どうも、すこっちです。!(^^)!
今日は、昨日読み終わった本の紹介です。その本と言うのが、こちらです。↓
西原理恵子さんの「言葉の劇薬」っていう本です。
この本、たまたま立ち寄ったコンビニで立ち読みしていたら、なんかミョーに惹かれるものがあって衝動買いしちゃいました。西原さんといえば、「毎日かあさん」や「ダーリンは70歳」などの漫画家として知っている人も多いかと思いますが、最近では読者から寄せられたお悩み相談に答えるという作品もお出しになっていたようです。
今回、私が買い求めた本は前半は彼女が拾い集めた名言の数々を紹介する内容なんだけど、後半はその読者からの相談へのアンサーが主体となっている。
そんでね、この本の何が良いかって言いますと、とにかく西原センセーがこれでもかっていうくらい、本音でビシバシ斬っていくんですよ。これがなんとも、コカ・コーラ以上にスカッと爽快!なのです。
あんまし本音でズバリと言っちゃうもんだから、もー笑いが止まんないってところもあったり。
今の世の中じゃあ、やれ忖度だの隠ぺいだのシラを切り通すだのって、ホント日和見主義って言うのか風見鶏主義って言うのか、顔色を伺って言いたいことの三分の一も口に出さない輩がほとんど。
とは言え、みなさんも本当は言いたいんだよね、語りたいんだよね。そう、分かるよアタシも。だって、そんなことを書いているアタシだって会社では空気を伺って立ち回っているのもまた、事実だからさ。
ふだんは言いたいことを我慢しているけれど、いつかは「おい、おい、おい、てめえら~なぁ、いつまでシラを切るつもりなんだい、おてんとうさまが見逃したとしても、この金さんの桜吹雪がちゃあんとお見通しなんだぃ~!」って遠山の金さんの決めゼリフをぶつけてやりたいとおもってるんだよね。(あーあ、始まっちゃったよこの人の一人妄想が、、、。(-_-;)
まあ、最近の若い人たちには「桜吹雪」とか「金さん」って言っても、「???」なんでしょうけど、、、。
でも、そんな鬱屈しているみなさん、心・配・ご・無・用ですってば。
この本は、西原センセーがホント気持ちいいぐらい本音でズバズバとぶった斬ってくれます。
かなりハードコアな表現から、下ネタも全開です。でも、人間なんてもとは猿なんですから。本能的な部分っていくら、常識人の仮面をつけたところで、隠し通せるものでもない。逆に裸の付き合いっていうか、やっぱり本音で内角をえぐってもらった方が、スッキリするところってあるんと思うんです。
秀逸なのが、後半に出てくる読者の相談に答えるところね。いやーこれはなんだったら、立ち読みでもいいから読んでみて欲しい。「そう、そう、そう。そういう答えが欲しかったの!」って納得するような回答が次から次へと出て来ます。しかも、それが、みんなが言って欲しかったど真ん中のストレート!なのです。
しかも、アタシなんかは勉強になるなあ~と思うのが、そうしたズバリの本音を何かに例える比喩表現がまた、上手いんだよねぇ。これはねー、たぶん、これまでの人生で培ってきたもんだと思う。
毎日がモヤっとボールまみれというあなたには、スッキリ気分を味わえる一冊かもしれません。!(^^)!