君臨すれども統治せずって理想形!? | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。!(^^)!

 

さあて、キックオフまで2時間を切りましたね。今日の試合を見逃しては悔やんでも悔やみきれませんよ。

サッカーが救われるのは時間が決められているってことね。だから、遅くたって1時から2時には寝れる。

まあ、悔しくてストレスが溜まって寝れないか?嬉しすぎてのアドレナリン分泌で寝れないかは神のみぞ知るってことで、期待しましょう!

 

以前ブログに書いた西原恵理先生の「ことばの劇薬」と言う本にこんなことが書いてあった。

 

それは読者の質問に答える形式のエッセイだったんだけど、読者からの質問が「息子のエロ本を見つけてしまったんですが、指摘するべきでしょうか?」みたいな質問だった。それに対しての西原先生の答えが、「それは、見て見ぬふりをしてあげてください。年頃の男だったらある意味で正常な発育をしているとむしろ喜ぶべきことです。君臨すれども統治せず、思春期の男性に対してはこれが一番です。」みたいな表現をしていた。

 

う~ん、なるほど「君臨すれども統治せず」か。これって、あれですよねイギリスや日本のように王様や王族が国を治めていた国が民主主義国家に移行した際に、「国王なんてもういらな~い!さっさと出て行け~。じゃなかったら、首はねちゃおうか!」という恐怖政治ではなくて、「今までよくぞ、国を治めてくださいました。なんだかんだ言っても、国王陛下って偉いし、敬わないと国民にそっぽ向かれるよね。」ってなわけで、一応国王や天皇の立ち位置は残しておいて、実際の政治はうちら(国会)がやるから。って言う波風を立てずにうま~く、政権移譲した手法なのです。

 

よくよく考えてみると、会社にも同じようなことが当てはまりませんか?「落下傘社長」(親会社からの天下りで社長として派遣される人のこと)の会社の場合、なんか自分の存在感を発揮したくて変わったことをやり出すのね~。そんでもって、取り巻き(側近)があれやこれやと振り回される。当然、社員もいい迷惑だったりする。そんなんだったら、「君臨すれども統治せず」実際には社長だけれど、あれこれ言わずにとりあえず君臨してふんぞり返ってりゃあいいんじゃねえの?偉いんだし。それで会社が平和だってことはあなたのおかげで会社が上手くいっているってことなんだよ、たぶん。

 

なんでも、徳川幕府4代将軍の家綱は「左様せい様」と呼ばれていたそうです。老中がいろんな案件を上奏すると、「左様、せい」つまり、「イイんじゃな~い、その通り進めたら。」ってリアクションしか返ってこなかった。老中たちも内心は「こいつ、やる気あんのかよ?」って思った半面、「まあ、いいかうちらの好きなように進められるんだし。」ってな感じで政治は行われていった。不思議なことにこの「左様せい様」が亡くなるまでの治世は、問題も起きることなく平穏だったそうで、家綱は名君だったと後世では言われていたりする。まあ、老中たちが優秀だったという見方も出来ますけどね。

 

落下傘社長の場合も、自分の存在感を発揮することだけ考えるんじゃなくて、少しはこの「左様せい様」を見習ったらどうなんでしょうかね、まったく。

 

ちなみに、アタシは家庭では、もちろん!「左様せい様」です。いやね、この方が家庭は円満なんだってば。家庭の平和を守るのも、家庭の平和を乱すのも男なんですから。

 

でも、今の日本と言う国はダメダメだね。「統治」している側がもう、国民の信用を失っちゃってる。こんな奴らだったら、もうね、天皇陛下に直接日本と言う国を統治して欲しいくらいだわ。その方が、よっぽど国民が付いていくかもしれないよ。

 

卑弥呼が治めていた時は平穏無事で、男の王に引き継いだらまたおかしくなったという史実もある。

ここは、やっぱり女性の君主が待望されるってことかな。

 

さて、頼むぞ「八咫烏クン」ゴールを決められるかどうかは君の導きの神通力に掛かっている。!(^^)!