どうも、すこっちです。!(^^)!
さて、今回のすこっち探検隊はですね、ちょっと意味合いがありました。実は「父の日・母の日プレミアム」だったのです。これは何かと言うと、母の日・父の日に簡易的な贈り物をするというのは良くある風景ですが、私は今年からちょっと趣向を変えてみた。両親が興味がある行事ごとに招待するっていう方が、物を贈って終わりよりも味があるんじゃないだろうか。年を取ると未体験ゾーンへの挑戦には慎重になってしまうものだが、そこは息子のアタシがサポートするしかないでしょ!と言うことで、アタシは二人が興味のあるという大相撲(仙台場所)のチケットをプレゼントしたのであります。
その大相撲仙台場所が今日、開催されたので行って参りました。
場所は仙台市体育館だったのですけど、いやー1年に1回ということもありまして、人、人、人ね。もちろん私の親年代の人たちが圧倒的な人口密度を締めているんですが、若いカップルや小さい子を連れた親子連れもいたりして、大相撲のファンの裾野って広いんだなあ~とあらためて痛感した次第です。
アタシも相撲と言えば、テレビで見るくらいの認識しかなくって、いつかはライブ観戦したいな~と思っていたんですけど、はい、思っていただけですね。こういう機会でもないとチケット買うとこまでいかないもんな~。(>_<)
まずは、ちょこっとグッズ売り場を拝見!さすがに相撲グッズで「あ~これ欲しいなあ~。」って心を惹かれるようなものは無かったですわな。(まあ、そこまでのファンではないのでね)
到着したのが11時頃、そこから15:00まで断続的に取り組みやらが進められていく。
全てが初体験なのだけれど、相撲甚句というのは今風に笑えるようなツボが散りばめられていて、若い相撲取りもなかなかセンスあるのかな?(それとも、ゴーストライターがいるのかな?)って感じがした。
その後、「初切(しょきり)」というなんとも聞き慣れない出し物があった。
これは、何かと言うと、相撲の禁じ手を面白おかしく紹介する見世物で、相撲の取組前に決まり手やなんかを紹介するもので、江戸時代から行われていたという由緒正しき出し物だったりする。
はっきり言って、初体験の私にとってはこの「初切」が一番ツボにハマって面白かった。(^o^)もちろん、メインは相撲の取り組みを観に行っているわけなのですが、このねー二人の若い関取同士のコントみたいなやり取りがすんごい面白いのよね~。組み合って残った残ったって形になったとたん、二人でダンスを踊っているみたいなことをやってみたり、相手を仕切り線よりずいぶんと離れて立たせておいて、自分が相手の目の前に行って頭をごっつんこしてみたりと、とにかくネタのふり幅がハンパない。挙句の果ては行司さんに喰って掛かってみたりと、会場は思いも掛けないウォーミングな笑いに包まれた。
なあんだ、相撲って厳しい勝負の世界的な真面目なイメージが先行してしまっていたんだけど、こうしたコミカルな演出も昔からちゃあんとやっているんだね。いあー日本相撲協会にあっぱれです!だって、相当練習しないと、あれ、出来ないですって。普段は相撲取りなのに、陰で練習してるのかな?
スケジュールは取り組みが序二段から三段目へと移り、とうとう十両まで来ました。ここで、注目すべき力士二人の対決が実現したのです。「安美錦対貴ノ岩」です。安美錦はベテランで息も長くて人気のある力士だし、貴ノ岩って言ったらもう、説明の必要は無いですよね。あの日馬富士殴打事件の被害者だ。
会場の雰囲気はですね、どっちへの声援も多かったんだけど、文句なく「貴ノ岩」に軍配でしたね。取り組みも貴ノ岩が勝ったので、会場は完璧な「判官びいきモード」なんか、義経ここにありって感じだったよ。
そうしてとうとう、「横綱土俵入り」まで来ました。
ここで、サプライズ!土俵入りは取組表に載っている鶴竜だけかと思ったら、な、なあんとあの「白鵬」も
そ、そして、えっ嘘でしょーな、なんと「稀勢の里」もやるというのですよ。それが、こちら。
まず、鶴竜関ね
次が白鵬関
そんでもって、最後が稀勢の里関
いやー良いモノ見せてもらったわ~。この三人そろい踏みの土俵入り、下手をすると生で見る事ってもう出来無いかもしれないわけですから(稀勢の里の去就が注目されているので)
まあ、ホントはここに日馬富士もいたはずなんでしょうけど、、、。(-_-;)
本日の注目取組、御嶽海対高安は優勝したばかりの御嶽海が勝利!
結びの一番、鶴竜と豪栄道は熱戦の末、豪栄道が勝ちました。
初の相撲観戦、なかなかの手応えではあったけど、本場所だったらもっとピリッとした取り組みが観れるのかもしれませんね。(それには、両国行かないといけませんが)
もっと観戦を面白いと感じるためには、大相撲中継にもう少し興味を持つ必要性を感じずにはいられない、すこっちさんでありました。m(__)m