続「来た球を打つ」それだけじゃあ、いい仕事は出来ないよ | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

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どうも、すこっちです。(^_^)

 

前回は「来た球を打つ」それだけじゃあ、人生楽しめないよ。と題して書いてみましたが、

実はこれって、仕事においてもイコールだったりします。

 

よく会社にいませんか?こんな人。

 

与えられた仕事、上司から指示された仕事、前任者から引き継ぎを受けた仕事。それをまあ、よく言えば律儀に淡々とこなす人。悪く言えば、なんの工夫もアイデアも試行錯誤もアレンジも加えない、手を加えたと言えば、せいぜいチキンラーメンに生卵を落とすぐらいのレベルって感じの人。(-_-;)

 

こういう仕事の仕方をする人=「来た球を打つ」だけの人、っていうんですよね。

 

そりゃね、会社に稼ぎに来ているって観点から見れば、「言われたことをきちんと全うするのが仕事だろーが!なんか文句あっか!」って言い分は確かに間違ってはいない。

 

そもそも仕事というのは、言われたこと、指示されたことを忠実にリピート再生するところから始まる。

リピート再生が間違いなく行われるようになって、完遂度が増し、信頼度がアップする。

初めのうちはそれでいいんです、もちろんね。だけど、いい加減それが1年も2年もはたまた5年も10年も代わり映えのしないリピート再生のまんまだったら、あなたならどう思います?どう感じます?

 

それはどこまで行っても、ピッチャーが投げた球を何も考えずに打ち返す「来た球を打つ」の域を脱していないってことなんだよね。普通だったらよ、仕事をしていくうちにさ、「どうやったら効率よく仕事を進められるんだろう?」という疑問が湧いてさ、「ここの入力っていらなくない?意味ないことは省こうか」とか、「これって、紙にプリントしなくてもいいんじゃない?」とか、「ここは関数入れれば、もっと楽になるよね」

という思考に繋がっていくと思うんです。それがね、ただ「来た球を打つ」じゃあなくて、ピッチャーとキャッチャーの配給を読んで、狙い球を絞って勝負するって事と同じ行程ってこと。

 

日本の茶道や武芸の道において、「守・破・離」って言葉がありますな。確か、千利休だったかな。

 

「守」は師匠から教えられた型を徹底的に守るので「守」です。

 

「破」は基本はきちんとマスターした上で、他の人や他の宗派の人の良いところを取り入れたりして、研究を積み重ね、自分なりのスタイルを模索する段階なので、「破」

 

「離」はもうね、基本もマスターしたし、他人の良いところも全て吸収した。そのうえでトータルを俯瞰の目で見て、型から離れる。双葉山の言う「後の先(ごのせん)」って域なんですかね。

 

つまり、自分の仕事もね、この「守・破・離」に当てはめて、常にバージョンアップ、アップデートを繰り返していくもんだってことなのです。今だとさ、時間外勤務には会社の見る目も厳しくなっているでしょう。

だったら、効率よく仕事を終わらせて、誰だって早く帰りたいと思うはずなんです。

 

仕事をインスタントラーメンに例えるとね、ありきたりのインスタントラーメンがとびきりの美味しいラーメンにレベルアップ出来るかどうかは、あなたの仕事に対する情熱とセンスとアイデア+「さっさと帰りたい欲求」に掛かっている。

 

アタシは信じてるよ、あなたの逆転満塁サヨナラホームランを!!!(^o^)