世の中には周波数が合う人と合わない人というのが存在するのです | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。!(^^)!

 

「人生楽ありゃ~ 苦もあるさ~♪」水戸黄門でおなじみ、誰もが知っている(!?)「ああ人生に涙あり」っていう有名な歌だよね。まあ、アタシ的には里見浩太郎バージョンが一番しっくりくるんですけど。

 

何でこんな話からスタートしたのかと言うと、ほら最近巷をにぎわしているニュースっていったら、やたらとパワハラ・セクハラ・告発に暴露話。特にスポーツ界はなんなんでしょう。今日なんかとうとう貴乃花親方が相撲協会を退職ですか、、、。(行事がはっけよいって言う前に退場かよ!)

 

お互いにもうね、平行線が宇宙の果てまで行っちゃってるんでしょうから、いまさら歩み寄れって言われても引くに引けないって感じなんでしょうけど、いがみ合っている対立軸の中でどちら側も損を上積みしていっているような気がしてならない。(>_<)

 

私たち人間はオギャアと生まれて、まず自分を守って信頼してくれる親や兄弟、そんなところから他人との関わり合い方を学んでいく。幼稚園や小学校に入ると、そこで初めて自分とはそりの合わない人格と団体行動を共にする。その中で自分の言いたいこと、やりたいと思っていることがそうそう思い通りにはならないことを学ぶ。なので、アクセルだけの生き方に協調性と言う名の「ブレーキ」を付け足していく。

 

中学や高校になると、ジャイアンとのび太ではないけれど、いつの間にか出来上がる上下関係、格付けやレッテルのようなものと対峙する。その中で生き延びる術を学んでいく。時には息を殺すようにして身を隠してみたり、時には学校をずる休みしてみたり、見て見ぬふりをしてその場を流してみたり。

 

そうして育んだ人間性をパスポートにして社会に出ていくわけなんだけど、その社会ってやつも決してルンルンハッピーなお花畑ばっかりではない。毎日がまるで水槽の中で酸欠を起こしている金魚のように口をパクパクあけて必死に酸素を取り込もうとして、もがきながら生きていくっていうのが現実だ。

 

よくよく考えてみると、生きていくってホント大変だ。その中で何が一番大変なのかって言ったら、たぶんそれは「人間関係」なんだと思う。人間は決して1人では生きてはいけない。だけど、その他人も常に自分と周波数が合う人間ばっかりじゃあない。周波数が合う人とは何時間話していても、全然苦痛じゃないし、時間が経つのを忘れてしまいそうだけれど、果たしてそういう人ばっかりに囲まれている人ってどれだけいるんだろうか?たぶん、いないんじゃない。

 

人間の素晴らしいところは、そうした自分と周波数が合わない相手ともうま~くチューニングして周波数を合わせて、つながって行ける能力があるってことなんだよね。だから、その能力を封印してしてしまうというのは、これまたもったいない話。

 

「上善は水のごとし」っていう老子の言葉があります。最高の善は水のようなものである。 万物に利益をあたえながらも、他と争わず器に従って形を変え、自らは低い位置に身を置くという水の性質を、最高の善のたとえとした言葉、なんだそうです。

 

ある意味、「周波数を合わせる」=「上善水のごとし」は同じ意味なのかもしれないです。

 

アタシは学生時代、根っからのラジオ党だった。ラジオのチューニングをいじっていると、たまに面白そうな番組をキャッチしたりするときがある。それが全国ネットでなかったりすると、雑音交じりで音がとぎれとぎれになったりもするんだけど、一生懸命その番組を聞こうとしてチューニングを調整して、布団の中で耳を傾けて聞くわけ。これがまた、ミョーにいいんだよね~。(今の人、こういう経験したことないだろね。)

 

苦手な人と関わることを単なる苦痛と受け止めるのか?「今、アタシは目の前の番組を聞くためにチューニングをして周波数を合わせてるだけです。」って思うのか? 

 

いいじゃないですか!周波数合わせっていうわずらわしい工程が発生したって。その代わり、チューニング不要で自分と周波数がピッタリ合う仲間を増やしましょう!そんな仲間とだったら、深夜番組以上の面白い話が聞けたり、話が出来たりする分けなんですから。!(^^)!