10/28(日)仙台城ガイド活動報告 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。!(^^)!

 

今日のアタシは登城日、仙台城で午前中だけガイド活動をして参りました。

 

今日は全日本大学女子駅伝の大会が昼からあり、道路は午後から通行止めが開始される。

帰り道の心配をするアタシとしては活動を午前中のみにしているのは大変都合が良かった。

 

昨日とは打って変わって、秋晴れの仙台城址。午前中はどうやら午後から号砲が鳴る駅伝の大学関係者や親御さん、友人などが大挙して仙台城を訪れたようだった。

 

でも、パンフレットは受け取るもののあんましゆっくりガイドをっていう感じのお客さんは少なかった。そりゃあ、そうだ。メインは午後なんだからねえ。まあ、雰囲気だけでも味わって貰えればいいのかな。

 

実を言うと、アタシは今日のガイドの時間にある場所まで足を伸ばしてあることを確認しに行った。そのある場所とは、地下鉄東西線の国際センター駅だ。さて、私は本丸から登城路わざわざ下って、国際センター駅まで何を確認しに行ったのか?

 

新幹線や飛行機で仙台にお越しになったお客様というのは、一泊二日や日帰りの場合、①仙台駅からるーぷる仙台に乗って初日に仙台観光をスタートさせるケースが多い。なぜなら、仙台の街並みも拝見できるし、瑞鳳殿を見学してから仙台城を巡るという流れになるからだ。(るーぷる仙台は戻れないからね)

 

これとは逆に、②一泊二日であっても初日に松島や塩竈を観光して、宿は仙台周辺に一泊。2日目が仙台観光という場合、もっぱらの足は地下鉄ということになる。(①でも地下鉄を使うという方もいる)

 

宿から地下鉄の最寄り駅から国際センター駅に到着。そこから歩いて25分くらい掛けて、あの急こう配を登って仙台城を目指すという形になるのだが、これがけっこうきつい。自分の体力と相談しながらもくもくと登城してくださるお客様には本当に頭が下がるわけですが、アタシはこの光景を何回か目にしていて、あることに気付いた。

 

いつもは本丸でガイド活動をしている当ガイドボランティア会なのですが、よーく考えてみるとこれってようは川の川下に陣取ってお客様を待ち構えている格好だ。戦国時代の戦に例えると、川中島の合戦で八幡原で上杉軍を迎え撃つ武田信玄ってわけ。(例のキツツキの戦法ってやつね)

 

これを例えば、川の川上である国際センター駅から仙台城跡へと向かうお客さんにある程度声を掛けて集客し、登城路をガイド説明をしながら歩を進め、仙台城本丸を目指したらどうなんだろうか?と。

 

目的は「目指せ仙台城本丸!」なんだし、ただもくもくと歩いて仙台城へ向かうよりは、ガイドさんが同行してくれて、途中の五色沼や大手門隅櫓や石垣なんかの簡単な説明をしてくれたら、観光客にとってこれほどありがたいサービスは無いはずだ。(まあ、中には余計なお世話だって人もいるかもしれませんけどね)

 

さすがになんの準備も無いまま、それを「自爆テロ」的に敢行するというのはあまりにも無謀なので、今日は10:30から11:00の時間帯のセンター駅の乗客の乗降りの状況や出口の表示、人の流れなんかを観察しに行った。

 

偵察してみると、分かったことがあった。国際センター駅の改札を出て、正面の案内板を見ると仙台城へ向かう一番近い出口は南1出口と表記されている。普通に案内板を見た人は南1出口へと向かう。しかし、この南1出口は国際センターへと直結しているメインの出入り口だ。そうすると、国際センターで催し物が開催されている場合、降りたお客様が「国際センター目的」なのか「博物館目的」なのか「仙台城目的」なのかがはっきりしない。これだと、声を掛けるにもターゲットが絞りづらい。やみくもに場渡り的に声を掛けても、その声がタイムリーに届かないからだ。

 

本当は案内板の西1出口だけに「仙台城跡」の標記があれば、もっと集客がしやすいし、ターゲットも絞りやすいし、二の丸の案内も出来るのだが、なにぶん仙台市交通局が相手では仕方が無い。(-_-;)

 

やり方とすれば、看板みたいなものをちゃんと手にして例えば「○時○分から〝仙台城への道 登城路ガイドツァー出発しま~す」みたいな呼び込みをきちんとするとか、せっかくHPがあるんだからそういう情報をHPにアップしたりすれば、それを見た人がその時間を目指して集まってくれるのかもしれないです。

 

ただね、これを実現するには大きな問題があるのです。

 

①登城路途中の施設の案内が出来るガイドの確保

②急こう配をわざわざ降りて国際センター駅まで行って、また登って来る体力のあるガイドの確保。

③その重労働に労を惜しまず、異論を唱えないガイドの確保。

 

当会の会員構成を考えると、①~③をすべてクリア出来る人って、、、、。

 

たぶん、アタシだけなんだろうな。(-_-;)

 

まあ、なにごともパッション!そしてチャレンジ!のすこっちさんなんで、この件はアタシの「ミッション・インポッシブル」、「プロジェクトX」として、引き続きTRYして行きたいと思ってま~す。

 

そんな分けで、今日も山道を行ったり来たりで、アスレチックな半日を過ごしたすこっちでした~。!(^^)!

 

あーそうそう、このミッション。11/11(日)10:30~は希望者を募って「仙台城魅力発見ツアー」として開催を予定していますので、興味のある方は観光客の方でも構いませんので、sdtanpo@gmail.comまで参加希望のメールをお待ちしております。