楽天イーグルスが球宴後だけなら首位なの!? | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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さて、夏と言えば高校野球!宮城県大会はいよいよ明日、決勝戦を迎えることになりました。

 

仙台育英対古川工業と言う顔合わせとなりましたが、まあ大方の予想はやはり、○○○○なんでしょうけど、そうは言っても分からないですからね、勝負ってヤツは。

 

さて、いつの間にかあっさりと高校野球に話題を持っていかれてしまうかと思っていた、前半戦の時点でぶっちぎりの最下位街道爆進中の我が楽天イーグルス。これでは、さぞ楽天生命パークも閑古鳥が鳴くんだろうなあ~と思っていたら、あれっ勝った?なに、連勝?って西武に?とあれよあれよという間に成績に目をやると、なんと球宴後の成績だけなら「首位」と来たもんだ。

 

梨田さんの采配が良くなかったのか?平石監督の采配が的中しているのか?まあ、理由はいろいろあるんでしょうけど、後半の巻き返しに大いに期待したいと思います。

 

楽天イーグルスが誕生して今年で13年になるんですかね。(2005年)2013年には田中マー君を擁して日本一にもなっている。先に述べたように、後半戦も調子が良いようにも受け取れる。

 

だけどね、アタシがこの楽天イーグルスの戦いぶりをみて来て、どーしても気になってしょうがないことが3つある。このモやっとした気持ち。共感できる人がいたら、ぜひとも意見を聞いてみたい。

 

その1 必ずと言っていいほど、先制点を奪われて追いかける試合展開。もうちょっと、先取点を取って試合を優位に進められないんかい!

 

これね、試合を観戦したことのある方なら分かるけど、まず先取点を取るケースが少ない。必ずと言っていいほど相手に先取点を奪われて後手後手。最近はそれでも後から追っかけて「逆転イーグルス」してるけど、本当に強いチームって「横綱相撲」じゃないけれど、先制点を取ったら、そのまま回が進んで、中押し、ダメ押しっていう試合展開に持っていっていつの間にか試合が終わってるみたいな試合展開だと思うんです。(アタシが子供の頃の強いジャイアンツがこんな感じだった)

 

これって、ある意味見ている方からすると「つまんねえ~」と思われるかもしれないけれど、「きっちりと勝つ」っていうプロスポーツの原点からみれば、至極当然の形。サッカーのワールドカップで対ポーランド戦のことで物議を醸しているけど、「カテナチオ」(イタリア代表のサッカーの特徴でゴールに鍵を掛けるって言われてる)に代表されるように、強いサッカーとはえてして見ているとつまんなかったりする。

 

「まあ、まだ若いチームですから。」ってもう13年だよ。そんな言い分けばっかりしてたら、それって高校野球の県代表が1回戦負けしても、「良くやった、頑張った。」って労う県民意識と一緒ですから。

 

頼むから1~3回までに先制されて追っ掛けるような展開を少なくしてくれって。チームのナインにそういう意識があったら、成績も観客の期待度も全然違ってくると思うんですけどね~。(-_-;)

 

その2 生え抜きの日本人選手でポカーンとホームランを打つ選手がいない。

 

生え抜きの選手で2桁ホームランを打ったことのある選手が茂木と島内だけ(しかも10本代)。これって、あまりにも悲しくないですかね~。そりゃね、ホームランが全てじゃないですよ。ピストル打線がマシンガン打線や大砲に打ち勝つことだってある。だけどね、それも程度問題じゃあないですか?DeNAベイスターズは今一つ波に乗れていないけど、「筒香のホームランが見たい!」って期待だけで、球場に足を運ぶのがファン心理ってもの。もちろん、外人は打つけどそれはやっぱ別物ですからね。(-_-;)

 

その3 通年通して活躍出来る選手がほぼいない。

 

これも、目に付くんだよね~。今年で言うと、投手なら松井に則本に美馬に福山。打者ならオコエに岡島に内田などなど、とにかく成績が上向いて来たな~と思うと、ケガとか不調で2軍落ちとかさー。いい加減にしろってえの!あのねー比較にはなんないけど、一般のサラリーマンだって、好・不調の狭間で結果を出してちゃんと前を向いて生きているんだよ。とくに則本の今年のピッチングを見たらね、もう今年が最下位のまんまだったら「A級戦犯」確定だっての。

 

とにかくね、ノーヒットでもイイんです。「この選手が見たい!」って選手がちゃんとレギュラーとして出場していてさ、そのプレーが見れたらそれだけでハッピーを感じれちゃうんですから、ファンって。

ファンもさ、そういう選手を応援したくなるものですって。(今で言えば、田中や島内かな)

 

あと、これはおまけだけど、とにかくキャッチャーの打撃成績があんまりだよ。とくに嶋ね。打つ年もあるけど、基本的に打率がアンドレザ・ジャイアントの身長並み(2メートル23センチ)って、どうなのよ?

だいたい野村さんが監督やっていた時期もあったんでしょ。どうして彼の本とか読んで研究とかしないのかしら?っていうかレジェンドと直接話しが出来たんじゃないの?キャッチャーって配給とか投手の仕草とか心理とかの「無形の力」を総動員したら、フツーの野手より打ってもおかしくないんじゃない?

 

楽天生命パークは人工芝から天然芝に替えて、良い球場に生まれ変わったよ。周辺設備の充実度もハンパないかもしれない。だから、あとはフィールドでプレーする選手一人一人の「自分はどうありたいのか?」という自覚だけなんだと思うよ。

 

たぶん、黙っていても球場には足を運んでくれる人は多いんでしょう。だけど、それに満足していて本当にいいのかい?球場に観に来た人達が心踊るような「魂のプレー」を選手たちが見せてくれるようになったら、きっと球場の雰囲気も違ってくるはずだ。

 

常勝軍団への道のりは高く、険しい。(-_-;)