コロナ禍で会社員の皆さんが唯一救われたなあと思うこと。 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^_^)

 

世界を震撼させているコロナウィルス、またの名をCOVID-19。

 

全世界で感染者数は34百万人、死亡者は百万人を突破した。我が国日本でもすでに1,613人の方がお亡くなりになっている。心からご冥福をお祈り致します。

 

感染予防を優先するために人の移動を制限したために生じた世界同時不況。各国はどんどん国債を発行して赤字を膨らませている、日本も例外では無い。コロナ禍不況で職を失った人は5万人を超えたんだそうです。働き方改革という政府のパワハラ政策+コロナ禍で時間外手当が減ったという方も多いことでしょう。果たして、冬のボーナスはどうなることやら。風前の灯火ってとこですわな。

 

サラリーマンにもOLにとっても冬の時代。なんもいいことないよなぁ~。(-_-;)ってやさぐれている一方で、唯一会社勤めの皆さんがたった一つだけ、救われたなあ~と感じていることがある。

 

それは、ズバリ「義務的な飲み会」が無くなった、ということだ。

 

これはねー大きいよ。実際にアタシもこれだけはすんごいありがたいと思っているウチの一人だ。

 

だってねえ、皆さんも「ウン、ウン」ってうなづける部分があるでしょう!

 

一体全体、どうして日本の会社の飲み会というのはこうも低俗でパワハラ全快の飲み会が多いのでしょうか?今回は、アタシが勤めている会社の飲み会という具体例を挙げて説明いたしましょう。

 

1.「参加の有無」 

 

まずは、飲み会の出欠ね。まあ、幹事役の方から一斉配信メールでお知らせが届く。「参加できる方は○○日までに出欠の有無を○○さんまで」みたいなくだりで締めくくられておりますが、これがほぼほぼ参加を強制するみたいな雰囲気なのよね。欠席にすると、「なんで欠席なの?」と間髪入れずに突っ込みが入る。なんとなく、一人だけ欠席といういたたまれない気持ちに屈して、参加を決める。(日本人は集団心理に弱いからね)

 

2.「会場までの足」

 

もうね、一般社会人なんだからさ、各個人が電車なりタクシーなり使って行ったらいいじゃん。なのに、上司は平然と部下をあっシー君(自分の車で送迎する事ね)として使う。自分の家に迎えに来いみたいなね。あとは、昼休みに自宅に車を置きに行くから、会社の車で追尾して来いとかね。って馬っ鹿じゃないの?プライドとかないのかね。飲み会が始まる前からパワハラかよって。

 

3.「飲み会の席次」

 

別に空いている、好きなところに座ったらいいじゃん。なのに、変な企画好きが「くじ引き」を用意してくる。「さあ、誰の隣に座るかはお楽しみ!」って、小学生の席替えや運動会のオクラホマミキサーじゃねえっつーの。そのくせ、社長や支店長という上席は決まっていて、周りに女性社員が「喜び組」として着座するようにセッティングされている。ここは、北朝鮮かい?それとも戦前の日本?

 

4.「挨拶から乾杯へ」

 

アタシもうん十年とウチの会社の飲み会に参加をしているけれど、まー「挨拶に上手い人無し」なんだわね。挨拶には人となりっていうか、人格っていうか、人間味が出ますからね。味も素っ気もない杓子定規な挨拶しか出来ない人って、人間としての底が浅いってことなのかな。乾杯の御発声もおんなじ。ちょっと気の利いたこと言って、カンパーイ!だったら様になるんだけどね。

 

5.「パワハラ飲み会の始まり、始まり」

 

もうすでに「喜び組」の席次がすでにパワハラなんですが、なんで女性社員がお酌とかしなきゃいけないんだろうねえ~日本の会社は。「俺の酒が飲めねえのか」的なことを言い出すヤツ。つまんないオヤジギャグに上から目線の物言い。ましてや、ここに来て仕事の話をネチネチ始めるってか。そうかと思えば、その話何万回聞かされたことか、壊れたテープレコーダー(死語)かっつーの。魅力的で話が面白い人の周りにはね、自然と人が集まる。いい年をして、そーいうことも未だに分かんないのかねえ。

 

6.「無作為抽出のインタビュー的なやつ」

 

イイ感じで酔いが回った単なる酔っ払いの集まりと化しているのに、なんでここでまた余計な企画「今年1年を振り返って意見発表」みたいなことをおっぱじめるのよ?しかも、発表者が次の発表者を無作為に抽出って、いらんわー。だいたい皆さん、当たり障りの無い安全パイなことしか言わない、っていうか言えない。そんなの、なんのためにやってるのかしらね~。(>_<)

 

7.「一次会が終わってからの」

 

お決まりの○本締めでお開き(挨拶の内容は相変わらずの低調ですが)。あーこれで帰れる~と思いきや、ここでも招集が掛けられる。あのねー、ここは軍隊か!帰りたいヤツは帰らしてあげなよ。飲みたいヤツだけ行けば良いんでしょ!ああ、でも悲しいサラリーマンの性(さが)。夜は更けて行く。

 

8.「○次会でも女子社員や若手は下働き」

 

なにか勘違いしてませんか?女子社員はコンパニオンでもホステスでもありません。そういうの望んでいるんだったら、さっさとそういう店になだれこんだらいいじゃん。親睦を深めるとかもっともらしいことを言っていても、しょせんは権力の乱用だよねって。挙げ句の果てにカラオケを若手から唄えとか女子から唄えとか、別に唄いたい人が唄えばいんでないの?

 

と、まあすみませんね。某会社の醜態を披露してしまいまして。m(_ _)m

 

でも、程度の差はあれ似たような経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか?

 

そりゃあね、アタシもお酒は飲むし、好きだよ。ぱあっとはじけたいなあ~って思うときもある。

 

でもさ、飲み会=常にMAXで行かなきゃイケないって法律があるわけでは無い。

 

ケースバイケース、飲み会だってTPOをわきまえる必要がある。これからの時代はお酒飲みもスマートでなければいけない。なのに、会社の飲み会と言うヤツは「令和」の今に至っても「昭和」の域を脱していないんだよねえ~。(-_-;)

 

たぶん、こんな「昭和飲み会」の体質はあと100年経っても変わらないでしょう。

 

だから、コロナ禍でそんな「悪夢」から逃れられることが、なによりも救われたと感じる今日この頃。

 

だって、飲み会を開くのも躊躇するだろうし、仮に開催するとしても断る理由には困らない。

 

まあ、黙って来年の忘年会ぐらいまでは「会社の飲み会」はマホトーンで封じ込められた感じかな。

 

でも、実際のところ「宅飲み」からはしばらく卒業出来そうに無いなぁ~。(-_-;)