すこっち、過去の映画名作劇場「下町ロケット ゴースト&ヤタガラス編」を観終わる | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^o^)

 

さて、今回のすこっち過去の映画名作劇場は5/2のブログで紹介した「下町ロケット ロケット&ガウディ」編の続編として2018年に放送されました「下町ロケット ゴースト&ヤタガラス編」を鑑賞しましたよ。

 

惚れ込んだ作品にはすぐにハマってしまう、私。

 

今回の「下町ロケット」には正直、見事にハートを射抜かれてしまいましたです、はい。m(_ _)m

 

でね、多賀城の某レンタルショップに行くと、続編のDVDがちゃーんと並べられてあるでは無いですか!これは、このタイミングで観ておくしかない!そう思いまして、下町ロケットのはしごです。

 

いやー率直な感想を言わせてもらうとね、もう、最高!!しびれました。そして、感動しました。

 

なんていうのかな~、前回の敵も厄介だったけど、続編の悪は格段にパワーアップしてたね。

それを見事な勧善懲悪でまとめたってところがまた、素敵!なのです、この作品。

 

それでは、今回も「下町ロケット続編」の魅力を斬っていきたいと思います。

 

その1「佃航平役の阿部寛の熱がハンパない!世界一アツい男は永遠に不滅です」

 

最近、耳にしない「永久に不滅です」を使っちゃったよ、この人は。って、それぐらい佃航平はアツい!=それを演じる阿部寛がアツい!音だけは同じ苗字なのにどっかの国の元総理大臣とは偉い違いだ。

今回は前回以上にピンチに陥りましたね。社員から総スカンを食らいそうなこともあった。それでも、負けない不屈の精神はどこから沸いてくるのだろう。こんな人が日本の総理大臣だったら、今の日本はこんな⤵な状況じゃなかったでしょうな、きっと。(-_-;)

 

その2「必殺、役者殺しの新たな刺客が、、、。」

 

前回のブログで、財前部長役の吉川晃司と経理部長殿崎役の立川談春の存在感と演技を絶賛しましたけど、今回も二人の存在感は抜群でした。これで、二人とも役者が本業じゃないっていう「役者殺し」感がハンパない。これだけでも、十分お腹はいっぱいなんですが、ここにまた新たな「役者殺し」イモトアヤコの登場だ!これがまた、重要な役どころなのである。そして、尾上菊之助も本業は歌舞伎役者だし、いったいどんだけ「役者殺し」の刺客を放つの、この作品は?

 

そういう垣根が無くなったのか?それとも、昔に比べて役者の腕が落ちたのか?(-_-;)

 

その3「とにかく、セリフが長~い、こんなのよく覚えられるもんですこと」

 

前回も書いたけど、池井戸作品の代名詞でもある役者泣かせの長いセリフ。果たしてこれって、どれだけのNGを重ねたのかしら?まさか一発OKとかって?まあ、ある意味このアツいセリフを立て板に水に語るところが作品のキモでもありますから、避けては通れないんだろうね。是非、この作品をご覧になるときは、「長いセリフ」にご注目を!

 

その4「裏切り、暗躍、まさかの興亜火災、そして救済。必ず最後に愛と正義は勝つ!」

 

今回の2018年版の下町ロケットはおそらく、脚本も相当練り上げて作られたんでしょう。これでもかっていうぐらい、まさか、まさかのてんこ盛りでした。「そこで、そう裏切るかよ!」とか、「こいつら、どこまで悪なんだよ」と言うシーンの連続。どんだけ、画面に映し出されるそいつらにツバを吐きかけたくなったことか、、、。(そんなことをしたら、カミさんから大目玉だろうが!)

 

まあ、悪役は悪役としての最大のパフォーマンスをしておいて、後でしっかり叩かれる。視聴者が憎らしいと思えば、思うほど、あとあとのスカッと爽やかコカ・コーラ的な気分が待っている。プロレスで言うところの長州に噛みついてた頃の大仁田厚みたいなもんだね。

 

その5「正義を取り戻せ~♪忘れている人はこれを観て思い出して」

 

「微笑み忘れた顔など 見たくは無いさ 愛を取り戻せ~♪」という北斗の拳の主題歌の歌詞がありましたが、下町ロケットを完走したアタシが叫びたいのは、「正義を取り戻せ~♪」だね。

作中の佃航平のセリフで「正義は我にあり」ってよく言うんだけど、コロナ禍も相まって閉塞停滞街道爆進中の我が日本国&日本国民ですが、こういうときだからこそぜひ、この作品を観て頂きたい。

 

だって、本当はこれが普通なんだよって。正しいことをした人がさ、正当な評価を受けて、まっとうな人生を歩む。姑息な手段を執ったり、組織やライバルで足の引っ張り合いをしたり、責任逃れに責任転嫁で世の中を上手く泳ぎ切ろうとするヤツは、申し訳ないけどしっかりと溺れて欲しい。そういう世の中であって欲しい。人間さぁ、心は濁ったり、曇ったりまでは許されるけど、腐ったらおしまいなんだよって。

 

はい、以上が今回のすこっち過去の映画名作劇場でした。

 

今回の「「下町ロケット ゴースト&ヤタガラス編」。実は、アタシが前作にハマって借りてきて観ていたんだけど、途中参戦したカミさんもその魅力にハマって、続きのDVDをあおられていた、アタシっていったい、、、。(-_-;) (まあ、いいかアタシの布教活動成功!ってことで)

 

とにかく、すこっちはあなたのハートに火を付けたい!!

 

だから、ぜひ観て欲しい。パートナーのいる人は、ぜひパートナーとね。

 

そして、あなたの心に勇気と元気と希望の灯火を、そんな作品です。

 

 

 

疑問が一つだけ、これを観ていた人は「ヤタガラス」って何のことか分かってたのかな?