どうも、すこっちです。(^^ゞ
1/4のブログで映画「えんとつ町のプペル」を紹介しましたが、その中で作者の西野さんの試写会後のコメントもリンクを貼っていたんだけど、そのコメントの中にもこの「魔女狩り」というワードが入っていました。
みなさんも思いませんか?
芸能人が不倫をしていたとします。それを週刊誌がスクープとしてすっぱ抜く。当然、話題となり週刊誌は売れ(若しくは立ち読みをし)、ワイドショーなどであおり立てる。SNSもそれで活発になる。まさに「魔女狩り」だ。
確かに不倫は良くない。叩かれるだけのことをしていると言えば、確かにその通りかもしれない。
でもね、よくよく考えたらさ、それはどこまで行っても夫婦間の問題なんだよね。そりゃさ、芸能人は社会に及ぼす影響がハンパない。だから、公私ともにわきまえた行動を取るべきだって意見もあるでしょう。でもさ、昔の大御所と言われた政治家や財界人や芸能人はどうどうとやっていたんでしょ。なんで今さらお笑い芸人の揚げ足を取ってさ、あーでもないこーでもないと騒ぎ立てなきゃいけないんだろう。
奥さんのいる立場の人ならば、よーく分かる話なんだけどさ。どこまで行っても、男と女は平行線なんだって。奥さんが馬鹿馬鹿しい、なんでこんなことをやるんだろうって思うことを男はやっちゃう生き物なんです。そんな馬鹿馬鹿しいことにロマンを感じ、追い求めるのが男族の習性なんです。聞いたこと無いですか?女性は常に現実を生きているけど、男は過去と未来を生きている。だから、「現実を見てよ!」っていう奥さんの悲痛な叫びを、どこかピンボケな感じで聞いてしまっているから、世界大戦が勃発してしまう分けなんですよね。
夫婦の問題は夫婦にしか分からない。赤の他人がさも分かった風に評論したところで、その声が夫婦当人に届くわけでは無いんだし、あくまで自分は安全な観客席にいて、リングで行われている取っ組み合いや醜聞をライブ感覚で楽しんでいるだけに過ぎない。
逆の立場だったら、どう思うんだろう。自分ら夫婦がさ、同じようなことで周りから騒がれたとしたら、絶対にこう言うはずだよ。「うっつせぇんだよ!ウチら夫婦の問題なんだから、外野は黙ってろ!」ってね。週刊誌で騒がれている方々だって、その言葉が喉元まで出かかっているんだと思うよ。
人々が特定の人をあざけり、さげすみ陰口を叩くのは世の常だ。実は安全地帯から、一緒になって誹謗中傷したがるのは、日本人、日本民族の最も良くない習性かもしれない。西洋ではそれを「魔女狩り」と呼んで、異端な者を吊し上げた。
でも、いい加減そういう刷り込まれたDNAはポイしてもいいんではないですかね。
だって、明らかに心が貧しいじゃん。そんなことをやっている自分を俯瞰で見てごらんなさい。
心も醜く、顔も醜い。人が人をおとしめる世の中なんて、お釈迦様は望んでいなかったのでは?
ワイドショーに踊らされて、一緒になって騒いでたら、あなたの人間性というパラメーターの数値はどんどん下がっていくんだよって。
叩くんなら、権力に迎合するのではなく、そっちの方を叩かなければならない。まさに、「叩けよさらば開かれん」だ。
魔女は「美魔女」ぐらいにしておいて欲しい、と思う今日この頃です。m(_ _)m