どうも、すこっちです。!(^^)!
前回に引き続きまして、私が最近注目している人への「伝え方」について考えてみたいと思います。
人間ってオギャアと生まれた段階では言葉を持っていませんよね。ですが、成長の過程でいろいろな言葉を覚え、親や身近な人との会話というコミュニケーションから人と話が出来るようになっていきます。
でも、日本と言う国はこの「話す」だとか「伝える」ってことに対してほとんど興味関心を持ってこなかった。
小中高さらには大学まで進学する人も増えて立派な学歴社会になったけど、じゃあどれだけの人が人前で自分の考えや思いをきちんと整理してスピーチが出来るのかというと、ほとんどいないのが現実。(>_<)
本当はこの「話す」とか「伝える」ということを突き詰めて考えていくと、ちょっとしたことに気をつけるだけで、ちょっと意識を変えるだけで、伝わり方にもはっきりとした差が出てくる。アタシは常に思っているんだけど、ガイドとして人前で話す以上は他の誰よりも魅力的なガイドでありたいと思うし、そのためには使えるものは何でも使って自分の能力を底上げしてクオリティの高いパフォーマンスを皆さんに披露したいと考えている。
それには、ただ「伊達政宗に詳しい」や「歴史に明るい」というだけでは、いつまで経ってもたくさんいるガイドの内の一人でしかない。オンリーワンをナンバーワンに近づけるためには、「伝え方」というツールを最大限に利用していくことが最も必要なことなのではないかと最近感じているのです。
私の最近読んでいる本に、「1分で話せ」(伊藤羊一箸)というのがある。その中で、まさに私の思いや考え方とピッタリ一致する部分があった。
人はロジカル(論理の整っているさま、論理的なこと)な説明を聞いて理解するだけでは、動かない。
聞き手の中にイメージを描いてもらい、聞き手にそのイメージに入って来てもらう。人はイメージを想像することで、感情が揺さぶられる。では、そのイメージを描いてもらうためにするべき2つのことがあります。
それは、「ビジュアルを見せる」ということと、「例えば~」と言って具体的な事例を示す事なのです。
ロジカル=左脳だし、感情=右脳なんですね。つまり、あんまし一方通行の説明ばっかり聞かされると、聞いてる方も理解はするけど、「あ~はいはい、なるほどね。」ぐらいの生返事になる。これって、左脳にだけ働きかけをしているってことに他ならない。これが、話の中に「右脳刺激」=「ビジュアルと例え話」をミックスすると、そう、聞き手の「聞く姿勢」が劇的に向上するということなんだそうです。
あれ?でもこれって、アタシがすでにガイドとして取り入れている写真イラスト中心のフリップや噛み砕いた口調の説明がまさにドンピシャ!どストライクじゃあ、ないですか!!(^^)!自分なりの思い付きで始めたスタイルが実は専門家から見ると、ちゃあんとお墨付きをもらえる理に叶った手法だったってことなんだわね。
たぶん、この「右脳と左脳への働きかけ」を上手に行うことで、聞き手の「へえ」や「なるほど」は生まれるんじゃあないでしょうか?何事も専門家の知識と創意工夫というものは大事なんだね。
さて、あなたもどこかでプレゼンをする機会があったら、使わない手はないんじゃないの?