どうも、すこっちです。!(^^)!
今日は台風24号が日本列島を縦断しようとしている今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
さて、私すこっち家では今月の9/9に思い切った決断をした。表題にもある通り、自宅にあるテレビを売り払った。以前、ブログにも書いたが少年時代をほぼほぼ「テレビっ子」として育った私としては、その思考や感性の育ての親でもあったテレビを売り払うのはある意味、苦渋の決断だった。
なぜ、こんな大英断を下すことになったのかと言えば、実は私もカミさんも前々から息子二人のメディア漬けの怠惰な生活を見ていて、我慢の度合いは頂点に達していた。今の世の中、学校の連絡であったり、友達との交流を含め、スマートフォンを取り上げるというのは簡単なことだが、これは最終手段であろうと。
そうした場合、この泥沼の環境下で何を取り除くことが出来るのか?スマホは一定の時間になったら家庭内での使用を規制する。そうなると、他にすることが思いつかないので「とりあえずビール」ならぬ、「とりあえずテレビ」となる。じゃあ、そのテレビを排除しようということに至った。
テレビの無い生活を始めて間もなく1カ月になろうとしているが、これが予想以上に違和感を感じていない。最初の内はアタシの見たい番組は決まっていたので、例えばサンデーモーニングのスポーツコーナーが始まる時間になると、無性に「見たいな~。」という衝動に駆られていたんだけど、まあ、それもたぶんタバコを辞め始めた人と同じような心境で、慣れるっちゃあ、慣れるものです。(^o^)
人間には固定観念と言うのが付きまとう。なぜか、焼いたさんまには大根おろしがついていないと物足りなさを感じるし、ラーメンにはこしょう、そばやうどんには七味、お寿司にはわさびが欠かせないと思い込んでいる。中には口を付ける前からこしょうや七味を投入する人もいたりする。
でもね、本当に美味しいクオリティの高い料理だったら、別にこしょうも七味も入れる必要は無いんだよね。だいいち、料理人に失礼だ!口に運んでみて、まずはその味を純粋に味わうものだ。自分の都合のいい様に味を調整するのはその後のはず。
話が少し脱線したが、ようはテレビという存在はいつしか家庭内の「一丁目一番地」にでーんと置かれているものという固定観念が子供の頃から植え付けられて来たような気がする。テレビと共に歌謡曲を覚え、ドラマから男女の恋愛を知り、ニュースで一般常識を身に付け、芸能界のミーハーなネタを入手して周りの人との共通認識を穴埋めする。そんな育ち方をして来た私にとってテレビは、まさに時代の寵児である。
しかし、時代は変わった。
パソコンやスマートフォンの普及で、テレビ以外のメディアやツールに依存する人の割合が増えた。もちろんテレビの役割が終わったとは全然思わないのだけれど、いろんなことを考えると距離を置いてみるというのも選択肢の一つなのではないか、というのが私の思う正直なところである。
じゃあ、テレビが無くなって何が変わったか?
まずは、そうね夫婦の会話が今まで以上に増えたかな?だって、「とりあえず~」っていってスイッチを入れるものが無いんだからね。それから、必然的に読書する時間が増えた。これは、前から思ってた。買ったのに読んでいない不良在庫が、これも消化せねばならないし、、、。(-_-;)
あとブログも更新しやすくなったし。
以前ブログに「テレビの見過ぎは寿命を縮める」的なことを書いたことがありましたが、これでアタシの寿命もちょっとは保障されるかな?https://ameblo.jp/scotch0711/entry-12333414337.html
テレビに縛られ、テレビに依存し、テレビに人生の大事な時間を持っていかれる。
そんな生活に終止符を打つというのも、悪くないのでは。!(^^)!