失意泰然・得意平然が人生における肝なのに、、、。 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

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どうも、すこっちです。!(^^)!

 

「失意泰然・得意平然」この言葉、「失意泰然・得意淡然」と言ったりもします。

 

要はガッカリして落ち込んだときでも、そんな姿を見せないでいられる人ってカッコいいよね。逆に自分が調子に乗っていて、イケイケドンドンな時でも調子に乗らずに平静を装ってられる人って素敵だよね。って意味なのです。

 

人間は感情の動物とよく言われます。

 

目の前でアクシデントや自分の予期せぬ結果になった時、フツーの人は「あちゃー」とか「マジで!」ってな具合に態度に出てしまうものです。(たまに、露骨に出ちゃう人っているよね、あれ問題でしょ)

これとは反対に自分の思うように物事が運んで絶好調!ってな時は顔にも態度にもその自信に満ち溢れたエキスがにじみ出て来るものだし、何よりその発言に露骨に出てしまう。

いつの事だったか忘れたけれど、近鉄と巨人の日本シリーズで近鉄が3連勝して、調子に乗った近鉄のピッチャーが巨人をダメだし発言した途端、巨人ナインの魂に火が付き、逆に4連勝して日本一になったという出来事があった。それが全ての原因ではないとしても、こうしたエピソードはけっこう末代まで語り継がれるものである。

 

アタシも会社勤めをしているんですが、今の職場の人ってまあー気持ちや感情がね、言葉遣いだとか態度にとにかく露骨に出る人のオンパレードなんです。まあ、良く言えば喜怒哀楽の豊かな人、素直で正直な人、感情の起伏の激しい人、などなど良い例え方はいくらでも出てくるんでしょうが、アタシに言わせれば、どんだけ低次元の人生を生きてんのかしらって気がしてならない。

 

世の中ね、自分の思い通りにならないことの方が圧倒的に多いんだってえの。会社勤めをしている人なら誰だってそんなこと分かっているはずでしょ。昨日今日、社会人始めたわけじゃあないんだからさ。

そうした中で、いちいちそこで一喜一憂していたら、仕事も円滑に進まないべし、なにより時間の無駄だっつーの。一社会人として自分の感情のコントロールもまともに出来ないんだったら、どっかの劇団にでも入って、思う存分自分の表現力に磨きを掛けた方が、あんたのためだって。(劇団員も甘いもんではないんだけどね)

 

それとは逆にね、たまに調子が上向きになって、好結果が出たとしましょう。そりゃあ気分が良いし、なんとなくそれを自慢したくなる気持ちも分からんでは無い。でもね、それはさ、一個人というミクロの視点で見たらそれもありなんだろうけど、そこの課員全体、支店全体、会社全体というマクロの視点で見たらさ、

そのことでいつまでも有頂天になっている自分を見ている周りの人の目にはどのように映るんでしょう。

 

たぶん、「こいつ、いつまで調子に乗ってんだ?」って思われだすんだよって。自分が有頂天になるのは、せいぜい打ち上げ花火のように「バ~ン!」って打ち上げて散ったら、それで終わりにするぐらいがちょうど良いんではないのかな~。それが、人の世を生きる(特に日本と言う国ね)のには都合が良いように思うんだけどね。

 

感情のコントロール、これはピッチャーのコントロールと同じくらいその力量が試されるものだ。

そして、年齢が高くなればなるほど、本当であればその完成度は高水準のはずである。

 

アタシも感情的になることはあるので、まだまだ偉そうなことは言えないんだけど、まずはきちんと自分んの心にこの言葉、刻み込みましょう!

 

「失意泰然 得意平然」

 

落ち込んでも、別に~ってな表情で。 上手くいって自慢したくなっても、別に大したことないよって。

 

これが、人生における肝なんだとアタシは思う。