すこっち探検隊が行くto「阿武隈川船下り」 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^o^)

 

ふと気が付けば世の中は4連休モード。

 

アタシは昨日仕事だったので、今日から連休スタートなのです。

相変わらずコロナウィルスの感染者数は右肩上がりで外出自粛を促しておきながら、Go toキャンペーンとのコラボレーション。結局のところ、日本の首相は何もしないまま、最後は日本国民の自主性という最後の砦に頼るしかないというのも、悲しい現実といったところでしょうか。(-_-;)

 

久しぶりの「すこっち探検隊」。

 

今日ご紹介するのは、「阿武隈川船下り」なのであります。

 

これねー、実は前から気になっていた。本当は最上川の船下りに行ってみたいんですけど、まずは手始めにお膝元の県内でこの昔から伝わる風流文化「川下り」にチャレンジと相成りました。

 

阿武隈川船下りの船着き場は丸森町にあります。あたしの住む多賀城市から高速を利用して車で一時間ぐらい。まあ、ドライブとすればお手頃感覚といったところでしょうか。

 

駐車場に車を止め、ふと周りを見渡すと後方になにやら物々しい車が停車。フロントガラスをよく見ると「KHB」という看板が、、、。おおっとー、ひょっとして、これは船下りのニュース撮影の取材ってかー!

トイレに入る前に取材陣とお店の人のやり取りを小耳に挟んだところ、取材陣であることは間違いない模様。カミさんと、「インタビュー求められたらどーする!?」なんて話をしていたところ、お店の方から。「川下りの取材をするので、撮影に協力して頂いてもよろしいですか?」との申し出が。

 

さて、あなたならどうする?

 

そこはね、もちろん好奇心旺盛なすこっちさんですから、、、。カミさんに相談することも無く、「いいですよ~。」と二つ返事で承諾!「アタシだったら絶対に受けない」とか「あれって、断ってもいいんだよ。」と完全拒否モードだったうちのカミさん。

 

あのねー、いいんじゃない。こんな貴重なシチュエーションなんてそうそう巡ってこないよって。この日に10時の乗船予約を入れてね、そのタイミングで川下りの取材なんて、「持ってる」としか言い様がない。いよいよ「すこっち」のブラウン管デビューってこと、分かってないなあ~。(そんな分けは無い)

 

結局、取材をご遠慮したチーム3組は小ぶりな船で最初に出発。取材OK2組のすこっち探検隊チームは少々大きめの船で取材陣を乗せて遅れて出発。おおー、これでこそ「すこっち探検隊」っぽくなってきたじゃあ、あーりませんか。これで、ジャングルを巡る「川口探検隊」にまた一歩近づいたかな?

 

 

川下りというと、透き通るような水面を眺めつつ、、、と思っていたけど、現実は見事に?茶色に濁った川面が続くよどこまでも。長雨続きのせいなのか、いつもこんな感じなのかは分からなかったけど、なかなかイメージ通りという分けにはいかないのも「イッレェギュラァー」ってことで。(^_^)

 

エンジンを全開にして、川下から上流へと川を上る。まあ、川下りと言いましても船着き場から下ったのでは、どうやって帰ってくるの?ってことになるので、今は周遊って形で一旦上流に上って、下る。船外機の騒音よろしく船頭さんの説明は無いまま、船内はただただマスク姿でソーシャルディスタンスを守りつつ、無言で外の風景を眺め、たまにスマホで撮影するぐらいの時が過ぎる。

 

4キロぐらい上流に進んだところで、Uターン開始。

 

ここから、船頭さんのガイド説明も入って本格的な「川下り」のスタートである。

 

遠くに見える、青いラインが確認できるでしょうか?

 

なんでも、昭和62年に川が増水して最高潮の時の水位がこの位置だったんだとか。

ところがね、去年の台風19号別名「令和元年東日本台風」で大きな被害を受けた丸森町。な、なんとその時にはこのデッドラインを水位が超えたんだそうです。こんな、のどかな水位の中での船下りからは想像も付かないですね~。

 

船着き場付近にあるこの「丸森橋」なんと、昭和4年に出来た橋なんだそうです。

 

年齢にして91歳というバリバリの超後期高齢者の丸森橋。この橋が昨年の台風19号の「痛恨の一撃」であわや、ゲームオーバーというピンチに陥った。みるみる水かさが増し、狂鬼と化した阿武隈川に押し流されそうになったのである。その写真がこちら↓

 

 

 

セーフ!!危なかったね~。っていうか、「丸森橋クン、あんた持ってるよ!」このまま「100年経っても大丈夫」のキャッチフレーズでもって、記録更新、長生きして頂きたい!

 

こうして、一行を乗せた阿武隈川船下りも無事、終了と相成りました。

 

そのままさっさと下船して帰ろうとしたところ、

 

「あのー船下りの感想をコメントを頂けないですか?」との取材スタッフからの申し出。

 

もちろん、拒む理由など無いさ、アタシの場合。実を言うと、船に揺られている最中、密かに「はて、どんなコメントをしたらいいものか?」と真面目に考えていたもう1人のすこっちさんがいた。奇をてらったようなコメントは間違いなくカットされるだろうし、やっぱりここはテレビ局が求めているニーズを最優先に考えて使いたくなるコメントがなによりだろう。なーんて思索していたことが、役に立った。

カメラが回っていても、意外と緊張しないものである。

 

こうして、初のテレビ出演(???)を済ませたすこっち探検隊。

 

丸森町に来て、寄らずに帰るわけには行かない「斎理屋敷」を見学。

 

 

 

つるし雛の夏バージョンといったところかな、七夕飾りもあります

 

当時のお金持ちが実際に使っていたお風呂

 

こんな感じで米俵を蔵に保管してたみたいです

 

この斎理屋敷、とにかく広い!昔の暮らしが良く分かる展示品がこれでもかっていうぐらい並べられていて、時間がいくらあっても足りないぐらいだった。それに、丸森町がこの施設の保存にしっかりと心血を注いでいるなあっていうのがひしひしと感じられました。大事だなあ~こういうのって。

 

最後に、斎理屋敷に併設されたカフェで遅い昼食(ランチ1,000円)。

 

 

これにね、食後のコーヒーも付いて1,000円はなかなか。しかも、この豚肉、超美味しいですから。(^_^)/

この後、間もなくしてこのランチは売り切れとなりました、やっぱ持ってるわアタシ。

 

初の丸森町への出陣!でしたが、いやー見所満載じゃん、丸森町。

 

さすがに、丸森町一の有名人ペロりんちょの「船山さん」にはお会い出来なかったのは心残りでしたが(知ってる人は知ってる?)、食べ物は美味しいし、自然も豊か。そして意外に近い。

 

興味を持たれた方は、足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

ちなみに、アタシが取材を受けたKHB(東日本放送)と宮城テレビ。

 

夕方17:30頃からのKHBの県内ニュースをチェック、チェック、チェックしましたよ。

 

そしたらねー、バッチリ映ってましたよアタシとカミさん。

 

しかも、船下りそっちのけで考えていたアタシのバリバリのテレビ局目線のコメント、ちゃーんと使われてましたね。5つも質問に回答していたのに、実際のニュース映像で使われていたのは1つだけ。

でも、イイんです!ちゃーんと使ってくれて、KHBありがとう!!(^o^)

 

ちなみに、宮城テレビは船に乗っている映像だけ使われていたね。

 

まあ、マスクしてたし、映像が流れたのも数秒だから、誰もアタシとは分からんだろうな。

 

これにて、今日のすこっち探検隊&テレビ出演の巻は終了でーす!