あなたはどう思う?高校野球のなぜ・どうして? | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^^ゞ

 

「波乱の宮城県大会、政宗様のお膝元は群雄割拠?」というお題で2回ほど書かせて頂いた高校野球宮城県大会も7/23(金)の東北学院の優勝で幕を閉じました。

 

ふと気が付けば、7/22の準決勝も23日の決勝戦も最初から最後までTV観戦していた、アタシ。

 

これだけ県予選の高校野球にどっぷりと浸かったのは、ひょっとして初めてかも。

結果的には五輪連休の貴重な2日間を高校野球に捧げたことになる分けなんですが、ある意味オリンピックとは違った良い感動を味わえた、充実した2DAYSでありました。(^o^)

 

優勝した東北学院は甲子園初出場となりますが、別に失うものは何も無い分けですから、甲子園で精一杯自分たちの野球をやってもらって、よそ行きの野球だけはしないで欲しいものです。

 

ほら、よくあるでしょう!初出場のチームが、序盤に相手に2,3点立て続けに取られてさぁ、浮き足だって、エラーなんかが絡んで防戦一方になるってヤツ。まあ、人間頭が真っ白になると、疑心暗鬼になって冷静な判断が出来なくなってしまうものなんだけど、そこはほらキリスト教の学校でしょ、東北学院って。だから、いざとなったら聖書の言葉を思い出すとか、十字を切るとか(それ、やるか普通?)自分を取り戻す方法はいくらでも引き出しがあるんでしょうから、結果はともかく頑張ってきてくださいな。

 

ところで、1915年から始まったこの高校野球。106年の歴史を持つってことはもう1世紀なんだわね。

歴史と伝統を重んじるのは大いに結構なんですが、いい加減運営方法も時代に併せて行かなければならないのでは、と思うのは私だけでしょうか?

 

最近、ことあるごとに「なぜ・どうして?」、「当たり前を疑え!」が合い言葉のすこっちなので、今日はそのあたりを掘り下げてみたいと思います。

 

疑問その1「なぜ、毎回阪神甲子園球場でやるの?」

 

「目指せ 甲子園!」もうね、これ以上の響きの良いネーミングは無いでしょう、アタシたちの頭に刷り込まれた感覚としてはね。でもさぁ、なんで毎年、毎年阪神甲子園球場でやるんだろう?

 

早速ネットで調べてみましたよ、それがこちら↓

高校野球はなぜ甲子園球場でやるの?理由は一体何なの? (good-news100.com)

 

なるほど、大阪にあった朝日新聞社の主催だからとか、阪神電鉄が最初の大会から球場を提供していたからとか、そもそも高校野球大会のために甲子園球場は造られたとかっていういろんな理由があるのは分かりました。

 

でもさー、最近の日本列島の夏の暑さって尋常じゃあ無い。ハッキリ言って、ガンダムに出てくるソーラ・レイ(巨大なレーザーの照射装置のことである)から放たれたレーザーと一緒だよって。

こんだけさぁ、やれ熱中症に気を付けろよ!長時間暑いところにいるなよ!って気象庁やら学校関係者が叫んでいるのに、なんで最も暑い阪神地方の屋根無し球場でやってんの?

 

さらに不思議なのがさ、そのためにプロ野球のチームが夏と春に球場を明け渡すって、なんかおかしくないですか?この通称「死のロード」と呼ばれる長期遠征のために、阪神タイガースは優勝が出来ないとか、不利だとか言われているんでしょ。阪神電鉄がオーナーなんで、逆らえないのかもしれないけどさ、高校生により良い環境で全国大会をやらせてあげてはダメなんですか?

 

無いとは思うけど、試合中に熱射病で生徒が亡くなっても、相変わらず阪神甲子園球場で炎天下の中開催されるのでしょうか?人の命と企業の利益、どっちが優先されるんでしょうかね。

 

疑問その2「なぜ、炎天下の中で試合をやるの?」

 

百歩譲ってね、甲子園球場で開催することが大人の理由で譲れないって言うんだったらさ、ナイター設備があるんだし、夕方4時ぐらいからやったらどうなんでしょう?それだったら暑さもだいぶ和らぐし、観戦するお客さんもナイター観戦で消費が伸びるかもよ。(その分、観戦料は上がるだろうけど)

営利目的ってところもあるんだったら、そういう発想もありなのでは?

 

 

疑問その3「連投が祟って、投手への負担がハンパない」

 

これは最近問題視されてますねえ。っていうか、ようやくだよね。秋田の金足農業が準優勝した時も結局は吉田投手が一人で投げ抜いていたでしょう。いくら、休業日を設けたりしたってさ、連投に変わりは無い分けで、必然的に複数の優秀な投手を抱えた高校が有利になる。それもどうなのか?

いっそのこと、今年のプロ野球と同じ9回までということにして、同点の場合は引き分けでラグビーのように引き分け抽選で決着させたらどうなんですかね。勝負は時の運ということもあるんだし。

 

と、まあ疑問にはキリが無いんですが、誰しもが思うのはこんなところかな。

 

とにかく、一番に考えて欲しいのは、プレーする高校球児の体調、健康面なんですよ。

 

阪神甲子園球場で真夏に開催することをどうしても肯定すると言うんだったら、誰もが納得のいく説明を是非とも聞いてみたいもんです。

 

さあ、どうぞ!朝日新聞社、阪神電鉄の関係者の皆様。

 

常識を疑え!固定観念を捨てろ!古い考えはアップデートしろ!

 

だって、テレワークだって、結局出来てるじゃん。

 

やれる方法はきっと、あるはず。

 

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