歌を忘れたカナリヤばっかりの世の中、気付けばあなたは人魚姫 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

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どうも、すこっちです。(^_^)

 

さあ、いつまで続くのかコロナ禍チキンレース。

 

「チキン」とはケンタでも、ファミでもモスでもにゃい。映画「Back to the Future」で主人公のマーティー・マクフライが人に「チキン」と馬鹿にされ、プッツンして、人生を台無しにするというシーンがある。

 

そう、ここで言う「チキン」とは「腰抜け」という意味のチキンなのである。そして、チキンレースの意味をあらためて調べてみると、「相手の車や障害物に向かい合って、衝突寸前まで車を走らせ、先によけたほうを臆病者とするレース。」とある。

 

果たして、臆病者と呼ばれてもきちんと予防対策をして外出を控えている人が生き残る=勝者なのか?それとも、「俺はコロナなんて関係ないね!」と臆病者のそしりを受けたくないからと、街に繰り出して例のヤツをもらってくる人が腰抜けではないのか?いや、腰抜けなのか?紛らわしいわいな~(-_-;)

 

でも、やっぱりこういう世の中の場合は、「臆病者が勝つ!」これでいいんじゃないでしょうか。

だって、もらっちゃって、重症化しちゃって、天国の階段を昇っちゃったら馬鹿みたいでしょ。

「臆病者」上等だよ!みなさんもマーティーみたいにそそのかされて切れちゃったら、だめですよ。(>_<)

 

さて、本題。

 

思えば、コロナウィルス騒ぎが世界を席巻して早1年。感染抑止の標的は一にも二にも歓楽街、会食、飲み会などの普段の溜まったストレスの発散の場。そうなると、行動の制約はハンパない。そんな中でも、みなさんがというか、ノドに自身のある方はマイクが恋しくてしょうがないのではないでしょうか?

 

アタシもそうね~、カラオケから遠ざかってどのぐらい立つんだろうか。かれこれ、1年以上は美声(?)を披露するなんてことはないわな~。やっぱ、たまには唄いたいよねぇ。でも、歌えない。せいぜい自宅でかすかに鼻歌を歌うぐらいだよ、ホント。

 

そのうち、自分の十八番の持ち歌も歌詞も音程もリズムも忘れちゃうよ、きっと。仮にコロナが終息して、久々に採点付きカラオケで歌ったら、恐ろしい点数がはじき出されるかもしれませんよ。(赤点だったら、ショック!)

 

童謡「歌を忘れたカナリヤ」の1番はこんな歌詞です。

 

「唄を忘れた カナリヤは 後ろの山に捨てましょか いえいえそれは なりませぬ」

 

えっ?なになに、歌えなくなったからって、山に捨てんの?なにそれ、役立たずってことかい?

 

そして、2番。

 

「唄を忘れたカナリヤは 背戸の小薮(こやぶ)に埋けましょか いえいえそれは なりませぬ」

 

なんですか?今度は生き埋めですか?これまた、酷いもんだよ。

 

そして、3番。

 

「唄を忘れたカナリヤは 柳のムチでぶちましょか いえいえそれは かわいそう」

 

あらら、とうとう来たよ。体罰?それともDV? つーか歌詞が残酷のオンパレードなのでは?

 

でも、最後の最後にこうなる。

 

「唄を忘れたカナリヤは 象牙の船に 銀の櫂(かい) 月夜の海に浮かべれば 忘れた唄を思い出す」

 

象牙の船に銀の櫂っていう描写が良く分かんないけど、優しくしてくれれば唄は思い出すんだって。

 

あーでも、よく考えると1番から3番も「なりませぬ」とか「かわいそう」って未遂で終わってるやん。

 

難しい世の中ですけど、みなさんも唄は忘れない程度にキープしておきましょうね。

 

そして、コロナが晴れたら、思いっきり十八番を唄っちゃいましょうぜ!!

 

それまで、人魚姫みたいに声を失わないようにね。m(_ _)m

 

「あっあああああー いつの日か 大空 駆ぁけ 巡る ♪」