ガイドが出来ない今だからこそ、出来ることそれは、、、。 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^o^)

 

「毎日、毎日、僕らは鉄板の上で焼かれていやんなっちゃうよ~♪」

 

この歌を知らない年代も増えましたね~。言わずと知れた「およげたいやきくん」。

ミリオンセラーの不動の1位を保持してきたこの曲が発表されたのが1975年。

 

さながら今のご時世だとこんな感じでしょうか?

 

「毎日、毎日、僕らはコロナ予防で マスクに手洗い いやんなっちゃうよ♪」

 

外出自粛だし、お店は営業自粛、経済状況は前途多難。この先、ヤバいよねって雰囲気しか漂ってこない。こんな状況が黙って1年、下手をすると延長2年ぐらいかかるかもしれない。

おこもり族のフラストレーションもMAXだ。(-_-;)

 

45年前に流行したこの「およげたいやきくん」はコロナ禍の未来を予言していたのでしょうか?

 

えっ?じゃあ、結末はコロナが人類を「美味そうに食べたのさ」ってこと?いや、いやその逆でしょう。

 

まあ、それはそれとしまして。

 

アタシは仙台城のガイドボランティアをやっているんだけど、ご存じのように現在は開店休業中。っていうか、開店すらしていないというのが正直なところかな。

 

アタシの見立てでは、今年1年活動は無理でしょうなあ、来年もどうなることか、、、。(-_-;)

 

でもね、ただ手をこまねいていてもしょうがない。

 

晴れてガイドとして活動が再開できる日を信じて、アタシがやっていることが2つある。

 

一つ目は、多くの本を読むと言うこと。もちろん、歴史に関する本の割合は多いけど、それ以外のジャンルも含めて読んでみるつもりである。先日ブログに書いた鬼門と裏鬼門=桃太郎の話にしたって、本から得たネタだったりする分けで、やっぱりなんだかんだ言っても「読書」に勝るレーザービームはこの世にないと、アタシは思っている。

 

もう一つは、「こんなことをやったら、お客さんに喜んで貰えるのでは無いか?」というアイデアをひねり出すこと。思えば、常識的なガイド説明をすることがガイド界の常識だった。昨日と同じガイドをすれば、観光客は満足して、帰って行く。リピーターは存在しないのだから、それで好評価されることも、ダメ出しをされることもなく、ハッピーエンドだったのです。

 

そこに、ガイド界の風雲児が登場した。

 

はい、それが私、すこっちなのであります。

 

今までの小脇にファイルを抱えて、語り中心の通り一辺倒な年配ガイドの説明。

 

そこに一石を投じ、イラストや写真中心の自作フリップによる説明。さらには、自主開催のプチスイーツ付きのガイドツアー企画「仙台城魅力発見ツアー」や「仙台城どうでしょう」を開催し、地元民へも仙台城を強烈にアピール。仙台城古地図の風呂敷やハンズフリーの拡声器まで持ち出して、挙げ挙げ句の果てがほら貝のペッドボトルケースって、一体あいつは何を考えてんだ?(-_-;)

 

そんな、ガイド界の「内藤哲也」。ロス・インゴ・ベルナブレスがこのまま黙って指をくわえて見ているわけがないじゃん!

 

この「コロナ休み」の間に、ちゃーんと考えてますよ。仙台城を訪れてくれたお客様の母性本能をどうやったらくすぐることが出来るのか?かゆいところに手を届かせることが出来るのか?性感帯を刺激して昇天させてあげられるのか?もうね、そればっかし考えてる。

 

つまりね、アタシが理想とするのは、どこまで行っても「攻めのガイド」。

アップデートのされない資料とありきたりの心のときめかない説明なんて、チューインガムと一緒だ!

 

かつてジェフ市原の監督から日本代表監督まで務めたオシムがこんなことを言っている。

 

・サッカーとは危険を冒さないといけないスポーツ。それが無ければ、塩と胡椒の無いスープになってしまう。

 

・現代サッカーがビジネス化し大きなお金が動くからと言って、そのリスクの方を狭め、大きな金のためにサッカーをしていたら、そのサッカーは面白いものになるのだろうか?

全てのチームがそういうサッカーを展開し、ほとんどの試合が0-0の結果になったらどうか?もちろん、良いサッカーをして0-0の結果になることはあるが、それはまた別の話。観客が満足するようなことに挑戦することこそが、大切なことだと私は思っている。

 

・攻撃的なサッカーをしようとする。それは、いい家を建てようとする意味。ただ、それを壊すのは簡単です。戦術的なファウルをしたり、引いて守ったりして相手の良いプレーをぶち壊せばいい。作り上げる、つまり攻めることは難しい。でもね、作り上げることのほうが良い人生でしょう、そう思いませんか?

 

3つほど紹介しましたが、まさにアタシのガイドへの思いとぴったし・カンカンである。

 

仮に私が観光地に行って、城巡りをしたとして期待することって、「この人はどんだけアタシをワクワク、ドキドキさせてくれるんだろう?」って、その1点だものね。

 

さあ、すこっちはどんな秘策を考えているのか?

 

知りたい?チッチッ、トランキーロ!(あせんなよ)