どうも、すこっちです。!(^^)!
人生と言うのは不思議なもので、いつ・どこで・どんな出会いがまっているか分からない。
例えば映画。自分が満を持してチョイスしていったのに、見事に肩透かしを喰らわしてくれる映画もあれば、たまたま自分の空き時間にやってた上映作品なんだけど、観たら意外にGood!な映画だったりすることもある。(まあ、自分の直感が当たって良い映画に巡り合うのが一番いいんですけどね)
例えば音楽や番組。残業で遅くなって、たまたま付けたカーラジオから流れてきた音楽がミョーに心地良かったり、なんかやたらとトークが自分のストライクゾーンにハマって面白かったりすることがある。
例えば外食。普段はこんなお店なんてまず行かないんだけど、セミナーに参加した帰りにふらっと入ってみたお店が、なんとも良い雰囲気で、落ち着くし、食事も美味しい。
例えばセミナーや会合など。偶然お会いした方が、ことのほか波長が合って、思いのほか意気投合!その後も交流を続けていたりする。
こうした運命的な出会いと言うのは、人との出会いだけに限らず良い作品、良い番組、良い音楽と出会えるというのはこのうえない喜びだ。でも、この偶然とも言える出会いだが、きっかけはほんの些細なことだけれども、「自分がラジオのスイッチを入れる」、「自分で映画館に足を運ぶ」、「自分でお店に入ってみる」などなど、最終的には自分の意思がはたらいてそこに導いてくれている。
「あーした天気になあ~れ!」と言って、靴を放り投げる天気予報だって、ようは靴を投げるという行為が無ければ成立しない。何事も行動を起こすという強い意志のもとに運命的な出会いは生まれるのだ。
今日は、最近アタシが本当に運命的な出会いをした一冊の本について紹介したいと思う。
先週の日曜日、ブログにも書きましたがアタシはカフェ「月とオリオン」で開催された小泉やよいさんのボサノバコンサート」に行って来た。それはそれで大変素晴しいものだったのだが、話を会場に足を運ぶ前に戻そう。コンサート会場である「月とオリオン」さんは広くないし、このコンサートのために駐車場は用意していませんとのことだったので、アタシとカミさんは本塩釜駅近くの駐車場に車を止めて、そこから1区間だけ仙石線を利用して東塩釜駅から歩いて行くことにした。
アタシら夫婦は優等生(!?)なのか、貧乏性なのかどうしても時間的な余裕を見て早め早めに行動をしてしまう。この日も電車に乗るのはたった1区間だというのに、1時間以上前に本塩釜駅に着いてしまった。こうなっては、適当に時間を潰すしかないのだが、イオンの2Fにある書店でいろいろと今流行の本を物色していた時、たぶん売れ筋の本なんでしょう、ちょうど1冊しか在庫の無い、ひじょうにインパクトのある題名の本が目に留まった。それが、こちら↓
「死ぬこと以外かすり傷」なんともサムライ的な魂を感じさせるセリフじゃあ、あーりませんか。だが、この本の内容、実はハンパない。まさに超絶だ。もはや、アタシがよく使うPassion(情熱)をはるかに凌ぐその熱量はやけどと言うより、触ったら一瞬で手が気体になってしまうんではないかと思うくらいに熱い!
アタシはこの本と出合うまで著者である「箕輪厚介」と言う男を全く知らない。この本を読み終わっても、彼の写真を見ても、具体的なイメージは浮かんでこない。だけど、彼がこの本に記した一言一句は間違いなくアタシのハートを虜にした。
今まで、会社勤めをしながらも、ガイドをしてなんとなく「こんなことが出来るんじゃあないかな?」なんて漠然と思い描いていたものはあったんだけど、この本を読んだら、「だったら、何でやらないの?」、「今動かないでいつ動くの?」みたいな背中を押しまくりのパワハラのオンパレードだ。
でも、言ってることは全てが本音なんです、内角をズバッと突いてきているんです。甘ったるいまやかしや幻想とか、お茶を濁すようなところは一切ない。つまりは彼が常に本音で生きている、本気で生きている。「死ぬこと以外はかすり傷」っていうのも、別に格好を付けたセリフなんかじゃないんだと思う。
今までアタシの中で煮え切らない、日和見主義的な空気感。サラリーマンならそれもありだろうし、やむをえないんだろうなって思って過ごしてきたけど、ごめんなさい、それが間違いだったよ。それを気付かせてくれるような、本を読み終えただけなのに、突然往復ビンタを喰らったようなそんな気持ちにさせてくれる本なのです。
本を読んでいるうちに、「この本は2回読まねば!」って思わされた本はアタシの生涯の中でこの本がひょっとすると最初で最後かもしれません。(>_<)
この「すこっちのブログ」を読んで頂いている皆さんになら、アタシがこれだけ入れ込んでいるってことだけで、この本の素晴らしさが伝わってくれているんではないかなと思います。
よかったら、是非読んでみて頂きたい。
たぶん、違う世界が見えてくると思うよ。!(^^)!
あたしも勇気をもらったよ、スイッチが入ったよ。
これからは敵にボールを奪われるのを恐れてすぐにパスを出すんじゃあなくて、キャプテン翼のようにドリブルして行きます。そして、シュートを打たなきゃ始まらないよね、何事も。