どうも、すこっちです。(^o^)
昨日はアタシのワガママな主張を拝聴して頂きまして、ありがとうございます。m(_ _)m
ワクチンに関しては賛否両論ですが、アタシの最近のキャッチフレーズ「常識を疑え」ってエッセンスを皆様にもちょっと振り向いて欲しいかなーと思った次第です。
さて、小難しい話は昨日で終わりにしまして、今日はすこっち過去の映画名作劇場を始めるとしますかね。
今回は「わたし、定時で帰ります」を鑑賞しましたよ。(^o^)
2019年の4月から6月まで放映されたTBSドラマ。原作は朱野帰子さんの小説です。
なんとなく、この題名は聞いたことがあるって方多いんじゃ無いでしょうか?だって、気になるよね。日本の企業で働く人にとっては、この「定時退社」という錦の御旗がなかなか実行に移せない。(>_<)
「周りの目が気になる」
「終わったんなら、なんか手伝えよ光線を感じる」
「上司の心象がよろしくない」
という感じで、なんだか知らないけど妙な罪悪感、モヤッとだけが積み重なる。
この作品はそんな日本企業に真っ向からビーンボールを投げつけた作品なのです。
それでは、すこっちと一緒にこの作品の魅力に迫ってみるとしますかね。
魅力その1「とにかく、吉高由里子さんの魅力全開」
ドラマはストーリーもさることながら、キャスティングが大事である。ことに、この「わたし、定時で~」においては、主人公の東山結衣役の吉高由里子さんが超ハマってました!吉高パワー全開って感じかな。特に定時退社後に上海飯店という中華料理屋で企画している午後6時10分までの「ハッピーアワー」というビール半額サービスに間に合わせ、ビールと小籠包を味わう至福の時の姿はねー、もう地なんでしょう!?と思うぐらい、ドはまりで気に入ってた。
これ以外にもさ、料理を美味しそうに食べるんだよねぇ~吉高さんて。男として料理を美味しそうに食べている女性ほど、魅力的に見えて親近感を感じる瞬間は無い。まさに、ツボを押さえている。
魅力その2「あーん、同性なのにアタシも諏訪巧にほの字だったよ」
主人公の東山結衣さんには付き合っている彼氏がいる。それが、中丸雄一演じる「諏訪巧」である。
これがねーまた良い味を出している。原作の彼がそういう役所だからなのか、中丸さんの演技が際立っていたのかは分かりませんが、いいんですよね~。もうね、二人の仲を応援したくなっちゃう。
それだけ、ナイスガイだったアタシのタクミンが最後には結衣さんと破局になってしまったのは超ガッカリ。(>_<) 今でも、なんで???のクエスチョンマークが消えない。
魅力その3「脇を固める俳優陣がまた秀逸」
これはね~アタシがいつもドラマを褒めるときのポイントでもあるんだけど、名作には必ず名脇役が存在する。今回もさっきの諏訪巧役の中丸雄一さんも良かったし、同僚先輩役の内田有紀に同僚三谷役のシシド・カフカさん、元カノで上司役の向井理。そして、なんと言っても上海飯店という中華料理屋の女主人王丹役の江口のり子さん。脇役だけでオムニバス形式のサイドストーリーが出来てしまいそうなぐらい魅力的な脇役陣にあっぱれです!
魅力その4「ソフトウエア会社の仕事ってこんな感じなんだね」
アタシたちフツーの会社員でオフィスワークをしている立場だと、今回の舞台のようなソフトウェア会社と仕事上関わるなんてことはそうそう無い。そういう意味では、なるほどソフトウェア会社というのもなかなか楽じゃあないんだなぁと思った。クライアントの要求に沿った形でホームページを作成、運用してニーズに応えていく。これはセンスも必要だし、常日頃の情報収集も欠かせない。どうやったって時間と手間が掛かる作業だけど、だからといって、ダラダラと時間を掛けてもいられない。それ相応のスキルをチームのみんなが持っていないと、共通認識が保てないんでしょうし、大変だろうなあって。
こういう職業に就いている友人が一人くらいは欲しいなぁ~と思った、今日この頃です。
魅力その5「これは日本の企業体質への挑戦状である」
冒頭に「ビーンボール」という表現をしましたが、この作品は日本の企業への挑戦状なんだよね。
2019年と言えば、「働き方改革」キャンペーンがスタートするかしないかという頃。今ではコロナ禍のお陰でテレワークも普及し、この頃とは状況が一変しましたが、ある意味先駆けだったんだね、この作品って。ただ、残念なことに意外と伸びなかった、視聴率が(最高が最終回の12.5%)
時代がドラマに付いて来られなかった、それともドラマが時代の先を行き過ぎていた?
世が世ならば、みんなが注目してかもしれないのにね。(-_-;)
以上がアタシが感じたポイントなんですが、会社勤めをしていて、日々周りの目を気にして終わりそうで終わらない「ロスタイム残業」をしている方は、是非ともご覧になってみてはいかがでしょうか?
結衣ちゃんが時間ピッタリで帰って、上海飯店のハッピーアワーに駆け込んで、プハぁ~ってやっている光景を見たらたぶん、思うはずです。
「人生の幸せなんて、そうそうこういうことなんだよね。」ってね。!(^^)!
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