どうも、すこっちです。(^_^)
前回は「来た球を打つ」それだけじゃあ、人生楽しめないよ。と題して書いてみましたが、
実はこれって、仕事においてもイコールだったりします。
よく会社にいませんか?こんな人。
与えられた仕事、上司から指示された仕事、前任者から引き継ぎを受けた仕事。それをまあ、よく言えば律儀に淡々とこなす人。悪く言えば、なんの工夫もアイデアも試行錯誤もアレンジも加えない、手を加えたと言えば、せいぜいチキンラーメンに生卵を落とすぐらいのレベルって感じの人。(-_-;)
こういう仕事の仕方をする人=「来た球を打つ」だけの人、っていうんですよね。
そりゃね、会社に稼ぎに来ているって観点から見れば、「言われたことをきちんと全うするのが仕事だろーが!なんか文句あっか!」って言い分は確かに間違ってはいない。
そもそも仕事というのは、言われたこと、指示されたことを忠実にリピート再生するところから始まる。
リピート再生が間違いなく行われるようになって、完遂度が増し、信頼度がアップする。
初めのうちはそれでいいんです、もちろんね。だけど、いい加減それが1年も2年もはたまた5年も10年も代わり映えのしないリピート再生のまんまだったら、あなたならどう思います?どう感じます?
それはどこまで行っても、ピッチャーが投げた球を何も考えずに打ち返す「来た球を打つ」の域を脱していないってことなんだよね。普通だったらよ、仕事をしていくうちにさ、「どうやったら効率よく仕事を進められるんだろう?」という疑問が湧いてさ、「ここの入力っていらなくない?意味ないことは省こうか」とか、「これって、紙にプリントしなくてもいいんじゃない?」とか、「ここは関数入れれば、もっと楽になるよね」
という思考に繋がっていくと思うんです。それがね、ただ「来た球を打つ」じゃあなくて、ピッチャーとキャッチャーの配給を読んで、狙い球を絞って勝負するって事と同じ行程ってこと。
日本の茶道や武芸の道において、「守・破・離」って言葉がありますな。確か、千利休だったかな。
「守」は師匠から教えられた型を徹底的に守るので「守」です。
「破」は基本はきちんとマスターした上で、他の人や他の宗派の人の良いところを取り入れたりして、研究を積み重ね、自分なりのスタイルを模索する段階なので、「破」
「離」はもうね、基本もマスターしたし、他人の良いところも全て吸収した。そのうえでトータルを俯瞰の目で見て、型から離れる。双葉山の言う「後の先(ごのせん)」って域なんですかね。
つまり、自分の仕事もね、この「守・破・離」に当てはめて、常にバージョンアップ、アップデートを繰り返していくもんだってことなのです。今だとさ、時間外勤務には会社の見る目も厳しくなっているでしょう。
だったら、効率よく仕事を終わらせて、誰だって早く帰りたいと思うはずなんです。
仕事をインスタントラーメンに例えるとね、ありきたりのインスタントラーメンがとびきりの美味しいラーメンにレベルアップ出来るかどうかは、あなたの仕事に対する情熱とセンスとアイデア+「さっさと帰りたい欲求」に掛かっている。
アタシは信じてるよ、あなたの逆転満塁サヨナラホームランを!!!(^o^)