漫画を読んだカミさんによると、実はこっちの恋話の方が面白かったという感想だ。なるほど、ドラマを観ていても、こっちは定食に添えられた漬物のはずなのだが、実はこの漬物がめちゃくちゃ美味い!ってな感じ。

最後は大谷亮平演じる風見涼太とハッピーエンドになるんですが、このねー石田ゆり子の時より見せるあどけなさが男心をくすぐるんだよね~、それでいて時には厳しく突っぱねるみたいなツンデレが最高!正直、あんな年上女性が出現したら、ヤバいよね。(まあ、ドラマですけど)

 

その4「他の番組をパロディるって、なんか新しい手法?」

 

このドラマ、ドキュメンタリー系の番組をよーくパクって、はめ込んでいる。「情熱大陸」に「プロフェッショナル仕事の流儀」に「クローズアップ現代」などなど、他局からどうやってOKをもらったんだろうか?と思うほどてんこ盛りである。まあ、新しい切り口(と言っても5年前ですけど)という見方も出来ますな、そういうことを取り入れたドラマを観たことがなかったので。

 

ドラマ界も斬新で革新的なことを取り込んでいかないと、厳しいってことなんですかね。

アタシは好きだったけど、あーゆーパロディっぽいのって。

 

まとめ

 

以上がアタシの感じた魅力ポイントですが、ガッキー演じるみくりの契約結婚というお題はなかなか鋭いところを付いてきたなあという感じがした。大学を出ても、就職難。それならと大学院まで行ってみたものの、今度はそれが足かせとなり、世間からは快く思われない。誰からも認められない寂寥感。

そんな彼女の心に空いたピースをうまく埋めてくれたのが、星野源演じる津崎さんだったのかも。

 

なんだかんだ言ってもさ、結局は人と人、世の中には男と女しかいない分けで、お互いがお互いを思い、考え行動するようになれば、悪い方向には向かわないはずなんだよね。それが、ふと「俺ばっかり」とか、「なんで私だけ」みたいな変な小さなウィルスがさ、どんどん増殖していくから、おかしな事になっていく分けで、、、。

 

ちゃんと話を聞いてくれる人は大事にしたいし、自分も人の話はちゃんと聞いてあげましょう。

それだけでも、良好な人間関係はキープ出来るはずなんですから。

 

このドラマでもよく出てくるんだけど、百合ちゃんと風見さん、百合ちゃんと沼田さん、沼田さんと風見さんがBARでグラスを傾けてるシーンね。いいなぁ~、あーゆーのに憧れちゃう!コロナ禍の今じゃあ、無理だけど、あーやって腹を割って話せる環境があったら、悩み事なんて次の日にはどこかに飛んでいってしまっているんじゃあないだろうかねぇ。

 

はい、という分けで一応ここで宣言しておきまーす!

 

すこっちは、「逃げるは恥だが役に立つ」はきちんと「卒業」しましたんで、そこんとこよろしく! (^o^)

 

じゃあ、みなさんもとりあえず踊ってみますかね。↓

ガッキーだけで恋ダンス踊ってみた - Bing video

 

 

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