人をポンコツ呼ばわりするヤツの神経とは? | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^_^)

 

私の職場は建物の3階で、同じ階にはもう一つ別な会社がある。

 

その会社とは仕事上、関わることが多いためしょっちゅうこちらから足を運んだり、その逆に向こうの会社からウチに訪れたりしている。

 

今日の表題のような出来事は週末の金曜日に起きた。

 

向こうの会社から来た若手Sとウチの若手Aとの以下、やりとり。

 

S「Aさんは明日、出勤?」

 

A「私は休みですけど」

 

S「えーそうなの?実は俺も休みなんだよ。そうなんだ、充てにしてたのにな~。いやね、何か起きたらAさんに対処してもらおうと思ってたのよ、明日はウチ、ポンコツしか出ていないからさ。」

 

はてさて、みなさんはこのSの発言をどう思いますか?

 

ちょっとだけ説明をすると、土曜日でも会社は動いているんです。だから、交代で休みを取っている。

自分が休みの時は、当然出勤メンバーに自分の仕事を引き継いで行かねばらない。

 

んでもって、たぶんSは自分が休むので同じ会社の同僚に仕事を引き継いだのでしょう。

でも、保険のため、同じ業務の分かる当社のAにもそのことをお願いしようとしたら、Aも休みだった。

 

そこまではいいよ、よくある話だわね。

 

でもさ、いくら他の会社に来ていて自分の同僚は聞いていないという前提であったとしても、単なるジョークだったとしても、自分の会社の仲間を「ポンコツ」呼ばわりするとは、いったいどういうこったい!!

 

会社に勤めているということは、会社を代表している。会社の看板を背負っているのである。自分の口から出た言葉というのは、その発言は単なる一個人の言葉ではなく、○○会社の社員の発言なのである。だから、発言には責任が伴うのである。プライベートならば、「あいつがこんなことを言っていた。」で済む話が「○○会社の○○がこんなことを言っていた。」に化ける。いつ、どこで、誰が見ていて、どう受け取られるかなんて、全く分からない。最近の魔女狩りの世の中ではなおさらだ。

 

まあ、それは本人の社会人としての常識が足りないんでしょう。そいつはお宅の会社の問題だ。でも、アタシが一番残念だなあって思うのは、同じ職場の同僚をそういう目で見てるんだなあ~ってこと。

 

たぶん、彼は周りの人に比べたら結構なボリュームの仕事を任せられているんでしょう。自分にもその自負があるんでしょう。だから、自分と同等ぐらいの仕事をやってくれない人、同じテンションで仕事が出来ない人を見下したい気持ちが、心のどこかにあるんでしょう。

 

だから、軽々しく「ポンコツ発言」が口から出てくるんでしょう。

 

なんだよって!じゃあね、逆に自分が「ポンコツ発言」をされたらさ、あんたはどう思うんだい?どう感じるんだよ!いい気持ちになるんかい?それとも、全然気にしないで流せるってか。まあ、あんたの対処法はどうでもいいんだけどさ、普段はSって明るく、気さくでお喋りも面白くって感じのいいやつなんだろな~って思っていたのに、結局この人は心の片隅には「毒」を持ってる人なんだなあって。

 

たぶん、その会話のやり取りの場にいたアタシ以外の人はたわいもない戯れ言としか思っていなかったんだと思う。でも、例え世間は見逃しても、このすこっちの目は見逃さないよ!!

 

言いたいことがあるんなら、本人の前でちゃんと言え!それが出来ないんだったら、会社関係じゃないところで言うもんだ。そうでなかったら、その思いは飲み込んで墓場まで持っていくべきだ。

 

人となりというのは、不用意な発言で簡単に化けの皮がはがれるものだ。

 

「綸言汗のごとし」という言葉がある。一度吐いた言葉は飲み込むことが出来ない。

 

「アイツはこういうヤツだ。」というつまらないレッテルを貼られないように、発言には注意したいものです。そして、なによりも「人には優しく」なんですよね、慈悲の心を失ってしまっては、、、。(^o^)