すこっち過去の映画名作劇場「男女7人夏物語」を鑑賞! | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^o^)

 

あなたもこんなこと、思い当たりませんか?

 

これまでの人生をジェットコースターのように生きてきて、名作と言われる映画やドラマは星の数ほどあるのに、そのほとんどを触れることなく、置き去りにしてきたまんまんになっていませんか?

 

アタシは五十路を迎えてね、そういう置き去りにしてきたものに寄り添ってみようじゃあないかと。

 

古い作品とはいえ、名作と語られたものには必ず心に爪痕を残してくれる魂があるはずだと。

 

そう思い、旧作を観始めた「すこっち過去の映画名作劇場」。

 

今回は「男女7人夏物語」を鑑賞しましたよ。(^o^)

 

この作品、1986年ですからアタシが高校生の時に放送されていた作品です。

なんと最高視聴率が最終回の31.7%。今で言ったら、お化けみたいな番組です。

 

石井明美の「「CHA-CHA-CHA」が主題歌として大ヒットしていた、有名作品。

なのに、年代的に観てないんだよなあ~。、、、。(-_-;)

 

それを実に35年の時を超えて鑑賞しているっていうね、アタシって一体何者なのかしら。

 

鑑賞した率直な感想は、いやー面白いわ!圧巻だったわ。さすが、ドラマのTBSって感じ。

 

このブログをご覧の皆様がどんだけリアルタイムでこの作品をご覧になっていたのか?

もしくは後々、レンタルビデオやDVDやネットの動画配信でご覧になったのかは分かりませんが、

今回はすこっちなりの観察眼でこの作品の魅力を斬っていきますので、付いてこれる方、付いて来られない方もご一緒に、この作品の魅力に迫りましょう。

 

魅力その1「35年前なのに、じぇんじぇん色褪せない、古臭さを感じさせないぞ!」

 

以前、「明日があるから」を観たときにも感じたんですが、確かに今と昔の時代を感じさせるシーンというのはあります。でも、今回の作品を観ていていも、明らかに文明の利器の違いを感じさせるシーンと言えば、携帯電話=スマホがあるかないかというところぐらい。あとは露骨な喫煙シーンぐらいかな。

裏を返せば、時代は35年経ったのに、パソコン→インターネット→携帯電話→スマホという発明ぐらいしか、人類は進歩は示せなかったということを物語っている。

 

魅力その2「明石家さんまと大竹しのぶの絡みというか掛け合いが最高!最強!」

 

この作品を観ていてい、なにが際立っているのかと言えば、ドラマとは言え、後に結婚する明石家さんまと大竹しのぶの共演シーンが最高であり、最強であるということだ。

 

最近では、星野源と新垣結衣が共演→結婚というゴールデンルートを歩みましたが、いやー「男女~」を観ているとね、よくここまで笑わせてくれるなぁ~、お互い好きなのに真逆の態度とセリフを連発するなあ~ってつくづく感心させられる。これをですよ、毎週欠かさずリアルタイムで観ていた人たちの中には、誰と誰の恋の行方がどうのこうのよりも、二人の掛け合いが見たくってて、毎週テレビの前に鎮座していたっていう人が、多かったんじゃ無いかと思わずにはいられない。(でも、あんまし連発されると、演技がくどいような気もしてくる)

 

魅力その3「昔はこんなに男女のことばっかり考えて、熱くなれた時代なのかな」

 

題名の通り、男性3人と女性4人が織りなす恋愛ドラマというのが、このドラマの趣旨である。

それを際立たせるというコンセプトなのだから、職場のシーンは出ては来るものの、それはさわり程度で、ほとんどは男3人が明石家さんまの部屋で女性陣に関する会話をするシーンと女性4人が池上季実子の部屋で男どもの会話をするシーンが繰り返えされる。

 

果たして本当にこの時代の男女は寝ても覚めても、異性のことばかりを考えて1日、1日が過ぎて行ったのだろうか?熱くなっていたのだろうか?それに引き換え、今の若者はあくまでアタシのイメージなんだけども、ずいぶんと淡泊というか冷めているというか、ここまで恋愛に真剣に向き合ったり、女友達の恋愛に口を出したりするなんてことは、ないんじゃあないかと思う。

 

ある意味この作品は、現代の若者たちの恋愛闘争本能を掻き立てるための着火剤になるのでは?

 

魅力その4「キスシーンも濡れ場が少なくっても、それと作品のクオリティには関係が無い」

 

今じゃあ、主人公が高校生の映画だって、キスシーンは当たり前だし、その先の行為も露骨に出てくる。なのに、この作品はキスシーンこそ、そこそこ出てくるものの、その先の愛し合う行為はほとんど出て来ない。昔の規制が厳しかったからなのか?それとも時代や世論がそれを許さなかったのか?

だからといって、作品自体のクオリティはじぇんじぇん下がっていない。

 

ある意味、なんでもありの今の時代よりも、そういう行為があったよね、終わったよねって視聴者に思わせるって「観れそうで、観れない」テクニックが勝っていたっていう解釈も成立する。

 

本当はそういうきわどいシーンなんかなくっても、良い作品は作れるってことなのかもしれません。

 

他にすこっちが気付いた点と言えば、

 

・池上季実子が魅力的、っていうか格好良すぎ!

・賀来千香子の演技の女々しさ感がハンパない!

・池上季実子の住んでるマンションが凄すぎだろう!

・ビールグラスでビールを飲むって、流行ってたの?

・会社に異性が露骨に私用の要件で電話してくるなんて、今ならあり得ないっしょ

・喫煙のシーンが多過ぎる!どんだけ、男女がたばこを吸うのよ?

・コンビニの無かったあの時代、自炊男子が際立っていたの?

・ハイボールとは言わずに、ソーダ割りって言ってたよ

・やっぱこの時代、ウィスキーは水割りが主体でダルマとリザーブだったのかな

 

と言ったところかな。

 

魅力は語り尽くせなーいこの作品。リアルタイムでご覧になった方の感想を出来れば、ぜひともこのすこっちにお聞かせ願いたいものです。(^^ゞ

 

男女7人は夏物語の高視聴率を背景に、秋物語という続編も作られている。

 

もちろん、アタシは秋物語」も観るつもりでいる。

 

ご覧になったことの無いという方は、超オススメですので、ぜひともご覧頂きたい。

 

明石家さんまのあの雨でずぶ濡れの中での告白シーン、印象的ですよね。(^_^)/