あなたの人生をどんぶり飯にしないために、出来ること。 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^o^)

 

コロナ禍が全世界にもたらした今までに経験したことの無い世界。

 

感染予防のため、移動が制限されるため飛行機は飛ばず(一応飛んでますが、乗る人は極端に少ない)

県をまたぐのも控え目となっているので、新幹線・在来線・高速バス・観光バス・マイカーの利用もグッと減っている。当然、観光旅行なんかも行く人は減りますわな。

 

繁華街での感染が一番ヤバいよねってことで、自粛要請は緩和されたものの以前のように気軽に呑みに行くってことにもブレーキが掛かってしまうご時世となってしまった。まあ、今のうちは「なんか仕事が薄くなったね。」ぐらいの踊り場だが、観光業、飲食業から徐々に「夏のボーナスがヤバい」とか、「会社は大丈夫なんだろか?」といった不安の声をも聞こえ始めている。

 

この下手に時間はあるけど、大手を振って遊びに行けない。行っても新生活様式だのなんだのと制約のオンパレード。万が一もらってしまった時の不安、ETC。本当に窮屈な世の中になってしまったものだ。

 

でもね、ものは考えようである。遊興にお金を使えない今だからこそ、出来ること、やっておいた方が方がいいこと。それに気付いて実行に移すというのも将来を見据えれば悪い話では無い。

 

アタシは今年の誕生日でとうとう人生の半世紀を迎えることになる。あっという間と言えばあっという間だったが、学生時代・社会人・結婚・子育て・ガイドボランティア・仙台歴史探訪会・etcいろいろな経験を積み重ねてきたと同時に、自分的には節目節目でタイミング良く、人間性のアップデートは上手く出来てきたように感じている。

 

そうして振り返ってみたときに、「あーやっぱり、間違いでは無かったなあ。」というあることに気付かされた。それは何かというと、人生において「年齢相応の教養やたしなみ」はきちんとインプットして来た方が良いということなのである。

 

自分の好み、趣味、趣向、世代というのはもちろんあるでしょう。でもね、世の中というものを過ごしておりますと、年齢・性別・職業が違ういろんな方と接する機会があるわけです。そうしたときに、最低限これぐらいは知っておいた方が話がつながる=距離感が縮まる=親しくなれるという共通スタンダードみたいなものがある。それを押さえておくのと、知らんぷりするのでは人生の楽しみ方に雲泥の差が生じることになるとアタシは感じている。

 

例えば、音楽。

 

自分の好きな曲ばっかり聴いて、唄って何が悪い!そう思う人もいるでしょう。

そこは少しだけ、矛を収めて聞いてくださいな。そこであなたが寛容な気持ちを持ってね、ベートベンやモーツアルトやバッハやドボルザークなどの著名なクラシックの作曲家の超有名な曲だけでも聴いてみてください。別に全部覚えろとはいいません、よく耳にするメジャーなところだけでもあなたの脳にインプットされればそれで十分!まあ、「運命」は知っているでしょうから、ベンちゃんだったら「田園」とか、モーツアルトだったら、「アイネクライネナハトムジーク」とか、バッハだったら「トッカーターとフーガ」とか、ドボルザークだったら「新世界」とかね。洋楽を聴かないって人は、オールデイズでもなんでも聴いてみることです。民謡だって捨てたもんじゃない。まあ、宮城県人だったら「斉太郎節」ぐらいは押さえておきましょうね。

 

 

例えば、映画。

 

これねー今の人は映画を観ないからね~。でもさ、Netflixでもなんでも有料動画サイトを契約している方は、観れるでしょう昔の名作を好きなときに。DVD鑑賞だって、今だったら旧作は1枚=100円ぐらいでしょう。これは押さえておかない手は無いと思うわけです。アタシもコロナ禍で時間が出来たから、「ローマの休日」、「ダイヤルMを回せ」、「マディソン郡の橋」、「レインマン」結構観ましたわ。ジャンルを問わず横断的に観ておくのが○かな。(^_^)

 

例えば、美術。

 

便利な世の中になったもので、最近じゃあGoogleで世界の美術館や博物館の収蔵品やストリートビューが観られたりするんですよね。こういう便利なツールは是非とも積極的に利用しておきたいもんです。

会社とかでも海外赴任が多かった方が天下りで来たりすると、「○○美術館の△△は。」みたいな話になったりする。そんなときのネタとしても役に立ったりする。

 

例えば、歴史

 

これはねー外せない。今じゃあ歴史ファン多いからね~、ある意味人気ツールかもしんない。

織田信長や豊臣秀吉に徳川家康などの鉄板どころは言うに及ばず、武田信玄に上杉謙信そして我らが伊達政宗ぐらいはきちんと押さえておきたいものです。あーそうそう、こと政宗様に関しては手っ取り早く知りたかったら、アタシのこのブログの伊達政宗様に関する記事を読めばバッチリです!

 

 

と、まあ挙げたらどんどんストライクゾーンは広がっていくんですが、要はね、年輪を重ねると共に自分よりも上の世代と交流する機会って間違いなく増えるわけです。そうしたときに、良識のある大人っていうのはさ、音楽も映画でもなんでもストライクゾーンレベルのたしなみはちゃーんとインプットして来ているんです。そんな方たちと話が盛り上がって、距離感が近くなって、なおかつ「おっ、コイツよくこんなこと知ってるなあ」って思われる人になるのか?それとも、単なる「ジェネレーションギャップ」の一言で流しちゃうつまんない若輩者という存在でいいのか?ってことなんです。

 

アタシの周りにもいるんです。映画の名作を観たことの無い人。「オールデイズって何ですか?」っていう感じの人。確かにね、それであなたの人生に一点の曇りもないって思えるのであれば、それはそれで楽しいのであれば、他人のアタシがとやかく言うものでも何でも無い。

 

でも、どうなんだろうって、それはつまり20代になっても、30代になっても、50代になっても自分の人生観はレベルアップしないってことなんだよね。外食を例に例えると、いつまで経っても、お腹いっぱいに食べないと満足しない。フランチャイズの定食屋かファーストフード店が定宿って感じだ。

 

まさに、「どんぶり飯の人生」。これって、味気なくないですか?

 

やっぱり、人って歩を重ねて、年輪を重ねてくると共に価値観というものも一緒にレベルアップ、アップデートをしてくるもんなんだとアタシは思う。だから、40歳~50歳頃というのは、人生においてコース料理

で言うところの前菜やメインディッシュは終わって、そろそろ食後のデザートが出てくるタイミングな分けです。

 

つまり、値段がどうとか時間がどうとか満腹感がどうとかということより、お店の雰囲気を味わい、会話を愉しみ、料理に舌鼓を打ち、トータルで堪能する!それが出来るためにはそれなりの良い素養が備わっていなければならない。

 

人生の時間には限りがある。

 

限られた人生を「楽しむ」から「愉しむ」に変えるには、素養というリーサルウェポンが必要不可欠です。

 

今からでも遅くは無い、あなたの人生を「どんぶり飯」から「フルコース」にグレードアップ!

 

チャレンジしてみませんか?