どうも、すこっちです。!(^^)!
題名ぐらいは聞いたことがあるのに、観ていない映画やドラマって、ありませんか?
忙しさにかまけて、時の過ぎゆくままにその身を任せてしまって、気付いてみたらウン十年。
あなたもそんな「観てないけど何が悪いのよ!」シンドロームに陥っていませんか?
あーそういうの良くないよ~。不朽の名作だったり、昔気になった作品は観ておいて損は無い。
そんな自分に渇を入れて、始まった「すこっち過去の映画名作劇場」。
今回はスカッと爽快、池井戸作品「花咲舞が黙ってない」を鑑賞しましたよ。(^o^)
これって、TVでやってましたよね~。アタシも全然観ていない分けではないんです。でも、全話を完走はしていなかった。半沢直樹のような続き物では無く、一話完結型という点では、スッキリしてますね。
と言うわけで、今日全話を見終わりましたー。ので、早速魅力を斬っていきましょう!
魅力その1「一話完結、勧善懲悪のヤッターマン劇場」
半沢直樹はあのジェットコースターのような展開で次が観たい、次が観たいと思わせる連続ものなんですが、それに比べて花咲舞ちゃんは勧善懲悪のスカッと爽快型という点では同じなのですが、一話完結でまあ、水戸黄門を観ているのと同じ感覚と言ったらいいのかな。
世知辛い世の中で、弱きを助け強きをくじく、「花咲舞がいる限り、東京第一銀行に悪は栄えない~」
って、ヤッターマンと同じ波長ですよね。
魅力その2「武器はしつこさと正義の剣だけで権力に立ち向かうって、凄い!」
このドラマって、要は東京第一銀行という銀行の中のいわゆる「コップの中の嵐」なんですね。
だけど、銀行の中のドロドロした事情がよーく分かるし、サラリーマンなら権力には歯が立たないと誰もが思っている。そんな会社の幹部に役職なんか関係なく、体当たりでどーんとぶつかっていく舞ちゃんは素敵としか言い様がない。そこには半沢直樹のような「隠し録音をして流す」とか、カマを掛けたり、誰かを利用したりという駆け引きはほとんど使わず、相手の内角高めにズバッとストレートを投げ込むところが、なんとも言えないんです。武器はしつこさと正義の剣のみ。
でも、よーく考えると半沢直樹のようなしたたかさを併せ持っていないと、相手に反撃されたときにピンチに陥るかもしれないね。
魅力その3「ところどころにクスッと笑える、ツボがあるのがいいところ」
そう言えば半沢直樹はあんまし無いよね、クスッと笑える場面。その点、この「花咲舞~」はその半沢には無い、クスッと笑えるツボが随所に散りばめられている。上司の相馬さんとのやり取りであったり、自宅の居酒屋花咲でのお父さんと相馬さんと舞ちゃんの絡みなどなど。
ドラマも真面目一辺倒では正直、疲れる。ホッとする一般ピープル目線のクスッと笑えるポイントはちょっとしたブレイクタイム。こういう強弱を付けているところが、作品全体のバランスを保って、クオリティをアップさせているように思います。やっぱ、メリハリって大事だね。
と駆け足で紹介してきました「花咲舞がだまってない」。
ご覧になっていないという方は、ホントスッキリしますんでお勧めですよー。(^o^)
セカンドシーズンもあるので、そっちも観ようかなと思っているすこっちでありました。
scotch0711のmy Pick