すこっち過去の映画名作劇場大河ドラマ「坂の上の雲」を鑑賞! | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^^ゞ

 

すこっち過去の映画名作劇場。

 

あなたもありませんか?ふと気が付くと、観ようと思っていた、名作だから押さえておいたいいよと人に勧められた。でも、日常の喧騒に流されて結局観ないまま今日に至る。

 

でも、このまんまでいいんでしょうか?

 

名作と呼ばれる作品には、観てみたら何かしらの感動や、何かしらの気付きがあるはずなんです。

それにあなたの味覚には合わない駄作だったとしても、「あれって、つまんなかったわ。」という感想だって、観たから語れる分けでして、やっぱり観ないまんまよりは観た方が絶対にいいとアタシは思う。

 

そんな「青春の忘れ物」を取り戻す旅が「すこっち過去の映画名作劇場」なんです。

 

今回は知る人ぞ知る超大作大河ドラマ「坂の上の雲」を鑑賞しましたよ。(^o^)

 

「坂の上の雲」と言えば、司馬遼太郎の小説で代表作の一つなのであります。

 

呼んだことの無い方でも、「坂の上の雲」っていう題名は聞いたことがあるんではないでしょうか?

 

でね、アタシもさぁ、いつかはこの作品を征服しなきゃなあと思っていた。明治時代の日露戦争勝利までを綴ったこの作品の魅力には凄い興味が湧いていた。でも、小説を読むとなると、なかなか骨が折れる。大河ドラマもNHKで足掛け3年放映されて、コンプリートした分けでこれまた超大作。

 

だから、ずーっと棚上げ、先送りしにして来ておりました。

 

でも、そーいうのってよくない!(>_<)

 

やっぱり、テーマが重かろうが超大作であろうが、観るのに時間が掛かろうが、観といて損は無いものは損が無いんだって。そう思って、すこっちも重い腰を上げました。

 

では、行ってみるとしますかね大河ドラマ「坂の上の雲」の魅力に迫ってみましょう。

 

 

魅力その1「主人公が格好良すぎですよ!」

 

この「坂の上の雲」、伊予松山を舞台に兄の秋山好古と弟の秋山真之、そして真之の幼なじみの正岡子規の3人を中心に進んでいくんですけど、このねー好古役の阿部寛さんと真之役のもっくんこと本木雅弘さんが超カッコイイ。もちろん、正岡子規役の香川照之もいい味を出しているんですが、二人の兄弟の凜々しい姿にはホント惚れ惚れしましたわ。

 

やっぱ、主役がカッコイイと観る気が湧きますな。

 

魅力その2「けなげな菅野美穂がいじらしいなぁ~」

 

この作品、恋愛ドラマではないのであんまし誰と誰がどうしてどうなったというシーンは少ない。

そんな中でも、唯一観ている人をヤキモキさせてくれるたのが、もっくんこと本木雅弘さんが演じる秋山真之と菅野美穂さんが演じる正岡子規の妹役の律との結ばれない恋の行方。お互い好きな気持ちはあるのに、いろんなしがらみがあってそれを言い出せない。明治時代とはいっても江戸時代の延長みたいなもんですから、女性は年頃になると親が縁談話を強要してくる。律さんが嫁いでしまえば、真之も冷めてしまうし、淡い恋心は単なる思い出と昇華してしまう。アタシ的にはやっぱり兄さんのことが大好きだった律さんと子規の親友だった真之が結ばれて欲しかったなぁ~。まあ、そう行かないのがドラマなんでしょうけどね。

 

魅力その3「戦争の悲惨さ、酷さを痛感します」

 

確かにね、日清戦争も日露戦争も日本が勝ちました。でもさ、このドラマを見ているとよく分かるんですが、戦争の舞台がね、ほぼほぼ今の中国なのよ。まあ、百歩譲って日清戦争は清=中国だから舞台が中国でもいいとしましょう。でもさ、その後の日露戦争のドンパチの舞台は100%中国だからね。

これって、どうなのよ?中国の民衆は関係ないじゃん。散々蹂躙されてさ、惨めな思いをしたのは中国の民衆なんだよって。あんたらの度付き合いの喧嘩はどっか他でやってよって言いたくなるわな。

 

あとロシア側の旅順要塞(ここも中国ですが)を日本軍が落とすシーンね。まあ、無策な突撃を敢行して

日本の兵隊さんの尊い命を相当犠牲にしたねぇ~、馬っ鹿じゃないのっていうくらい。

まあ最終的には203高地にターゲットを絞って、旅順要塞もGETするんですが、なんかもっと電光石火な感じの作戦とか出来なかったのかなぁ~、でも戦争バージンの大日本帝国軍にはあれしか無かったのかもしれないですな。やっぱ、戦争ってしないに越したことは無いっすよ。(>_<)

 

魅力その4「無敵のバルチック艦隊を撃破したのは、一にも二にも日本の国民性の勝利?」

 

日清戦争でも日露戦争でも帝国海軍が勝利するんですが、際立っていたのが規律の取れた日本軍の素晴らしさね。勇猛果敢なことはもちろんなのですが、とにかく指揮命令系統がしっかりしてんのね。

そして、敵の戦艦への砲撃の命中度がハンパない。これはね~、教えられたことを真摯に受け止め、忠実に実行する実直な日本人だったから、成せる技だったのかもしれないですね。

 

以上が簡単ですが、アタシの感じた魅力です。

 

この作品、DVDにして全13巻。とにかく、長い。見続けるのも正直、根性がいる。

 

でも、本だったら読む気にはならないでしょう。

 

興味を持った方は、コロナ禍のうちに手を付けておくことをお勧めしますよー。(^^ゞ

 

「天気晴朗なれども、波高し」