どうも、すこっちです。(^^ゞ
昨日のブログを読んでくれた方、ありがとうございます。m(_ _)m
今日の話は昨日少し触れた、アタシが気付いてしまった衝撃の事実に付いて思い切って突っ込んでみることにしました。だって、あれからずーっとモヤモヤしてたんですもの。
まずは、こちらの記事をお読み頂きたい。
野球は一塁側と三塁側のどっちで見るのがいい?どんな違いがあるの? | スポーツなんでも情報クラブ (sports-infoclub.com)
読み終わりましたか?それでは、今日の話を進めて参りましょう。
みなさんはプロ野球観戦をするときに、どこの席で観戦や応援をしようと考えますか?
えっ、なんですって、誰ですか?俺はお高いバックネット裏でしか観ないという、上級国民的な発言をされてる方は?
そういう人はさっさと置いてけぼりにするとしまして、普通に考えると、ひいきにしているチームを応援するサイドに座りたいと思いますよね。野球観戦の醍醐味は何と言っても、ひいきチーム、ひいき選手の応援だ!嫌いなチームの応援をして何が楽しいのよ!って思うのは健全な発想です。
なので、必然的にホームチームの応援席とビジターチームの応援席という構図が出来上がります。
ホームチームひいきとビジターチームひいきが同じスペースの席に居たのでは、混乱が生じます。熱狂的なファン同士だったら、間違いなく喧嘩沙汰になるかもしれません。だから、揉めごとが起きないように、お客様が気持ちよく観戦&応援が出来るようにバックネット裏から見て、一塁&ライト側と三塁&レフト側とスペースを区切りました。ここまでの内容は理解出来ます。
日本のプロ野球の長い歴史において、これまではホームチームが一塁&ライト側。ビジターチームが三塁&レフト側という慣習が、誰が疑問を持つこともなく、脈々と続けられてきました。
しかし、特にルールで明文化されていないところに目を付け、そこに一石を投じる球団が現れました。
それが日本ハムファイターズ。2004年の北海道札幌ドーム移転の際に、三塁側が駅に近いという理由で「ホームチームひいきは三塁&レフト側、ビジターチームひいきは一塁&ライト側」という新しい解釈をぶち込みました。
見事な風穴を空けてくれて、ありがとう日本ハムファイターズ。かくして、これに追随という分けではないんでしょうけど、自分のところに都合のいい「ご飯論法」のような解釈で、2005年に参入した我らが楽天イーグルスはこれに習って?三塁&レフト側をホームチーム席とし、埼玉西武ライオンズは球場の改修を機に乗じて今までのホーム=一塁&ライト側という決めごとを見事にちゃぶ台返しをしました。
それは分かった。
では、なぜ今すこっちがホームチーム=三塁&レフト側という決めごとに対してアツくなっているのか?怒りを覚えているのか?オウムじゃあるまいし、洗脳されたと騒ぎ出したのか?
昨日のブログをご覧になった方はお分かりかと思いますが、早い話が野球というスポーツの大半のプレーは、ほぼほぼ一塁から二塁の間で行われているのである。ピッチャーとバッターの勝負は置いといたとしても、打ったバッターは無条件で一塁に走る。四球も死球も同じ。エラー、間一髪アウトのファインプレー、牽制死、ランナーのリードに盗塁、二塁上でのクロスプレーに芸術のようなダブルプレー、センター前に抜けるヒットに、1、2塁間を抜けるヒットにバックフォームにホーム上のクロスプレー。
こうしたプロ野球の醍醐味とも言えるプレーをより至近距離で、間近に見ることが出来るのは、本来ホームチーム観戦&応援者の特権であるべきなのです。
昨日始めて楽天戦のナイターを一塁側で観戦して、アタシは全てを悟った。これまで何度もホームチーム側と言われる三塁側で観戦をしてきたけど、ピッチャーとバッターの勝負も、内野ゴロをさばいたときのはつらつとしたプレーも、内野の間を抜けていくヒットの爽快感も、バックホームの時の迫力もなんか三塁側から観ていると、見づらくて、中途半端で、イマイチだった。だから、あんまし観に行きたくなくなっていた。テレビでセンターカメラからの映像の方がハッキリ観られて、いいんじゃないの?って。
でも、昨日は全然違った。守備練習の時の軽快な連携も気持ちよかったし、ゴロで内野の間を抜けていくヒットもとってもよく見えた。なにより、あの鈴木大地に浅村様のプレーがくっきり、はっきり見えるのだから、文句の付けようが無い。
そりゃあ、そうだ。だって、野球というスポーツは打者が打ったら、時計と反対回り(左回り)に走るスポーツなのだから。黙っていても、あの有名選手は一塁目指して走ってくるのだから。それを間近で観られる一塁側&ライト側をどうして、相手チームを応援するビジター集団に明け渡して、アタシらは見づらくて、迫力の伝わり方もイマイチな席で応援しなきゃあ、ならないの?
これは、ズバリ洗脳である。
ホームチームは三塁側&レフト側で応援するものという楽天球団が自分たちの都合で勝手に決めたルール。とはいえ、それに従う日本人。その中でもさらに従順な東北人。オラが街のチームだもの応援すっぺ!なになにホームチームは三塁側なのね、分かりましたよ、だったら三塁&レフト側で声をからして応援させてもらうから、心配すんなって。
あー勝った、勝った、良かった、良かった。ビールを飲みながらの野球観戦はやっぱ格別だわな~、また来っぺし。
と、こんな具合でホームチームの試合をマイ陣地で観戦&応援出来たことに満足して、なんの疑念も持たずに帰っていく人たち。でもこれって、洗脳されて、見づらくて、見えにくい席に押し込められているんだって。野球の醍醐味や迫力や緊迫感や臨場感を十二分に味わいたいなら、注目選手を間近で観たいのなら、間違いなく一塁側&ライト側がベストポジションなんだって。
そういう意味では、アタシは球団創設の2005年から16年間、まんまと洗脳され続けてきたって分けだ。
もちろん、そんなことは関係無しに純粋に楽天イーグルスを応援したいんだ!一ファンとしてオラがチームをオラが陣地で応援することに意義があるんだ!という方には、アタシのようなにわか楽天ファンがいちいち口を挟むことではないんだろうというのは理解しております。
たぶん、球場的にレフト側の方が観客席を増設したり、球場を拡張しやすかったのかな?とか裏の事情をいろいろと勘ぐってしまいますが、幸せな気分の人は幸せな気分のままでいいんですよね。
それに、冷や水を掛ける権利はアタシには無いんです。m(_ _)m
でも、ずーっとホームチーム観戦というスタンスで、三塁側でしか観戦したことの無い方は、一度でいいから一塁側で観戦してみてください。間違いなく、景色が変わって見えますし、目からウロコですから。
ホント昨日は勉強になった。人は刷り込みと集団心理で洗脳されると、それに疑念すら持たなくなる。
しかし、それに疑念を持ち、反対側の視点で観てみると、新たな発見や気付きが生まれる。
今回の発見でアタシは、プロ野球のダイナミックさや迫力や魅力を取り戻した気がします。
何事も、
・常識を疑え
・視点を変えてみろ
・まずは試してみろ
ってことなんですかね。
次回、アタシが楽天生命パークにアタシが行くときのスタンスは、決まりました。
「一塁側の席で、アクションは控えめに
だけど、ハートは熱く応援する」
これで、決まり!(^^)