どうも、すこっちです。!(^^)!
仙台のお正月の風物詩と言えば、元朝参りでもおせち料理でもお雑煮でもなく、今や全国的に有名になった「仙台初売り」ですよね。
私はまともに「仙台初売り」に参戦したことが無い。もちろん、若かりし頃はお目当ての商品を目指して早起きをして行列に並んだことはあるが、それはあくまで自宅周辺のデパートや商店での話。正月という比較的のんびり過ごせる連休をわざわざ仙台まで足を伸ばし、買い物のためだけに気力とバイタリティを消費するというイベントがどうも、しっくりとこないのである。
そして、正月のニュースで一番ベタなニュースと言えば、やれ某お茶屋さんの茶箱福袋目当てで一番乗りをした人にインタビューをして「〇日前から並んでましたー。」的なコメントを取るやつね。他にも「お目当ての福袋が買えませんでした。」とか「〇万円分入っていて得しました。」というコメントでしょうか?
まあ、これはこれでもう仙台の風物詩になっているんだから、行事ごととして捉えれば良しとしましょう。
問題なのは、お目当ての福袋をゲットするために〇日前から並ぶっていう恒例行事。
これ、止めにしませんか?
だってさ、1月だよ。どうやったって寒いじゃん。過去10年間の1月2日の最低気温はほぼ5度以下か氷点下なんだよ。お店の前に行列を作るのはお店にとっては宣伝効果にもなるかもしれないけれど、万が一お店の前に並んでいて、体調を崩したり、救急車で運ばれたり、最悪の場合亡くなったりしたら、いったい誰がどう責任を取るの?そりゃあ、お店は言うよね「自己責任です。」って。(-_-;)
だいたい、お店の人だって並んでいる人の事、無視できないと思うんだよね。
そもそも毎年さ、同じルーティンワークを繰り返しているんだから、何か対策を考えるべきなのでは?
例えば、アタシが考えた対策案!
①お店の前に並ぶ時間を「開店2時間前」と限定する
②福袋の数に見合った購入希望者に整理券を配布する
③福袋の販売を午前1回、午後1回、夕方1回に分ける
④2日初売りのお店と3日初売りのお店に区分けをする
①だと、そんなに早く起きれなかった人にも福袋ゲットのチャンスがあるし、お店前のダラダラ行列も解消される。
②だと、整理券をゲットした人は開店まで家に帰るもよし、近くのカフェでゆっくり過ごすもよし。それに、ゲットできると思って並んだのに空振りだったという事態も避けられるし、なによりお店の人も整理券を配ることで、小休止出来るんじゃあないの。
③は早起きが苦手な人にもチャンス到来!さらに、1回目でゲット出来なかった人もリベンジのチャンス!
④は相当難しいんだろうけど、2日間に分散した方が逆に客足が増えるのでは?
アタシは思うんだ。初売りをね、早く並んだ者勝ち、早起きした人の特権、いっぱいお金が用意できる人の特権にしておいて、いいんだろうかなって。
万人が平等にって分けにはいかないけれど、せめて元朝参りや初詣で疲れた体に鞭打って早起きをして初売りに行かなくても、初売りを満喫出来る環境があったなら、それはそれで喜ぶ人もいるんだろうし、今まで、「初売り」なんて端(はな)から気にしてなかった人たちもきっと、刺激を受けると思うんだよね。
「へえ~、そんなんだったら行ってみようかなって。」
「予定調和」、「前例が無い」、「毎年恒例」そんな耳触りのいいまんまの「初売り」でいいのかい?
固定観念や先入観でしか物事を見られなくなってしまったら、化石まっしぐらなんだよって。
多くの人が安全に心から楽しめる「初売り」ってものを目指して欲しいと思う、今日この頃です。!(^^)!