どうも、すこっちです。(^O^)
さて、数々の過去の名作と言われる映画作品。でも、作品名は聞いたことがあるけど、見たことはないという人は多いですよね~。あたしもそんな一人。だったら、自分の人生が閉じる前に、一作ずつでもそんなモヤモヤは解消しておきたいと思って始めた「すこっち過去の映画名作劇場」。
今日は、みなさんも聞いたことはあるよね、「2001年宇宙の旅」を鑑賞しましたよ。
この映画、宇宙映画の先駆けとして語り継がれている名作なのですが、1968年の作品。今から53年も前になる。(半世紀だわね)
スタンリー・キューブリック監督やスタッフが当時の情報から想像出来るすべてのアイデアを詰め込んだのがこの作品だと言われている。アメリカはちょうど、アポロ計画の真っただ中。翌1969年の7月20日には人類初の月面着陸に成功したことになっている。(偽装という噂も、、、。)
まあ、宇宙フィーバーに拍車を掛けるには願ったり、叶ったりだったんでしょう。
でね、お待たせしました!ここからがすこっちなりの世界観で観た感想でズバッと斬って行くよ!
いやー、フラストレーションが溜まりまくりの作品でしたよ。(◞‸◟)
まず、長い。第一、冒頭から画面が真っ暗の時間が5分ぐらいかな?パソコンがおかしくなったのかと思ったよ。なにせ黙って、141分の作品ですから長いわな。おまけに一つ一つのシーンが無駄に長くて、間伸びしているような感じがしてしょうがなかった。
次にストーリーの背景が分からなさ過ぎるって。なんの刷り込み予備情報もなしに、この映画を観た人は、はっきり言って、なんで冒頭の人類の進化のシーンがあって、突然宇宙ステーションのシーンになって、どういう目的で話が進んでいるのか、常に???が付きまといっ放しである。まあ、時代が時代の映画なんでね、今のように観客に至れり尽くせりのサービス精神は足りなかったんだろうけど、なんだかなあ~、いっぱい詰め込み過ぎちゃったのかなあ。シンプルにすれば、もっと伝わりやすいと思うんだけど。
そして、これがアタシの一番言いたかったこと。
「それで、結局何が言いたかったの?」
でたよ、以前「卒業」を観終わった時にも感じた、モヤっと感。昔の映画、特に海外の映画にありがちな
結局観ている人に何を伝えたかったの?って思わせてエンディングを迎えるやつね。
途中まではさ、今でいうAIみたいなHALと呼ばれるコンピューターが暴走してやってくれちゃうみたいなプチハラハラドキドキを演じてくれるけど、そのあとは酷いもんですよ。何がどうして、どうなった?っていう基本路線のストーリーがじぇんじぇん追えなくなっていく。そして、ラストが「アレ」でしょう。(一応、ネタバレになるので観ていない人への配慮ね)
まあ、あの有名なテーマ曲を後世に残したのは偉大な功績なんでしょう、きっと。
もちろん、専門家の方に言わせると素晴らしい点はいろいろとあるんでしょうけど、一見さんがなんの情報も無いまま素で観て楽しめますか?と聞かれれば、アタシは迷わずNOと言わざるを得ないです。
いやー、これだから映画って人から聞いた情報だけを鵜吞みにしちゃあいけないってことなんですよ。
「鬼滅の刃 無限列車編」もそうだけど、まずは自分の目できちんと確かめないと、良いも悪いも発言出来ないですからね。
アタシの過去の映画名作劇場、今日はこの辺でおひらきにしたいと思います。
それにしても、勝率悪いな~。負け星多すぎなんですけど、、、。( ̄ー ̄)