すこっち、過去の映画名作劇場「ノッティングヒルの恋人」を観終わる | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^o^)

 

今日の交流戦、楽天は見事に4-2で勝利!

 

やっぱ、接戦をものにして僅差で逃げ切るのが楽天の持ち味ですから。よそのチームみたいに打ち勝つ野球なんていうカードは持ち合わせていない。7回以降のピッチャーは底堅いし、あとは相手に先手だけ取られなきゃいいのにね~、いつも追っかけパターンだからさぁ、、、。(-_-;)

 

さて、今日はお久しぶりにすこっち、過去の映画名作劇場です。

 

今日紹介する映画は、恋愛映画の有名どころ「ノッティングヒルの恋人」です。

 

ジュリア・ロバーツとヒュー・グラントの名作であり、題名ぐらいは聞いたことがあるでしょう。

でも、アタシは観ていなかった。ホントこういうのが多いんだわ、いい加減そういうの取り戻していかないとなぁ~と思ってるんです。ある意味、恥ずかしいなぁって、そりゃあさ、知ってる人だけ知ってるでいいじゃんで、スルーするのは簡単です。

 

でもさ、良い作品には人を感動させ、唸らせるだけの「何か」がある。そして、間違いなく言えるのは、疑似体験ではあるけれど、その「何か」をいっぱいストックして行って、いっぱい唸った人の方が感受性が豊かになり、幅のある思考が出来るようになるのではないかと思うのです。

 

そういう意味では、1999年のこの映画。既に20年以上が経過しているんですけど、じぇんじぇん古さを感じさせない、素敵で素晴らしい作品でした。

 

それでは、すこっちと一緒にこの「ノッティングヒルの恋人」の魅力を斬ってみるとしますかね。

 

その1 「ベタな恋愛ネタ。でも、そこには素敵さがあふれているんですもの」

 

このですね、恋愛ものにおける女性の方が身分が上で、男性の方が身分が下という設定はよくある。

そう言えば、「ローマの休日」もそうだったし、最近じゃあ「私の家政婦ナギサさん」もそういうカウントに入るのかな。んでもって、得てして男の方が身分の違いに躊躇するってパターンが多い。

 

まあ、そこが観ている方をヤキモキさせるというか、それが肝と言えば肝なのかもしれませんな。

ただ、この映画の場合はけっこう女性の方からグイグイと行くんです。

でも、それに対して、男性側がそんなに下心見え見えの露骨な姿勢を見せない、自然に振る舞うところがまたいいんです。もっとも、どちらも美形というところには文句の付けようがないんだけどね。

 

その2 「著名人だろうが、有名人だろうが自然に打ち解けるって映画の世界だからなのかな?」

 

作中、徐々に距離感が縮まる二人。突然の成り行きで、彼女を妹の誕生パーティーに誘う彼。

この段階で、兄貴が超有名女優を連れてきて、自宅で同じ食卓を囲むという超あり得ないプレミアな設定。ここで、普通だったら誰もが舞い上がって、会話も上の空って感じになるはずなのに、なんだよこれ?メッチャ打ち解けてるじゃん。これは、映画だから?それとも、これって自宅パーティー慣れしている英国ならでは? 仮にこれが外国人のノーマルなスタンスだとすると、いかに日本人は気を遣いすぎてるかってことになるのかな?ある意味、うらやましいなぁ、こういうフレンドリーシップって。

 

その3「くっついては離れ、離れてはくっついて、また離れ、そして最後に、、、。」

 

いやー、このねえイイ関係になったと思ったら、離れて時間が経ち。しばらくしたら、またくっついて離れる。もーいい加減にしてくれ~。ガラスのハートの男の子はこういうのって、耐えられないんだよ~、傷つくぐらいなら、さっさと敵前逃亡したいんだよ~。っていうのが、チキンハートな男の正直な心境。

 

現実世界ではそれで逃亡する男どもは多いんでしょうけど、一応これは映画ですから、、、。

最後の最後のどんでん返しで、どうなったのかはご自分で確かめて頂くとしまして。

ズバッと彼女の内角にストレートを投げ込みたいのに、投げられない男心の葛藤。そのひ弱な部分を周りの仲間がイイ感じで送りバントでお膳立てをしてくれて、物語はエンディングへと進む。

 

とまあ、一通りこの映画の素晴らしさは書いてきましたが、久々に恋愛映画の素敵で素晴らしい作品にに巡り会って、エンディングに思わず拍手をしてしまいましたよ、すこっちさんは。(^_^)

 

世知辛い世の中で、コロナ禍でさらに世知辛い昨今。

 

誰もが自分の頭の上のハエを追うことだけに精一杯になり、今では自分をウィルスから守ることに精一杯にならざるを得ない世界。マスクでろくに顔も見えなきゃ、恋愛も出会いも無いよね。確かにそりゃあそうだ。でもね、誰にも平等に与えられている「時間」=1日24時間をどう使うかは、その人次第。スマホいじりに費やすのも、スマホゲーム没頭するのも、勉強に充てるのも、読書に没頭するのも、何かに感動したり、何かに感銘を受けるのも要はその人の自由。

 

だけどさ、スマホと心中ごっこでそこから何かが生まれるのかい?NEXTはあるのかい?「To be continue」はあるのかい?それよりも、心にビタミン補給が出来て、感動できる映画を観た方が、心も体も至って健全なんじゃないかと、アタシは思うよ。

 

ジュリア・ロバーツのような人と恋に落ちるなんてことはないでしょうけど、映画を観て、主人公の気持ちに寄り添ってみることで、共感したり、心が温まったりする。これは、誰がどう言おうと、かけがえのない財産です。

 

お金や物をため込むのだけが、財産じゃない!

 

多くの感動の積み重ねが、あなたの心を豊かにする。心が豊かになれば、だいたいのことには寛容な気持ちなれる、物事が俯瞰で見られるようになる。(これって一種の超能力!?)

 

そうなれれば、あなたの人生はHAPPYそのものです。

 

ご覧になったことが無い方は、是非ともご鑑賞頂きたい作品です。m(_ _)m

 

最後にこの映画の主題歌を貼り付けておきます。

She / 忘れじの面影 [日本語訳付き] エルビス・コステロ - Bing video