どうも、すこっちです。!(^^)
平成と言う時代は30年で終わる分けですが、みなさんは「昭和」と「平成」で何が一番変わった、違ったと思いますか? あるんですよね、劇的に変化してしまったもの、出来事。
それは、間違いなくパソコンの普及、Windows、そしてインターネットにスマートフォンでしょうね。
アタシが会社に入社当時、コンピューターというのは一部の人が使うものだっていう感覚しかなかった。オフコンってものはあったけど、それは経理や総務の担当者がデータの入力や集計業務として使うコンピューターであって、まさか一人に1台パーソナルコンピューターなるものがあてがわれて仕事をするなんて夢物語だと思っていた。それが、ビル・ゲイツのマイクロソフトが世に送り出したWindows95が世界中に広まり、ヴァージョンアップを繰り返していつの間にか世の中のグローバルスタンダードに登りつめ、ブラウザも独占し、インターネットで世界を凌駕した。
そして、ここに英雄がまた一人。同じようなノウハウには気づいていたけどWindowsに先を越され歯がゆい思いをしていたのが、スティーヴ・ジョブズだね。彼は自分の道を貫き通したうえで、iPod、iPad、iPhone
を次々と世に送り出し、これまた世界を席巻した。
二人の偉大な英雄によって、世界は劇的な進歩を遂げ、今や子供までもがフツーにスマートフォンを扱う世の中になった。
しかし、ここでよーく考えて見て欲しい。歴史に「たら・れば」はないんだけど、もし、ビル・ゲイツがウィンドウズを世の中に送り出さなかったら?スティーヴ・ジョブズがiPod、iPad、iPhoneなんかを世の中に送り出していなかったら?果たして世の中はどうなっていたんでしょう?
たぶん、連絡手段も電話とFAXが主体だったし、文書もワープロが主役。コンピューターはあるけれど、そんなの一部の人のもんだったろうし、会社勤めの身としては、計算には電卓を叩いたり、そろばんを使ったりと今から見れば、ずいぶんと非効率なルーティーンだと感じながらの日々が続いていたことだろう。
でもさ、考え方次第なんですけど、そんなアナログチックなレガシーワールドがもし続いていたとしたら、仕事は会社にいる時点で終了。携帯電話やメールにどこまでも追いかけられるようなことも無かったろうし、パソコンだって専門職っていうか、触る人も限られていたでしょうから、仕事の分業制もちゃんと維持されていて、万能選手のパソコンであれもやれ、これもやれってな感じで仕事も追い立てられるような世の中では無かったかもしれませんな~。(>_<)(時間がゆっくりと流れていたのかしら、、、。)
今話題となっている過労死や長時間労働、働き方改革にメンタルヘルスという問題だって、突き詰めて考えてみると、パソコンやインターネット、スマートフォンの普及が原因で深刻な問題に発展したという見方も出来なくも無い。もちろん、それ以上に便利にしてくれた貢献度は計り知れないんでしょうけどね。
振り返ってみると、18世紀から19世紀に掛けて産業革命が起こり、それまでは起こりえなかった公害や植民地や戦争といった問題が勃発したんだし、人類というものは常に新発見、新発明と共に発展し、進化を遂げ、新たな問題に直面し、それをクリアすることで次のステージに進むってことを繰り返して来た分けなのですから、今の問題も人類の英知を結集すれば解決出来るってことなのかしら。
でも、ふと気付けば、そうだよね!このブログだって、ビルとスティーヴがいなかったら、アタシの考え方や思いなんかをこうして皆さんにお伝えするなんてことも、そもそも出来ていない。個人が自由に情報発信が出来るという、壁の無い世界を創り上げてくれたのは、間違いなく二人の功績なんですわな。
やっぱり、ビル・ゲイツそしてスティーヴ・ジョブズに「あっぱれ」なんでっすって。
ただね、時代は変わっても時代の波に翻弄されっぱなしってのは良くない。
卑弥呼の時代も平安時代も戦国時代も江戸時代も、軸はぶれずに生きて来た人が本物なのですから。