どうも、すこっちです。!(^^)!
9/8(土)のブログにも書きましたが、私は白駒妃登美先生の講演会に行って来たんです。この日、この時まで彼女のことを全然知らなかったのに、この講演会が終わってみたらアタシはすっかりこの白駒さんの虜になってしまった。別に容姿がどうとか(いや、きれいな方なんですよ)女性的な魅力がとかじゃあないんです。その人間的魅力、生き方の素晴らしさに惚れちゃいました。アタシの概算では、恐らく講演を聞いていた人の半分以上はハートを打ち抜かれたと確信したね。
そんなわけで、公演前は「白駒先生の本を販売してま~す。」という係の方の声も「ふう~ん。」ってな感じで聞いていたアタシが、講演が終わって席を立った途端、一目散に本の並んでいるコーナーに走る、走る。と思ったら、同じような人が結構いたのよね~。(おーあなた達も♡打ち抜かれたんだね)
そうしてアタシが迷わず買い求めた本が、こちら↓
白駒先生の講演の中でも、ちょくちょく紹介されていたこの本。しかも、泣かせるキラ☆のような話がいっぱい詰まっているとのことなので、早速ゲット!ついでに、本にサインまでもらっちゃいました。(>_<)
はて、アタシが誰かからサインをもらうなんて、いつ以来だろうか?でも、目の前の人にすぐに惚れ込んで衝動的にサインをもらうなんて、たぶん初体験かもしんないわ。
そうして、買ったこの本。早速読み始めて昨日、完読致しました。普段の鈍行電車並みの読書スピードとは違って、この本の読む速さはまさに、新幹線はやぶさだったわー。
アタシは自分が観た映画や行った観光地や飲食店などなど自分が心からイイと思ったものしかこのブログで他人にはおススメはしない事にしている。なぜかと言うと、この良さや素晴らしさをブログを読んで頂いている皆さんにも共感して欲しいと思うから。絶対に自分の人生にプラスになると自信を持って言えると思うからなのです。人それぞれ好みはあるだろうけれど、ここはひとつ騙されたと思って「すこっち丸」に乗船してみて欲しいんであります。
今回紹介する「誰も知らない偉人伝」。はっきり言って、買ってください!図書館にあるんだったら、借りて読んでください!もし、アタシに近しい人だったら、この本お貸しします!それぐらい、心と言うか魂が揺り動かされる本なんです。
題名の通り、この本に登場する偉人たちは、恐らく世の中の99%の人が知らない人です、きっと。そんでもって、載っている逸話も当然知らない方が多いでしょう。でもね、これがねー、泣かせるのよ。とにかく読んでいて、自然とね、涙が頬を伝って溢れ出してくるんです。そりゃあ、あんたが涙腺緩んでるからだろうとか、年だねえとかつまんないことは言いっこなしにしてください。(>_<)
この本に登場する偉人のほとんどは、日本人。しかも、明治から大正、昭和の戦前に活躍をした人の話なんですが、この人たちがまあ、考えられない苦労を克服して、何をやったのかと言うとキーワードは「恩返し」。この恩返し度がね、ハンパないんですよマジで。(詳しくは読んでみてくださーい)
さらにねー、読み進めていくとねー、いい言葉があったんです。
「トルコでは自分の歴史を知らないものには未来は無い」ということわざがある。
これ、明治時代に日本で難破したトルコのエルトゥールル号の船員を助けた日本の恩に報いるために、イラン・イラク戦争の時、トルコ政府がイランに取り残された日本人を救うためにトルコ人よりも日本人を優先して飛行機を飛ばしてくれた話の中で紹介されてるんです(覚えている人、いるかな)。
凄いのがさ、エルトゥールル号の話、トルコでは教科書にも載っていて、国民の誰もが知っていた。だから、自国民よりも日本人を優先して救うなんて事を即決した大統領に誰も文句を言わない分けなんです。
凄いよね~、だけど、日本の教科書に載ってる?トルコとの友好物語。出て来ないんだよね~。そこが今の日本の残念なとこ、なのよね~。(-_-;)
さらに、イギリスの歴史学者アーノルド・トィンビーは、世界史の中で滅亡した民族について、研究し、その共通点を見つけたんだそうです。それは、
①理想を失った民族は滅びる
②すべての価値を物やお金に置き換え、心の価値を見失った民族は滅びる
③自国の歴史を忘れた民族は滅びる
合理主義・経済至上主義がはびこる今の世の中だけど、譲れないもの、譲ってはいけないものってあるんだと思う。日本にはそれを教えてくれた立派な先人たちがいたんだよね。だったら、それに学ばない手はないじゃあないですか?、「懐の豊かさ」よりも今、大切なしなきゃあいけないのは「心の豊かさ」なんじゃあないのかな。心の中の「錦の御旗」は誰の目をはばかることなく、高く掲げられるそんな日本であって欲しいと思うのです。
そんなことに気付かせてくれる、この本。ぜひとも読んでみてください。