禁煙の場所を自分に都合よく喫煙場所にしてしまう人の心理って? | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。!(^^)!

 

さて、今回のテーマなんだけど、これだけだと分かりづらいので、説明しますね。

 

アタシの会社の現在の職場(事務所)は禁煙なんです。だから、営業中は当然事務所でたばこを吸う人はいない。だけど、管理職やうるさく言う人がいなくて、人がまばらになった夜時や土曜日や休日出勤で

これまた監視の目が無いのを見計らって喫煙する人が職場に居ます。

 

人がまばらになった時に、タバコを吸わないアタシみたいな人がいる時もある。でも、その人はお構いなし。たぶん、今までそういうことをして誰からも注意なんてされたことはないんでしょう、きっと。そいつは私より役職も社歴も後輩なので、注意をして出来ないわけではないんだけど、私も半年前に異動して来た身で、今の職場では新参者。なので、言うにも言えない。

 

さらにたちが悪いのが、これを見ている後輩も真似をする。注意をしようにも、「だって、○○さんだって吸ってるじゃあないですか?」と言ってくる図式なので、これまた言うに言えないでいる。

 

まあね、彼の行動がさ、誰かに大きな迷惑を掛けている分けでもないと言えば無い。それに彼が本当にいけ好かないヤツであれば、アタシも腹が立つんだけど、人当たりは悪くないし、冗談を言い合える中でもあるし、なにより右も左も分からない異動先の職場での数少ない理解者だったりする。

 

でもこれってさ、「歩行者用の信号が赤だけど車が全然来ないから渡っちゃおう」とか言うものとは全く別物のモラル感だと、アタシは思う。(車が来ないのにジッと待っている人の神経が逆によく分からん)

 

何がよろしくないのかって言うと、これはもうほとんど良心の問題になってしまうんだろうけど、そもそもね

今は監視の目が緩い→目の前の奴は別にうるさく言わない奴ばかり→喫煙スペースまで行くのも面倒だ→吸ってしまってもいいよね、別に。っていう思考経路なんでしょう。だけどね、アタシから言わせると、そういう人の目を盗んで、ルールを破ってしまおうという、その姑息なアンタの気持ちにイエローカードだっつーの!決められているルールはさ、監視する人が居ようが居まいが守るのが当然でしょうよ!結局、喫煙者って言うのはどこまで行っても自分の身勝手さを正当化しようとするんだよな~。(喫煙者のみんながみんなじゃあないんでしょうけどね)

 

それに、これってもう一つ問題があると思う。「人の目を盗んで何かをする」っていう部分を心のどこかに持っている人って言うのは、人前では人当たりの良い人に思えるけど、裏では何を考えているのか分からない、二面性を持っている。だから、最後の最後で心を許すことが出来ない人だとアタシは思っている。ひょっとして肝心な場面で手のひら返しをされるかもしれないし、自分のいないところでは、アタシも何を言われているか知れない。だから、アタシの中では、そいつに対するセキュリティロックが解除されることはないだろう。

 

人と人との関係は人それぞれです。広く、浅くって人もいれば、狭く、深くって人もいる。みんながみんなに腹心の友が居るわけでもないし、今の世の中、誰もが腹の探り合いの中で人と付き合っているのかもしれない。でもね、アタシの心の錦の御旗は今も昔も変わっていない。それは、備中松山藩の山田方谷が長岡藩士の河合継之助に贈った「至誠惻怛」と言う言葉だ。

 

意味はここでアタシが書いてしまうのは簡単なんだけど、それよりもみなさんが実際に検索して調べてみてください。(脳が汗をかいた方が記憶が定着するんですってよ)

 

一昔前に比べると、人の思考は多様化し、人付き合いの難しい世の中になってしまった。国のトップが平気で虚偽答弁・ねつ造・改ざんをやってさんざん非難されてもどこ吹く風。もはやカエルの面に消防車のホースで水をぶっかけたところでまったく涼しい顔である。もはや、赤い血が流れているとは思えないんだけど、って人が大手を振って表通りを歩けちゃうような国、ニッポン。

 

そういう世の中ではあるけれど、心の中だけは常に「全力校歌」であり続けたいものです。!(^^)!