どうも、すこっちです。(^^♪
実を言いますと、私今大河ドラマ「太平記」(DVD)にハマっています。
前九年の役~奥州藤原氏の滅亡までを描いた大河ドラマ「炎立つ」にハマっていたことは、以前ブログにも書きました。この「炎立つ」を自分の中で胃に収めた時点で、あらためて自分の日本史の歴史観を分析してみたんです。
「炎立つ」のお陰で奈良~平安前期はOKでしょう。平安末期は「平清盛」観てたから、これもクリアと。
源平合戦も問題無いし、戦国時代は大河で言ったら「武田信玄」、「信長」、「秀吉」、「独眼竜政宗」等々抑えてあるのでこれも大丈夫。まあ、徳川は「真田丸」も観たし、戦の無い世の中になるしね。
そう考えると、意外と空白地帯なのが鎌倉幕府(北条氏)の滅亡~室町幕府の成立ってところだったりする。ここねー歴史の教科書でも、幕府滅亡~建武の新政~室町幕府と簡単にスルーされてしまった感があるものね。
なので、アタシとしてはどうしてもこのウィークポイントを押させておきたかった。そこで、「太平記」の鑑賞と相成った分けです。
う~ん、独眼竜も炎もそうだけど、やっぱ主役がイケメンだとドラマが引き立つね。「太平記」」の足利尊氏役は真田広之だからね。若かりし頃の真田広之、やっぱりカッコいい。こう、こなくっちゃね。
まあ、この「太平記」の感想については最後まで見終わってからあらためてこのブログに載せるとしまして、今回はたまたま見つけた豆知識を皆さんにもお知らせいたします。
アタシは本を読んだり、DVDを鑑賞している最中に気になる人物、気になる単語なんかが出てくるとね、すぐに調べているんですよ、ネットで。疑問に思った時に集中的に調べると、これがけっこう頭にいい感じでインプットされるのです。
今回の太平記でもいろんなことを調べて、「へえ~」って思う発見はいくつもあったんですが、たまたま足利尊氏の息子で室町幕府の二代将軍「足利義詮(よしあきら)」について調べていたら、(?)と思わぬ単語に出くわしました。
それが、「腎虚」(じんきょ)。全然聞きなれないですよね。
この「腎虚」。意味としては、、漢方医学で言う内分泌系や免疫機能など全般の機能低下によりおこる症状を言うとあります。
さらに詳しく見てみると、漢方医学では六臓のうち腎は五行思想で言う水を司る機能を指し、六腑で言えば膀胱、五官で言えば耳、五体で言えば骨や歯に相当するため腎の機能の低下は(西欧医学で言う腎臓の機能障害とは異なる)頻尿、性欲・精力の減衰、耳鳴り、身体のだるさ、手足のむくみなどがあらわれるとされており、漢方医学では腎に人間の精気のうち生殖能力に関わるものを貯めるとされているために腎の機能不全すなわち腎虚は広く精力減退を指す言葉として用いられている。
おおー私もはじめ男性諸君としてはこの「腎虚」が性欲、精力減退につながるという部分がなんとも簡単にはスルー出来ないところだわねー。
さらにこの「腎虚」について読み進めていくとですね、「俗説」のところにこうあります。
精力減退として有名な腎虚は、一部で男性機能の終わりという意味で用いられることがある。古くから男性の射精は回数が決まっているという迷信があり、一生のうちに決められた量の精液を出し尽くすと男性は死亡するとされていた。この死因を腎虚と称した。俗説は以下のとおり。
- 男性は射精しすぎると最後には赤い玉が出て、それ以上の射精が不可能になる。
- 男性は一生に一升瓶2本ぶん(または10リットル)の精液を出すことができる。
これらの俗説に決定的と言える根拠は無いが、自慰への禁忌として過剰な自慰が体力の減衰や老化、早死につながるとまことしやかに語られることが多い。
な、なんですとー!みなさん聞きましたか!(;゚Д゚)衝撃の事実!
いにしえの昔からですよ、男性のナニは回数が決まっていて、出し切ると死ぬと信じられていたと来たもんだ。しかも、最後に「赤い球」が出るって、商店街の福引じゃないんだぞーってね。これは「大当たり」じゃなくて、「はい、打ち止め~お前はもう、死んでいる」的な死刑宣告ってやつかよ。( ゚Д゚)
ていうか、ホントにそんな「赤い球」が出ると信じられていたんだろうか? う~ん、ミステリーだわ~、タイムマシンがあったらぜひ聞いてみたいもんです、戦国武将の方々に。
さらに、なに、なんですと!一升瓶2本分?または10リットルっておい!1.8リットル×2=3.6リットルだろうが、それと10リットルって差がありすぎじゃないの?(まあ、個人差があるって言いたいのかな?)
37歳という若さで亡くなった義詮。正妻との間に男の子は生まれたんだけど、早くに亡くなっている。観応の擾乱に続き南北朝の争乱も重なって、混とんとしていたこの時代。世継ぎの誕生を焦るあまり、手当たり次第に女性に手を出してことに及んだ結果、側室からあの有名な「義満」が誕生することになるんだけど、夜の営業活動の頑張りすぎが祟って、「腎虚」になり、寿命を縮めてしまったとされている。
医学が進歩した今の世の中、そんなこと迷信だろうって思うのは自由です。
けどね、男性諸君、「腎虚」」には要注意ですぞ!
「赤い彗星」じゃなかった、「赤い球」見たくは無いでしょう?
しかし、この話飲み会のネタにしたら最強かも、、、。
以上、義詮つながりから見つけた豆知識でしたー。(^^)/