どうも、すこっちです。!(^^)!
いやね、皆さんが言いたいこと分かってますよ!生観戦した人はなおさらモヤっとボール投げまくりでしょう。そして私、すこっちがあの後半の10分間をどう感じたのか?そして何を語るのか?
でもね、西野監督も苦渋の決断をしたんだと思うんです。スポーツマンとしてね、フツーに考えたら負けをコントロールするって勝負事ではあり得ない話だからね。でも、彼は賭けた。コロンビアが勝つことにね。
結論から言うと、仮に正面切って全力プレイをしてカウンターを喰らって追加点を奪われても、セネガルが追い付いて引き分けになっても、今回の「空白の10分間」を演出しても、どっちみち叩かれるんだから一番確立が高くて確実な道を選択するのが情に流されない立派な指揮官だとアタシは思う。
いいんじゃない、言いたい奴には言わせておけば、次のベルギー戦で恥ずかしくない試合を見せつけることが出来れば、手のひら返しのように称賛されるって可能性もあるわけですから。
さて、今回苦渋の決断をされた西野監督ですが、我らが伊達政宗にも苦渋の決断を下したことがありました。そんな、ところを探ってみたいと思います。
う~ん、史実がはっきりとしていない部分が多いので難しいんですが、まず一つ目はお父さんの輝宗が畠山義継に拉致られた時だろね。大河ドラマのシーンを元に話をさせてもらうと、お父さんに短刀を付きつけられて、もはや国境寸前!父の命を守るため、みすみす逃亡を見逃すのか?それとも伊達家の家名を汚さぬため、父もろとも鉄砲隊に発砲指令を出すのか?そりゃあ、あなたねこのシーンって当事者の政宗だったら、相当追い詰められたし、悩んだと思うよ。まあ、一説にはそん時、政宗は現場にはいなかったって言う説もあるので、断定は出来ないんですけどね。
結果、政宗は鉄砲隊に発砲を指令!父は畠山に刺殺されてしまう。(>_<)この時の悲しみと言ったら、計り知れないものがあったでしょうな。でも、苦渋の決断をちゃんとしたおかげで、隣国や家臣からも「政宗って若いけど、やるときはやるんじゃん。」って好評価!まあ、ブーイングも相当喰らったろうけどね。
イイんです!大事なことは大将がこうと決めた決断に対してどれだけの部下が信じて付いて行くかってことなんですから。去っていく人はしょうがないし、お父さんの後追い自殺をしたいって人を止めたところで、そんな人はもう「熱湯風呂」のフリと一緒で、「押すなよ!」っていったところで、絶対に自ら熱湯風呂に飛び込んじゃうって人なんですから。(>_<)
二つ目は「長谷堂合戦」の時だろね。
上杉と最上の戦いで「北の関ヶ原」なんて言われている。政宗とすれば、どっちもあんまし好きじゃあないし、勝手に消耗して共倒れになってくれてもいいじゃんって少しは思っていたかもしれない。さらに、片倉小十郎重綱が追い打ちの助言をする。「殿、これ絶好のチャンス!最上から援軍要請は来てますけど、なんだかんだと理由を付けて、時間稼ぎをしといて、決着が付いた頃、残った方を倒してしまえば「漁夫の利」ってやつじゃあないですか?これって、ポイント10倍セールみたいなもんですよ!」
(すこっち流の砕けた文章で書いてますんで、念のため)
ところが、である。その時、政宗様は苦渋の決断の末、別な結論を出した。
「うん、うん確かに小十郎の言っていることはもっともだ。アタシもポイント10倍には惹かれる。だけどね、最上って義光は気に食わないけど、母上の実家じゃんか!そこからSOSが来てんのに、知らん顔出来る?仮に理由を付けて断ったとしても、末代まで言われるよ、政宗は母を見殺しにしたとかって。
これは徳川の援護射撃にもなるじゃん、それに何より俺は母を助けたい!だから、援軍を送る 以上。政景頼むよ!」
結果、留守政景を大将に最上に援軍を送り、劣勢だった最上軍は息を吹き返し、関ヶ原の終戦の知らせを受けた上杉軍は撤退して、最上軍は事なきを得た。
この時の政宗の決断は、今回のハンガリー戦を例にすれば、「はっ?何言ってんの?勝負ごとに時間稼ぎとかってあり得ないでしょ!つーかさ、うちら武士だよね!あんたら、サムライの魂をどっかに置き忘れてきたのかって?だいいちお金を払って見に来てくれている観客の皆さんはどうすんのよ?試合終了のホイッスルが鳴るまで1分1秒たりとも不甲斐ない戦いをするようだったら、この場で腹を斬れ!。」
(しつこいようですが、アタシ流の砕けた表現で書いてますんで念のため)(-_-;)
まあ、この時もどちらに転んでも叩かれたんでしょうし、大将は時には「情」を感じさせる決断と言うのも必要だということなんじゃあないでしょうかね。
さて、次回の対ベルギー戦では大将の西野監督はどんな決断を下すのでしょうか?
もう、なんだかんだ言っても応援するしかないでしょう!頑張れ、西野ジャパン!