すこっち探検隊が行くto「多賀城の荒脛巾(あらはばき)神社」 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。!(^^)!

 

さて、今日紹介するすこっち探検隊は、超レア!

 

って言うか、たぶん知っている人は皆無だろうなって、思う場所なのです。

 

実は私、最近大河ドラマ独眼竜政宗の7年後に作成された「炎立つ」にハマっているのです。

 

この作品って「前九年の役~後三年の役~奥州藤原氏の滅亡」までのストーリーなのですが、いやーとにかく面白い!第一部の主役が渡辺謙さんというとっつき易さもあるんだけど、このあたりの時代って学生時代の歴史の教科書に載っていてもさらっと読んで流されるとこなんですよね~。(すぐに源平合戦に移っちゃうからね)多賀城市に住んでいながら、多賀城の歴史的な奥深さなんて、分かっているようで実は分かっていない自分がいたんです、お恥ずかしい。

 

でも、この作品が救ってくれたよ!やっぱ、イメージって大事だわ。ドラマだとね、バンバンイメージが脳みそにインプットされていくもん。「あーなるほど、こういうことがあったのね」ってな感じで、ガッテンボタンを押しまくりのすこっちさんでありました。

 

そんでね、この「炎立つ」に「荒脛巾(あらはばき)の神」っていうのが頻繁に登場するのです。

これをちょっくら調べてみますと、こう書かれています。

 

アラハバキとは、東北地方を中心に古くから庶民の間で信仰されてきた日本の民間信仰的な神の一柱で、アラバキとも呼ばれます。荒脛巾・荒吐・荒覇吐・阿羅波比・阿良波々岐など表記はさまざまですが、信仰の厚い東北地方を始め、アラハバキを祀る神社は全国にあります。
 

つまり、東北地方を中心に庶民に信仰されてきた大事な神様なんですね。

 

たまたまこの「荒脛巾(あらはばき)の神」についてネットで調べていたら、な、なんと私の住む多賀城市に「荒脛巾神社」なるものが、あるというではないですか!

 

ええー、今の私の一人マイブームである「炎立つ」の荒脛巾の神の社がこんな近くにあるとは!

これは、是非とも行かねばなるまい!

 

というわけで(長かったー、ここまで)今回は多賀城市にある「荒脛巾神社」へレッツゴーなのです。

 

 

多賀城の陸奥総社宮のある前の道路を走るとですね、分かりづらいんだけど、こんな入口があります。

 

 

そんでもって、隠れて分かりづらいんだけど、一応看板というか案内板があるのです。

 

 

行ってみてびっくり、周りは畑の片隅に小さな鳥居がありました。

 

鳥居をくぐると、これまた2本の木が門の役割なのかな?

 

恐る恐る進む探検隊の前に説明書きが現れました。なんでも、伊達氏も社領を寄進して保護していたというから、丁重に扱われていたんでしょう。なんでも、脛巾=旅に出るときに足に巻きつける布ということで、腰から下の病気さらには性病や婦人病にご利益があるということのようです。

 

こちらがその「荒脛巾神社」のお社です。たくさんの靴やサンダルなどが奉納されています。

なんとも言えない、不思議な空間でした。立派なミステリースポットに認定です!って感じかな。

 

アタシが「炎立つ」にハマらなければ、そもそも「荒脛巾の神」に興味を持たなかったし、この神社にも辿り付かなかった、縁とは不思議なものでありますな。

 

 

もし、興味がおありでしたら、みなさん(東北人の方はなおさら)も一度「荒脛巾の神」にお参りしてみてはいかがでしょうか?(なかなかたどり着けないかも)そして、最近のアタシの一押し、大河ドラマ「炎立つ」も是非ともDVDを借りて鑑賞してみてはいかがでしょうか?!(^^)!