すこっち探検隊が行くto「日和山」 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。!(^^)!

 

さて、今回のすこっち探検隊はアタシの家から車だと20分ぐらいの距離にあり、さらに言うと会社のすぐ近くにあるのに、行ったことが無かった場所「日和山」の探検です。

 

「日和山」と言うと、宮城県の人は石巻の「日和山公園」の方がピンと来るのかもしれませんね。葛西氏の居城があったところでもあり、伊達政宗が岩出山から城を移すとき、この「日和山」も居城の候補にあがっていたんだとか。(結局、仙台城に決定したんですけどね)

 

って、違ーう!今日取り上げる「日和山」は知る人ぞ知る「日本一の山」なのですよ。えっ?何が日本一なのかって。分かり易く言うと、あの「富士山」とは反対の山ってことですよ。(逆に分かりにくい?)

 

な、なんとこの「日和山」、実は「日本一低い山」なのでぇーす。(^o^)

 

こ、こんな日本一が近くにあったのに、行かないなんて好奇心旺盛なすこっちの名が廃るわい。

 

ってことで、行ってきました。

 

場所はと言うと、コンテナターミナルのある高砂埠頭へ向かう直線を走って、ちょっと手前辺りを右に入っていくと、ところどころに看板があります。場所は蒲生なので、震災後の爪痕が痛々しく、工事が今も行われていました。(走行注意)

 

道を進んでいくと、ご丁寧に駐車場の看板があります。

 

 

ほんとだだっ広い駐車場なんだけど、果たして目指す「日和山」はどこに?

 

どっちに進んだらいいのかじぇんじぇん分からなかったので、工事のおっちゃんに聞いたら、「あの遊歩道を進んでいくと、日和山だよ。」と親切に教えてくれました。↓(いなかったら、どうしてたんでしょ)

 

 

途中には、親切に看板も、

 

 

これは、防潮堤なのか津波対策なのかな、土盛りして整備された壁が。

 

 

途中では、パワーショベルが工事の真っ最中だったりします。

 

 

んん!? でも、ぜんぜん山らしいものが見えないぞ!一体全体どこにそんな日本一の山があるっていうのだい?「山」っていうんだったら、いいかげんもう見えてもいいはずでしょ。「日本一小さい」って言ったって、ジャングルジムぐらいはあるんでしょ。(この時、日和山のデータ NO インプットのアタシ)

 

そうして、じゃじゃじゃ、じゃーん到着しました!こちらが日本一低い山「日和山」でーす。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ええーっつ!も一つおまけにえええーっ!これって山なの?久々にアンビリーバボーだわ。

 

麓にはご丁寧にと「「登山口」の看板と「バス停」までもが、

 

 

アタシの足で、登城口から5歩ぐらいで「山頂」の到着です。その高さ、実に3メートル。

 

山頂と言うと、やってしまうベタな企画「ヤッホー」、、、。こだまは返ってこないよな。(-_-;) かなり空しい。

 

どうやら、もともと6メートルあった「日和山」が東日本大震災で削られたみたいです。

 

これが、震災前と震災後の比較した写真。

 

「山は残った」う~ん、伊達騒動の「樅の木は残った」に通じるものがあるかも、、、。

 

これね、予備知識なしで行くとね、かなりな衝撃ですわ。あらためて津波の恐ろしさ、自然の驚異ってものを噛みしめるきっかけだわね。

 

日本一高い山「富士山」の登山をするには、準備も時間もお金も体力も道先案内人も必要だけど、こちらの日本一低い山「日和山」にはじぇんじぇん必要ありません。なんだったら、今からでも車を飛ばして行ってみてもいいくらいです。(これ、絶対にインスタ映えしますって)

 

宮城県に来て、仙台に来て、名立たる観光名所や観光スポットをお金を掛けて巡るのも常道ですけど、こうした「知る人ぞ知る」的な場所を訪れてみるというのも「通」って感じで、悪くないよね。

(そういうところばっかり紹介してるんです、すこっち探検隊って)

 

行ったことの無い方は、ぜひとも足を運んでみてくださいませ。!(^^)!